天一茗茶のスタッフではない
上海の天山茶城は、自宅からさほど遠くないお茶の市場で百件以上の店が並んでいる。この中の「天一茗茶」とは、この店が出来てからの付き合いなので、もう十数年になる。スタッフは全員が福建省から来ている人達で、毎回ここで好きなお茶を試飲し一時期は毎月通っていた。この店はとても信頼出来る店で、冷蔵庫に保存してある大きな袋のお茶を試飲し、その袋のお茶を量り売りしてくれる。私が中国茶に詳しくなったのは、この店の老板の林先生のおかげ。今回は日本に帰国する前のお土産用にお茶を買いにきたのだが、老板は留守でその息子が対応してくれた。今回は1回の分量8gずつ真空パックしてもらったので、その間は私のアシスタントが茶芸師に。この天一茗茶に辿り着く前までは、苦い経験もした。ひどい店は試飲したお茶と買った中身が違う店や、客の人種で値段が違ったりする事がよくあったのだ。
この日のお茶は、福建省の鉄観音(今年の新茶)と武夷岩茶の大紅袍だ。私が撮影で関わった烏龍茶は、潮州の鳳凰単叢だが福建省の茶とはまったく違う。どちらが美味いかと聞かれたら、答えるのはとてもむずかしい。ただ、香りでいうなら鳳凰単叢の花のような香りが好きだ。潮州の鳳凰単叢の茶畑ブログは、コレとコレ。
私が好きな中国茶は烏龍茶とプーアール茶と白茶で、緑茶は日本の方が好きだ。
茶の話を書くと長くなるので、本日はこれにて終了。
★X-H1+Panclar50mm f2