相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

室町時代起立の「日天山宝泉禅寺」

2022-09-26 09:30:31 | 寺院
厚木市上依知に 厚木市三田「清源院」の末寺である曹洞宗寺院「日天山宝泉禅寺」は鎮座している。縁起によれば室町時代の後期、文明18年(1486)に起立。その当時<「松涛林宝泉寺」ともいわれていた。堂宇を建立したのは宗珍和尚(曽我の小林平馬の弟)である。本尊は釈迦牟尼仏。当寺にも「不許葷酒入」の石柱あり。寺号標からの参道には石灯篭、「六地蔵」が並び、その前方に構えられた「山門」(1832年建立)より入山すると境内正面には山裾に沿って横長に平成13年改修された入り母屋造り「本堂」「客殿」「庫裏」の諸堂が建ち並んでいる。また本堂横には「観音堂」、山門左横には「宇賀神社」「白山神社」の境内社がある。山門右には大慈観音と水子地蔵像が建っている。当地は周囲万木千草地であり松が繁り静寂な寺域を創出している。彼岸花も咲きお彼岸の墓参りに数名が訪れていた。(2209)
 
 
 
 
 
 


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「県立座間谷戸山公園」で珍しい「ナツメ」を見つけた!!

2022-09-26 07:33:03 | 公園・庭園
座間市入谷に谷戸に貴重な動植物が保全され自然観察や里山の環境を体験できる「県立座間谷戸山公園」はある。31haという広大な園内にはパークセンター、「里山体験館」、湿生生態園、水鳥の池、野鳥観察小屋、湧きみずの谷、野鳥の原っぱ、昆虫の森、森の学校、クヌギ・コナラ、シラカシ、スギ・ヒノキ観察林、伝説の丘などが巧みに配置されている。里山体験館傍の斜面に植栽されている一本の「ナツメ」の木が赤い実をつけ始めた。南ヨーロッパ及び西方アジアを原産とするクロウメモドキ科の落葉樹。日本に自生はないが、大和地方の古代住居跡から種子が出土しており、相当古い時代に中国を経て渡来したとされる。日本でも万葉集に登場するほど親しまれた植物である。ただ棘があり扱いにくく近年では公園や庭園で稀に植栽されている。開花は6~7月で葉の付け根にライトグリーンの小花を咲かせる。小さくて見分けにくいが、一本の同じ木に雌花と雄花が咲き、雄花では雄しべが目立つ。花が終わると長さ20㎜1ほどの楕円形の果実ができ、秋の今頃になると紅褐色に熟す。種が多くて食部分は少ないがリンゴ風味があり生食できる。(2209)
 
 
 
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