小田原市栄町4丁目、大工町交差点、車通り道から脇道に逸れた住宅街の一画の広い敷地に「路地裏の教会」と呼ばれている「カトリック小田原教会」がある。10mほどの緑色に近い青銅色の塔がひときわ目を惹く美しい教会である。当の右側にはミサを行う広い部屋がある白壁に赤い屋根の2階建ての美しい教会の建物がある。「カトリック小田原教会」は昭和6年(1931)に献堂され90年近く経過しているが創建当初の姿のままで現在も飾らない美しさと安らぎに満ちた木造建築の教会堂は管理がよく外観だけでも見る価値がある歴史的建造物である。教会はすべての人に開かれた祈りの空間、誰でもいつでも、心静かにお祈りすることができるとある。カトリック教会は、ローマ教皇を最高指導者として全世界に13億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派。その中心をローマの司教座(聖座、ローマ教皇庁)に置くことから「ローマ教会」あるいは「ローマ・カトリック教会」とも呼ばれる。先月21日フランシスコ教皇が亡くなられた。(2505)




