相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「次大夫堀公園民家園」の「旧秋山家住宅土蔵」

2021-08-31 17:25:49 | 建造物
世田谷区深沢にある「秋山家」は母屋の周辺の樹木は「秋山の森」と呼ばれる屋敷林を有している名家である。 母屋は大正4年築で、茅葺のセガイ造りである。農家としての歴史を語る建築物である。秋山家屋敷の入り口脇に建っていた外倉で穀倉として使用されていた土蔵で内部に文政13年(1830)頃の祈祷札が打ち付けられておりこの頃に建築されたと推定される。火災に強い構造となっている頑丈な蔵である。桁行3間(5.4m)、梁間2間(3.6m)、土蔵造、切妻造、茅葺である。内部は見学休止のため見れないが穀倉であることから害虫や湿気の対策として内部の床と壁には板が張られている。「旧安藤家」の敷地内には旧安藤家の「外倉」という設定で「旧秋山家住宅土蔵」(マップ2番)が復元された。昭和56年7月に世田谷区指定有形文化財(建造物)に指定された。(2108)
 
 
 

 


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新磯野「グリーンパークの雨水池」に「サギ」が訪れた!!

2021-08-31 10:55:56 | 野鳥
相模原市南区新磯野にマンモスGPマンションの敷地内に降った雨水を貯蓄する「雨水池」がある。広さは400㎡ほどあり通常雨水が引いた半分は広場&グランドとして使用されている。半分は雨水池として冬場に時折「カモ」が数十羽やってきて雛を孵している。今日そばを通ると一羽の大きい「アオサギ」が雨水池に着水してくれた。しばらく動きを止め池の中で休息中。しばらくすると捕食の動きをしそうである。撮影の機会到来と早速フォーカスしてみた。これぞ一鳥一会、旬撮。(2108)
 
 
 
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「次大夫堀公園民家園」で最も大きい「旧安藤家住宅主屋」

2021-08-31 07:27:07 | 建造物
世田谷区大蔵にあった「安藤家」は区内最大規模の茅葺農家で江戸後期(天保5年=1834)頃から二代に亘って旧大蔵村名主を務めた家柄である。農家と名主の役宅の機能を兼備えた主屋である。民家園の中でも「旧安藤家住宅」(マップ1番)はひときわ大きく、桁行13間(24.0m)、梁間5間(9.2m)、寄棟造、茅葺と堂々とした建物である。間取りは正面から見て式台の右が「役宅」、左が「日常生活」の場と分けられている。役宅部は式台に続く「ゲンカン」と役人の接待などに用いられた「ハチジョウ」と「ジュウニジョウ」で構成されている。特に「ハチジョウ」は床、付け書院、違い棚を備えた上座敷である。「ゲンカン」と「ジュウニジョウ」の間にある「ジュウジョウ」は名主としての「執務部屋」である。日常生活の場である左側の部分には二つの「ナンド」、「ヒロマ」、「ダイドコロ」、「ドマ」等がある。「ダイドコロ」の隣にある「ナンド」には中二階が設けられ使用人の寝室として、奥の「ナンド」は家族の寝室として使用された。「ヒロマ」は居間及び日常の接客に使用された。「ヒロマ」には押板が設けられている。6DK以上である。移築に当たっては明治年間の絵馬を参考に主屋から続く内倉や糸場、役宅から眺める庭、表門などかつての安藤家の屋敷配置を忠実に再現、養蚕を行っていた明治期の姿を復元した。平成5年4月に世田谷区指定有形文化財(建造物)指定された。同敷地内には「秋山家の土蔵」もある。「表門」は安藤家所有の「薬医門」(指定文化財)のレプリカである。その右側には「高札場」も設けられている。(2108)
 
 
 
 
 
 

秋山家の土蔵(マップ2番)
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つる性植物の「ハツユキカズラ」の葉模様!!

2021-08-30 13:57:18 | 
今、公園や個人のお家の生垣やフェンスに絡ませることでよく見かけるのが「ハツユキカズラ」(初雪)である。日本、朝鮮半島が原種、キョウチクトウ科、テイカカズラ属。この花木はテイカカズラの園芸品種で葉は小さく、新葉にピンク色と白の不定形の斑が入る姿が美しい人気のつる性植物であることから「ハツユキカズラ」と名が付いた。これこそ「観葉植物」かもしれない。成長がゆっくりでコンパクトにまとまるので寄せ植えやハンギングバスケット、グラウンドカバーに重宝がれる植物である。斑は成長とともに変化し、新芽が出たときは濃いピンク色から次第に薄くなり、さらに進むと緑色の地に白の斑点となり、やがて緑一色となる。開花期は5月中旬から6月中旬にかけて小さくて白い可愛らしい風車の様な花を咲かせる。花はあまり目立たないがかわり秋から冬に紅葉する姿が美しい。とにかくカラフルな植物で9月18日の誕生花でもある。花言葉は「化粧」、「素敵になって」のようである。今はその名残りの葉姿、葉色の変化を楽しむのが魅力である。(2108)
 
 
 
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「相模原麻溝公園」では「センニチコウ」がビー玉のような苞を披露中!!

2021-08-30 11:06:40 | 公園・庭園
相模原市麻溝に四季の花が絶えない、特にアジサイとクレマチスの名所である「相模原麻溝公園」はある。夏季に咲く花は限られ少ないが、今花の谷の一角にある花壇でまるでビロードのような「センニチコウ」(千日紅)が美しく輝くように咲いている。「センニチコウ」(千日紅)はヒユ科のセンニチコウ属の花、実際見ているのは花ではなく苞である。一年草だが暑さと乾燥に強く、日本の夏に適した性質を持っていて、長期間咲き続ける。15~70cm程度、開花期は5月~11月、花色は白、赤、ピンク、黄、紫と多く、庭や花壇、鉢植えで育ち、切り花としてよく仏壇に飾られる。フラワーアレンジメントに不可欠の花で色が褪せない苞の部分はドライフラワーとなる。名前のとおり千日も色が変わらないことから、「色褪せぬ愛」、「不朽」という花言葉を持っている。(2108)
 
 
 
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