今日(4/26)から日曜日まで「スプリングフラワーフェスティバル」が開催される相模原公園ではクヌギゲートからみんなの花壇・きらめきの流れ付近園路の右側の丘斜面に45000株の「ネモフィラ」が今見ごろを迎えている。ネモイフィラはハゼリンソウ科の一年草で15cmほどの草丈に青や白い花をつける。一本々は愛らしい花であるが、これだけ丘斜面を埋め尽くし絨毯化した集合美は幻想的でまるで海原か、宇宙を見ているようでもあり、なんとも心癒し和ませてくれる花である。「可憐」、「清々しい」、「荘厳」が花言葉のネモフィラ、ギリシャ語の「ネモス」(森)と「フィレオ」(愛する)の2語からなり森の茂みの中の明るい陽だまりに自生していることに因むようだ。天を仰ぎ空色に輝き見ごろをで迎え、今もっとも美しい瞬間である。花の命は短くて・・・で今月いっぱいで見納めとなる。(1404)
相模原麻溝公園の「樹林の広場」に白い大きな苞葉のある花を咲かせる「ハンカチノキ」(別名:ハンカチツリー)が2本ある。白い苞のかたちから「ハトノキ」(鳩の木)とか「ユウレイノキ」(幽霊の木)とも呼ばれる珍しい植物で、発見者のダビットさんの名にちなみ「Davidia(ダビディア)」という。2本の「ハンカチノキ」には数百個咲いている花(実)を包むように2枚の白い苞が本当にハンカチを吊るしたように垂れ下がっている。花をつけるまでには10~15年ぐらいかかるという貴重な木、しかも開花してから1週間前後という短い期間見ごろという。今まさに見ごろを迎え今月末にはやがてひらひらと枝に舞う花のようでどこか儚さも持ち合わせている。ハンカチノキは花言葉のように本当に「清廉」である。(1404)
「ロードデントロン」(バラ色の木)とも呼ばれるシャクナゲのアップショット。花言葉のとおり「威厳」、「荘厳」さが境内に漂い、神秘的な美しさ創り出していた。(1404)
町田市三輪にシャクナゲ寺として知られている真言宗の寺院「見星山三輪院高蔵寺」はある。当寺は「多摩八十八ヶ所霊場第10番札所」であり、「東国花の寺百ヶ寺」にも指定されている。雷神、風神像がお出迎えしてくれる山門を潜ると境内一帯は美しく咲き誇る赤、白、ピンク、紫のシャクナゲと赤、青、白の野点傘で美しく彩られている。また本堂裏のシャクナゲ園では赤、白、ピンクと色とりどりの30種、1500株の花の女王「シャクナゲ」が咲き誇り「花の寺」の名にふさわしく華やいだ雅な花の世界を創り出している。(1404)
美しいシャクナゲのアップショット。花冠の大きさと言い、5中裂の斗状、真紅や濃紅色、白色の花色、10本で雄しべ、基部にある粒状毛、褐色の毛がある「子房」は謎というか神秘的な花である。(1404)