相模原市立桜台小学校内の空き教室を利用し地域住民の文化交流の場として2006年に開館した「桜台美術館」がある。その美術館において本日(5/24)の午前10時から午後3時まで俳優で画家の「左時枝さんの油絵展」が開催された。左さんが「生きる」をテーマに花を色鮮やかに描いた大きさ100号に及ぶ大作油絵数十点展示された。彼女の画歴はもう20年超えにも及び枯れる少し前の白いボタンを描いた「もうすぐ黄昏時」は文部科学大臣賞を受賞した。左さんの作品の構図、特徴は故郷の富山県のチューリップ、クリスマスローズ、バラ、アマリリスなどどれも花の中心部にぐっと迫ったものばかりである。左さんと幼馴染の同館実行委員長の竹内祥子さんの話では左さんは年に3枚か4枚しか描かないという。「左さんにとって絵を描くことはライフワーク。左さんの視点には毎回驚かされているので、よく見てほしい」と話してくださった。一作品、一作品に彼女の「花の命」に対する愛おしみが込められている。(2505)






