小田原は「蒲鉾」と「梅」が名産である。梅のメインは「曽我梅林」で約3万5千本の梅の木が植っている。2月には「小田原梅まつり」が開催される。 小田原城址公園は天守閣や銅門、常盤木橋周辺に約250本の梅(十郎、白加賀 他)が植栽されシーズンになると鑑賞客と観光客と多くの人で賑わう。今月は「ハナショウブ」と「あじさい」が先き添い祭りも開催された。菖蒲田の側に植栽の梅木に今、大きな「梅の実」がつきはじめている。梅実は花に受粉されなければ出来ない。その為に梅畑のあちこちに蜂箱を置き、ミツバチで受粉させる必要がある。ミツバチが蜜を求めて飛び回りながら受粉を行うが、蜂が飛んでくれる条件は難しく天候・気温・風などに左右される。自然環境によって受粉の割合が変わってくる。梅花が散った後には受粉した小さな梅の実が出来て、3月から5月にかけだんだんと温かくなる日差しを浴びながら、梅の実も大きくなって間もなく収穫されるのかも知れない。(2506)




