相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

咲き始めた秋の七草の筆頭格「ハギ」をクローズアップで!!

2021-07-31 14:30:12 | 
今月23日から開幕したオリンピックも中盤、今日で7月も終わりで連日35度を超える猛暑~酷暑の今夏、急増する熱中症とコロナ感染拡大のダブルパンチに日本列島は悶絶戦々恐々としている。そんな中、自然界の植物、花は秋の気配を感知、察知しているようで近くのマンモス集合住宅の歩道の一角に植栽されている秋の七草の一つで筆頭格の「ハギ」がしなやかな枝に赤紫色の可憐な気品のある花姿を披露し始めている。「ハギ」の仲間は種類が多くその中で最も多いのが「ミヤギノハギ」と「ヤマハギ」である。初夏に咲くハギに「サミダレハギ」、「ナッハギ」がある。「萩」は「万葉集」「古今集」に多く詠まれ、古くから日本人に親しまれてきた花である。萩には「秋」が入っており秋に咲く植物ということに由来する。「萩」が開花する頃は稲や粟そして稗などの収穫期に重なる。豊かに咲きこぼれる「萩の花」は「豊穣の秋のシンボル」とされてきた。地に枝垂れる様に咲く可憐なハギにそつと近づいてみた。(2107)
 
 
 
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「相模原麻溝公園」では「アメジストセージ」が開花の序章!!

2021-07-31 07:59:59 | 公園・庭園
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。西側クヌギゲートより入った「森の木展望台」の前に広がる「芝生広場」とイベント広場を仕切る様に植栽されている「アメジストセージ」(サルビア・レウカンサ)が早くも紫色の花穂をつけ始めている。例年だと8月中旬以降にシルバーグリーンの葉と紫色の花が美しい植物であるが今年は早いようである。この「アメジストセージ」は中央アメリカ原産、シソ科、半常緑多年草ハーブに分類される植物である。葉は細長く緑色で、葉脈が目立つ。紫の花は萼片でフェルトかビロード生地のような質感の部分は花ではなくガクで、花はガクから突き出すようににょっきりと白や淡桃、赤紫の小さ花をつける。9月近くなると鮮やかな紫色の花が風に揺れるように咲く姿は美しい。花の少ないこの時季、寒い冬が到来するまで咲き続ける「アメジストセージ」を旬撮&挑撮。(2107)
 
 
 

昨年の開花




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相模国一之宮、八方除けの守護神「寒川神社」

2021-07-30 07:57:13 | 神社
高座郡寒川町に「相模国一之宮」と称され正月三が日には40万人が参拝する古社、全国唯一の八方除守護神を祀る「寒川神社」は鎮座している。創建(伝)は1600年の社歴を有する。御祭神は「寒川比古命」と「寒川比女命」の二柱である。古くは鎌倉幕府朝廷をはじめ、後北条氏、源頼朝、武田信玄、徳川家代々の篤い信仰を受け続けている。現在は八方除の限りない御神徳をと全国各地から崇敬者が集まる。相模線「宮山駅」より徒歩十数分の左手に架けられた「神池橋」、「太鼓橋」を渡ると石畳の長い参道が続く。両側には皇室関係の植樹記念板が目を惹く。手水舎で清めると右手に重層造りの「神門」(平成5年竣工)がある。その右奥に「社務所」、納札殿、客殿がある。「神門」を抜けると正面には大社としての美麗、荘厳な総檜造りの「本殿」(平成9年大改築)がある。本殿には「東西翼殿」が繋がる構造となっている。また両側には神門と本殿を「東西回廊」で繋げている。古代より鎮座する古社、相模国唯一の延喜式内社=明神大社に相応しい格式の高さが窺える。(2107)
 
 
 
 
 
 
 
  
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ピンクと白の「フヨウ」の花との一会!!

2021-07-29 16:40:46 | 
村富相武台線(県道507号)沿いの相武台団地近くで美しいピンクと白の大輪の花を披露中の「フヨウ」と出会った。「フヨウ」はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス、ハイビスカス属)の落葉低木。中国が原産とも言われる。和名は「芙蓉」。ハイビスカスと良く似ていて南国の花と言うイメージが強く夏を代表する花木の筆頭に挙げられるほど親しまれており、日本では古く(室町時代頃)から観賞&栽培されてきた。近縁種に「ムクゲ」があるが、一般的には雌しべの先が上向きに曲がっているのが「フヨウ」、まっすぐなものが「ムクゲ」と区別する。来月には午前と午後に酔ったように色を変える「スイフヨウ」(酔芙蓉)も咲き始める。猛暑日が続く毎日、この花は一服の清々しさを感じさせてくれる存在である。(2107)
 
 
 
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「相模原麻溝公園」の「サルスベリ」の花!!

2021-07-29 08:08:13 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝に広大な芝生広場、グリーンタワー、アスレチック広場、ふれあい動物園の施設をそなへ、四季の花の中でも「クレマチス」と「アジサイ」の名所となっている「相模原麻溝公園」はある。夏真っ盛りの今の時期は花は希少であるが、センター広場から花の谷に降りるスロープに植栽されている「サルスベリ」がピンク色の円錐花序を咲かせ見頃を迎えている。中国南部原産のミソハギ科、サルスベリ属で夏から秋まで開花期間が長い落葉樹で公園や街路樹でも多くみられる。木の表面がつるつるしており猿も滑ることから名づけられた。開花期は7~10月、花色はピンク、赤、白である。開花期間が長く「百日紅」とも呼ばれる。枝の先端に円錐花序を作って縮れた6枚の花弁、6裂する萼の花を咲かせる。ピンク色だけにひときわ目につく花木である。(2107)
 
 
 
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