お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

収穫の秋

2008-10-06 01:08:04 | 実験室
街路樹の木々も色づきはじめましたね。
収穫の季節です。
今年は、ちょっと気合いを入れていろいろ煮てみようか・・・
とおもっていますが、いろんな果物が次々でてくるので、
大忙し。

まずは、花イチジク。フレッシュでも食べられるタイプですね。
子供の頃、家の庭にあってかぶりついた記憶のあるかたもいらっしゃるのでは?
残念なことに、家の実家にはありませんでした。
イチジクの美味しさを知ったのは、大人になってから・・・
というか、最近でしょうか。味覚も進歩するのか、ただ年をとったのか?!

湯むきして煮ると、こんな綺麗なピンク色になりました。
ババロアをつくって、お友達に試食してもらったら、なかなか好評。
(家では、酷評でしたが・・・)もう少し、改良して、メニューにしますね。

こちらは、洋ナシのワイン煮。バートレットです。

ラフランスは実がやわらかくて、煮くずれしやすいとのことだったので、
シーズンが短いバートレットを朝市で大量買い。早速、コンポートに。
洋ナシは実が大きいので、大鍋総動員(といっても2つしかない)で煮ました。

びんにつめたら、結構はいりました。
シロップとコンポートでゼリーをつくったらおいしかったですよ~。

バートレットのシーズンは終わりですが、これから出るバラード
と言う種類はバートレットに似ているので大丈夫かと思います。
また、ラフランスも、シーズンの終わりの小さい物などは
追熟させても結構固めなのでいいかも。

つづいて、こちらは左から、
栗の甘露煮、イチジクの甘露煮、イチジクのワイン煮。


甘露煮にするのは、小さめの青いイチジクですが、
スーパー主婦によるとやはり、全体が青いのは若いせいか、皮がかため。
ヒップがちょっと色づいた位の方が、柔らかくふんわり炊けるとのこと。
ピンぼけしてしまいましたが、今回は農家直送の新鮮なイチジク。

ちょっと割れていて、煮るのはちょっと・・・
と思われる1つをほおばったら、何ともいえない美味しさ。

こちら、甘露煮。イチジク1キロに対してお砂糖は300g位。

最初に砂糖をからめてしばらくおいて水分を出し、弱火でことこと。
しばらくおいて、再度煮返すとふっくら煮えますね。
今回はきび砂糖を使ってみました。
昨年初めて煮たので、煮上がってもいまひとつ自信がありませんが、
こんなもんで良いのでしょうか、師匠?

こちらも、農家直送の新鮮な栗です。
熱湯につけて、皮を剥きやすくしています。


こちらが、皮をむいたところ。
結婚したてのころ、なぜか買って、
しまい込んでいた栗坊主(栗剥きはさみ)が大活躍でした。
この、作業をすると、栗ご飯の有り難みがましますね~。

栗も昨年は栗クリームと渋皮煮をつくりましたが、
甘露煮ははじめて。
ちょっと油断して、火が強めになってしまったせか、
かなり煮くずれれてしまいました(泣)。