相模原市南区新磯野に大規模集合住宅「相武台グリーンパーク」はある。商店街の一画に「じゃぶじゃぶ池」がありその周辺に50匹ほどの「ミニ鯉のぼり」が掲揚され風にゆらゆらと揺れ泳いでいる。間もなく「端午の節句」。由来は、毎年5月5日に「男の子の誕生」を祝うと共に、その健やかな成長を祈る行事である。古代中国では月と日に同じ奇数が重なる日を忌み嫌い、その日には邪気を祓う様々な行事がある。「端午」とは「はじめの午の日」を意味する。もともとは特に5月に限った日ではなかったが、午の日の「ウマ」という字は「ゴ」とも読むため、「ウマ」という字の音が五月五日の「五」、数字の「五」の音と混同されていたことからその影響を受けた日本も、五月五日に端午の節句として厄除けの儀式を行うようになったらしい。



