相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

磯部に幕末期の擬洋風建築「旧中村家住宅」

2018-10-11 14:40:37 | 建造物
相模原市南区磯部勝坂に唯一現存する幕末期の擬洋風建築で国登録有形文化財指定の「旧中村家住宅」と「長屋門」はある。中村家は長屋門に架かる「中村歯科」の看板とおり歯科医で、屋敷内の主屋と長屋門の間に歯科診療所がある。この住宅は鎌倉大工の石井勘五郎が10年の歳月を掛けて創った。建築当初は3階建であったが関東大震災後3階部分は取り除かれ2階建てとなった。木造平屋建ての黒褐色をした重厚な「長屋門」より敷地に入ると主屋の外観は和風のイメージでまとめ屋根は青い瓦、2階外壁は白の「海鼠壁」となっている。洋風の要素として軒を曲線の白漆喰で塗り込め正面に縦長の窓を配するなど和洋が見事に折衷、調和した美しさである。宅地面積内1869㎡内に1階部分は整形四間取とし、西側に「げんかん(玄関)」、「どま(土間)」があり、「武台」の間に「しきだいのま(武台の間)」、「ちゃのま(茶の間)」、「きゃくざしき(客座敷)」、「ぶつま(仏間)」、「なんど(納戸)」、「おかって(お勝手)」という「主屋」となっている。(1810)













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「JAXA相模原キャンパス特別公開」へ行ってみた!!

2018-07-27 15:07:38 | 建造物
宇宙を身近に感じる「JAXA相模原キャンパス特別公開 2018」が7月27日(金)・28日(土)の2日間にわたって公開されている。会場は夏休みの子供たち、家族連れで大賑わいで昨年は15000人が訪れたという年に一度の人気の企画である。しかし明日は台風12号が関東か東海を直撃予想、開催が危ぶまれるため今日訪問。JAXA相模原キャンパスでは7つの会場に分かれて日頃は見学できない施設の公開や最新の衛星やロケットの展示、研究、実験、エネルギー、ロボット、火星&月な着陸機、人工オーロラなど子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん紹介されている。特にはやぶさ2のリュウグウ探査開始の会場は見学者で溢れていた。またキャンパス野外には「M-Vロケット実機模型」と「M-3SIIロケット原寸模型」が展示されておりその余りの大きさに驚かされてしまう。入場時「JAXA オリジナルバック」を無料配布されていた。(1807)














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川崎市立民家園唯一合掌造りの「山下家住宅=白川郷」

2018-05-31 17:03:06 | 建造物
川崎市多摩区枡形生田緑地内に急速に消滅しつつある古民家を永久保存を目的に昭和42年に開園した古民家の野外博物館「川崎市立日本民家園」はある。東日本の代表的な民家、水車小屋、船頭小屋、高倉、歌舞伎舞台など25件の建物を展示している。この25件全てが国・県・市の文化財指定を受け、民家に関する民俗資料も収蔵する日本を代表する古民家の野外博物館の一つである。園内の丁度真ん中に大きな民家園唯一の白川郷の合掌造民家「山下家住宅」(神奈川県指定重要文化財)がある。この住宅は岐阜県大野郡白川村長瀬の所在の農家で典型的な白川系の合掌造り、切妻造、一重三階、茅葺で19世紀前期建築である。1階にはそば処の「白川郷」がある。(1805)








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GW公開中の「神奈川県庁本庁舎」内部へ潜入

2018-05-06 14:04:32 | 建造物
横浜市中央区日本大通りに聳える「神奈川県庁本庁舎」。GWの3日間限定で公開中の「キングの塔」の愛称で親しまれている「神奈川県庁本庁舎」へ潜入してみた。昭和3年(1928)に建造、関東大震災で焼けた県庁本庁舎に代わる4代目の庁舎で知事が執務する現役の庁舎としては大阪府庁本館に次いで全国で2番目に古い建物である。軒高22.6m、塔高48.6m、5階建て地下1階。日本趣味のある洋風建築で1920年代から1930年代頃に流行したアール・デコ様式の装飾が各所に取り入れられている。横浜のシンボル的存在であり横浜三塔の一つ「キングの塔」と呼ばれ、平成8年には国の有形文化財として登録された。この期間普段見られない「知事室」、「旧貴賓室」と「旧議場(大会議場)」、5階の「本庁舎歴史展示室」、そして「屋上」へ上ると横浜港、MM21の素晴らしい異国情緒漂う景色を一望できる。玄関前ではゆるきゃら大集合、屋台も出て大混雑であった。外観は表面に溝を刻んだスクラッチタイルと独自の幾何学的な装飾模様が特色のライト様式が醸し出す風格のある建物は日本様式と洋風建築が融合した荘厳さと重厚の中にモダンさを持ち合わせている建造物である。(1805)




知事室


大会議室


貴賓室




キングの塔


屋上からの眺望
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横浜市指定文化財「横浜開港資料館旧館」

2018-04-17 10:40:52 | 建造物
横浜市中区大桟橋通と日本大通に挟まれた場所に昭和6年(1931)英国工務省の設計&建築の「英国総領事館」であった「横浜開港資料館旧館」はある。この建物は鉄筋コンクリート造3階建で一部地下造り、銅版屋根をもつ邸館風健築で古典主義建築である。「英国総領事館」は1階は執務室、2階は事務官2世帯の住宅、3階は使用人の住居という設計で建てられた。しかし昭和47年(1981)に横浜における業務が終了昭和56年(1990)に「横浜開港資料館」として開館した。海岸通りに面した部分には商館倉庫風デザインの新館が建っており、中庭を挟んだ奥に壮麗で優雅な旧館がある。旧館東側(通用口)の壁面にはツタの葉が一面を覆っている。横浜開港資料館旧館は横浜の歴史に関する資料を収集し閲覧・展示・出版など公開する施設として横浜の歩んできた歴史を資料を通して次世代に伝えていく「近代横浜の記憶装置」の役割を担っているようである。(1804)






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