世の中を視ていると、暗いニュースばかりですね。ニュースは視ないほうがいいのかもしれません。視るときは心の眼も開いて視ておかないと、自分が暗い空気に引き込まれていってしまいますね。
≪さてお互いの人生、いかに価値高く生きるか、という問題ですが、まず皆さん方、間違った考えをしていないかということです。つまり、自分の人生を価値高く活かすには、物質的に価値の高いものに恵まれなきゃ、自分というものを価値高く活かせないんじゃないかって思ってやしない?
自分の人生を価値高く活かすには、なにも、物質的なものに恵まれなきゃ、価値高く生きられないものじゃないんですぜ。
ところが、現代の人々は幸か不幸か、物質文化の時代に生まれている関係上、ただ目に見える物質的なものばかり大事にしてますよ。
生命というものを考える時にも、ただ、目に見える肉体さえ大事にしておれば、これ以外に生命はないように考えている人がだんぜん多いですよ。とかく現代人は、心の重大性というものを正しく認識していません。
ただ、目に見える肉体さえ大事にしておれば、なんていう考え方は、愚かな考え方ですけども、それを愚かとは思っていない。それがために忘れてはならない心の重大性が、とかく忘れられてしまってますよ。
それが嘘でない事実は、こういうことを考えてみてもわかるでしょう。
朝、目が覚める。一番先に何を考えますか?
心を考えるか、肉体を考えるか。たいてい肉体ですよ。
今日は仕事が終わったら、なにしてやろうとか、どこへ行こうとか、何を喰おうとか、何して遊ぼうとか考えていない?
今日一日、どんなことがあっても腹を立てまい、批判もしないぞ、気持も体も、できるだけイキイキとして勇ましく働くぞ、というような気持ちを持っている方がおられますか?
おられても一人か二人でしょう。それとも、ここにお集まりの皆さん方は偉いから違うかもしれませんな。よそじゃ、みんな「あれ喰おう、何喰おう」って人ばかりですがね…。(笑)
人生は何よりも一番先に、まず考えなければならないのは、心なんです。なぜかというと、月を見ても、花を見ても、仕事しても、遊ぶのでも、すべてそれを心が認識すればこその生き甲斐でしょう。
おわかりになりませんか。麻雀した、トランプした、面白いなあと思うのは、みんな心でしょう。おいしいものを食べて「ああ、おいしかった」と思うのも心で、肉体ではないでしょう。肉体が味わう感覚を、意識の中に思い浮かべるのは心の働きなんです。
うれしいのも、楽しいのも、辛いのも、悲しいのも、みんな心なんです。だから、もしも、人間に心がなかったらどうなるだろうか、ということを考えてごらんなさい。
人間に心がなかったら、よしんば万物の霊長として、秀れた働く肉体を与えられてあろうとも、それは庭のなかの石ころと同じになってしまうんですよ。
『君に成功を贈る』 中村天風 著
医学に通じ、ヨーガを体得し、波瀾万丈な人生を送られた中村天風さんの言葉には、日々の生活を送るなかでハッと気づかされることが多いです。
心はどこにあるのか、私は人間をつくる細胞の約60兆すべてにあると感じます。それを統合するのが脳であるんではないかと思います。
どうせ、一日を過ごすなら、心は、楽しく 嬉しく ありがたく 喜んで あたたかく 過ごしたいものです。そうすれば、自分に起こるすべての出来事に、不平不満なく対応できるのではないかと思うのです。
今日もまた、笑顔でたやさず、心が充実した一日を過ごしていきたいですね
二葉鍼灸療院 田中良和
≪さてお互いの人生、いかに価値高く生きるか、という問題ですが、まず皆さん方、間違った考えをしていないかということです。つまり、自分の人生を価値高く活かすには、物質的に価値の高いものに恵まれなきゃ、自分というものを価値高く活かせないんじゃないかって思ってやしない?
自分の人生を価値高く活かすには、なにも、物質的なものに恵まれなきゃ、価値高く生きられないものじゃないんですぜ。
ところが、現代の人々は幸か不幸か、物質文化の時代に生まれている関係上、ただ目に見える物質的なものばかり大事にしてますよ。
生命というものを考える時にも、ただ、目に見える肉体さえ大事にしておれば、これ以外に生命はないように考えている人がだんぜん多いですよ。とかく現代人は、心の重大性というものを正しく認識していません。
ただ、目に見える肉体さえ大事にしておれば、なんていう考え方は、愚かな考え方ですけども、それを愚かとは思っていない。それがために忘れてはならない心の重大性が、とかく忘れられてしまってますよ。
それが嘘でない事実は、こういうことを考えてみてもわかるでしょう。
朝、目が覚める。一番先に何を考えますか?
心を考えるか、肉体を考えるか。たいてい肉体ですよ。
今日は仕事が終わったら、なにしてやろうとか、どこへ行こうとか、何を喰おうとか、何して遊ぼうとか考えていない?
今日一日、どんなことがあっても腹を立てまい、批判もしないぞ、気持も体も、できるだけイキイキとして勇ましく働くぞ、というような気持ちを持っている方がおられますか?
おられても一人か二人でしょう。それとも、ここにお集まりの皆さん方は偉いから違うかもしれませんな。よそじゃ、みんな「あれ喰おう、何喰おう」って人ばかりですがね…。(笑)
人生は何よりも一番先に、まず考えなければならないのは、心なんです。なぜかというと、月を見ても、花を見ても、仕事しても、遊ぶのでも、すべてそれを心が認識すればこその生き甲斐でしょう。
おわかりになりませんか。麻雀した、トランプした、面白いなあと思うのは、みんな心でしょう。おいしいものを食べて「ああ、おいしかった」と思うのも心で、肉体ではないでしょう。肉体が味わう感覚を、意識の中に思い浮かべるのは心の働きなんです。
うれしいのも、楽しいのも、辛いのも、悲しいのも、みんな心なんです。だから、もしも、人間に心がなかったらどうなるだろうか、ということを考えてごらんなさい。
人間に心がなかったら、よしんば万物の霊長として、秀れた働く肉体を与えられてあろうとも、それは庭のなかの石ころと同じになってしまうんですよ。
『君に成功を贈る』 中村天風 著
医学に通じ、ヨーガを体得し、波瀾万丈な人生を送られた中村天風さんの言葉には、日々の生活を送るなかでハッと気づかされることが多いです。
心はどこにあるのか、私は人間をつくる細胞の約60兆すべてにあると感じます。それを統合するのが脳であるんではないかと思います。
どうせ、一日を過ごすなら、心は、楽しく 嬉しく ありがたく 喜んで あたたかく 過ごしたいものです。そうすれば、自分に起こるすべての出来事に、不平不満なく対応できるのではないかと思うのです。
今日もまた、笑顔でたやさず、心が充実した一日を過ごしていきたいですね
二葉鍼灸療院 田中良和
今、ヨーガの勉強をしながら、自分のつまづいてきたきっかけを考えると、自分の外側のことばかりに気になって比較したり、心が急いていたりとグルグル同じところを回っていました。少しずつ、その気づきを元に自分の心を確認しながら精進していきたいと思います。
あと、先生、わたし、とうとう便器に手を突っ込み始めました!(笑)
今、トイレ掃除を始めて10日間ほどになるのですが、最初は便座や床など、いつもどおりに拭いていたのですが、毎日やっていると一人暮らしではそう汚れるものでもなく、日に日に新しい汚れを探すようになり、つい「えいっ!」と水の中に手を突っ込みました。そして、その奥をゴシゴシこするとかたまりのような感触が!なんか、宝物を発見した喜びと水が一気によごれてうわーーーーー!!!っていう不快感ととっても複雑な気持ちになりました
毎日手を突っ込むのにはまだまだ勇気が足りませんが、続けていきたいなぁ~と思います。
コメントありがとうございます。
体と心は繋がっていますね。そして、体の声に耳を澄ませ、そこから心を調整していく。そんな方法にヨーガはいいと思います。これからも続けていって、自分の生活に活かしていってください。
目に見える汚れは気を配らなくても、掃除をすればきれいになるのですが、目に見えない所や、便器の中の汚れが強い部分は、汚れているのを気づかないし、気が進まないんですよね。最初は。
私も初めはそうでしたよ。私は便所掃除を始めて2年が過ぎました。運動のように、やらないと何かやり残したような気がするんですね。
初めいくら掃除していてもなかなかアンモニア臭がとれなかったんです。そこで、思い切って中に手を突っ込んで、目に見えない所を触って「ここかな~」と掃除を続けたところ、今やニオイはしなくなったのでした~。それにツルツル~って感じです。
そう!お宝発見!みたいな感じですかね。宥伽さんが感じている不快感は、今後、快感に変化していきますよ。その快感は、心を気持ちよくさせて、何か充実した気分にもなるんで~す。
いっしょに、頑張って便所掃除やり続けましょう!!