相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

白衣観音が微笑む「大船観音寺」の伽藍 

2016-09-30 16:35:05 | 寺院
大船観音寺」のシンボルはなんといっても「白衣観音」と呼ばれる「大船観音」だが、当寺には観世音菩薩の白毫から放たれる光明は生命あるすべてのものに慈しみを与えるとされる「慈光堂」(正月3日だけ平安時代後期に作られた一木造りの 聖観音立像が開帳)や原子爆弾による犠牲者を弔う「原爆被災祈念碑」、「戦没慰霊碑」など第二次世界大戦による犠牲者を弔う「碑」や「地蔵尊」などが建ち並ぶ。その他、修行僧が照心古教する所から講習法要の場となっている「照心閣」や住職の居室と客間である「絶海庵」、「鐘楼堂」がある。観音山に位置し樹木と花に包まれた静寂さと見晴らしの素晴らしさは当寺ならではのものである。(1609)










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「平成28年度座間市民芸術祭」の「絵画展」を鑑賞して!!

2016-09-30 13:43:14 | 写真&絵画&造形展
やっと秋らしくなり、ここ座間市では恒例の「平成28年度座間市民芸術祭」が9/17から始まり「市民音楽祭」と「山野草展」は終了。。その中の一つ9/29から「絵画展」(10/2まで)がハーモニーホール座間一階ギャラリーにおいて開催されている。2部屋に油絵が20点、水彩が31点、パステル、墨絵、デッサン、山水画、日本画各1点全部で60点近く展示されている。風景、人物、寺院などが画題で構図と言い色使い、繊細なタッチで描写され力作ばかりである。またもう一部屋では「工芸・生活美術展」も行われている。この芸術祭は11月末まで「いけばな展」、「吟道大会」、「さつき盆栽展」、「謡曲発表会」、「囲碁大会三曲発表会」、「民踊・銭太鼓発表会」、「菊花展」、「文芸展」、「座間の歴史展」、「茶会」、「入谷歌舞伎公演」、「将棋大会」、「民謡大会」、「書道展」、「市民音楽祭 」、「写真展」が順次開催される。(1609)













工芸・生活美術展


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玉縄城北条氏の菩提寺となっている「陽谷山龍寶寺」

2016-09-29 13:07:05 | 寺院
鎌倉市植木に玉縄城北条氏の菩提寺として栄えた曹洞宗寺院「陽谷山龍寶寺」はある。創建は文亀3年(1503)。玉縄城主三代目の北条綱成が山居に天文年間(1532~1554)に建立の瑞光院が前身である。本尊は釈迦牟尼佛。フラワーセンターの正面入口前の道をまっすぐ北西に進み龍宝寺トンネルを過ぎてすぐ右手に茅葺の「山門」が構えられている。「山門」を抜けると五山レベル匹敵するほど広い境内には「玉縄幼稚園」や「国指定の古民家」、「玉縄民俗資料館」、墓所、緑の樹木に池、いくつもの石碑・石塔・宝塔・供養塔が配されている。コスモス咲く参道を進むと正面段上に昭和35年 に再建の重厚感あふれる堂々とした「本堂」、右に渡り廊下で続く「庫裏」がある。五百羅漢像が欄間に彫られその堂内中央には釈迦如来坐像、源実朝や後北条時代の歴代玉縄城主の位牌も祀られている。静寂な寺域には500年を越える悠久の歴史と時間が流れている。(1609)


















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大船駅より見ていた「仏海山大船観音寺」へ!!

2016-09-28 12:09:31 | 寺院
鎌倉市岡本に大本山總持寺の直末寺「仏海山大船観音寺」はある。創建は昭和56年(1981)。本尊は聖観世音菩薩。幾度か大船駅を通り過ぎる時いつも車窓より無我相山(観音山)に建つふくよかな顔立ちと優しい微笑みの中に柔和な眼差しで大船市街を見下ろされている巨大な白亜の「大船観音」への慈しみを感じていた。今日念願の参拝が叶った。大船駅より数分のところに「大船観音」への上り坂(参道)があり、その両側には赤い観音旗揺らめいている。鎌倉大仏(13m)より大きい25メートルを誇り完成までに30年もの歳月が費やされた。沖縄の守礼の門に似た「山門」を抜け右手の石段を上ると正面に座られた白い観音像。間近で見るとその大きさに圧倒される。一周し像の裏により観音の胎内へ入ると20分の1の大きさの原型像や十一面観音像が祀られている。ランドマーク的存在になっている観音山より眼下には大船の市街が一望できる。(1609)
















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大船観音の管理寺である「無我相山黙仙寺」

2016-09-27 16:47:11 | 寺院
鎌倉市岡本に「大船観音」の管理寺にあたる曹洞宗寺院「無我相山黙仙寺」はある。明治42年(1909)に濱地八郎信仰の金剛経布教のため静岡県にあった「祐昌寺」移築(=開山)。本尊は釈迦牟尼仏。大船駅より「観音寺」入口の表示を入り右に進むと「無我相山黙仙寺」の門柱。難しそうな山号に用いられている「無我相」は仏陀の最初の説法…人間の心身は「色・受・想・行・識」の「五蘊(ごうん)」の意。ここから無我相山(観音山)への急勾配の300段はあろうかと思われる石段(参道)が続く。その参道には石碑、地蔵、灯篭があり、中でも美しいピンクの芙蓉の花がきつさの救いとなる。上りきった頂上に一つ建つ「本堂」に辿り着くも「本堂」は閉まってなんとも心惜しさを感じつつ下山となった。(1609)












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