今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

季節はずれの雪

2014年03月11日 | 「暮らし」のひきだし



昨日は朝から断続的に雪が降っていましたが、夜から本降りとなり、今朝起きてみたら
大雪でびっくり・・・

3月半ばでのこの降雪、当地では珍しいことです。

朝から雪どけをしましたが、今の雪とっても重くて。
良いお天気なので、どけた後から、みるみるびちゃびちゃになってきました。

道ばたの雪、時間がたつにつれて泥まじりになり汚くなっていく。
どうして純白の美しいままでいないかなぁ。万物共通でありますが・・・



本当なら梅に鶯、のころですが、松に雪。
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今学期最後の図書ボランティア

2014年03月10日 | 「図書ボランティア」のひきだし
早いもので、今学期は今日で最後となってしまいました。
2年3組に読みに行ってきました。
3月の声をきくともう気分は春ですね、ということで春のお話から。



ブクログより


軒のしずくや、小鳥さん、風やリスたち、みんないいことを見つけて楽しそうに笑っている。
わたしにもいいこと教えてよ!

ちょっぴりすねていた女の子、とうとう見つけたよ、
とびっきりのいいこと・・・

厳しい冬を耐えて、深い雪の中でもちゃんととめぐりくる季節に備えているんだね。

自然の偉大な力、感動です。



2冊目

ブクログより


毎日お母さんがとってきてくれるバナナを食べるわにの坊や。
ところが今日は何もいらないと言ってお母さんを心配させる・・・
今日は人間の子供が食べたいんだって、お母さんびっくり仰天。
何とか気をそらそうと手を尽くします。
そして川べりで子どもに出くわしたわにのぼうや、「チャ~ンス」と襲いかかりますが・・・
ふふふ・・・ぼうや、10年早かったね。


少し時間が余りましたので、そういう時のために用意してきた短い本を読みます。


ブクログより


静まり返った奥深い森の奥、だけど耳を澄ませてごらん、雪解けの川の音、溶けた氷のしずくの音、樹の洞からのぞいているモモンガの気配・・・
みんなみんな、かすかな変化を感じとりゆっくり動き出すよ。
だって春だもん!

芽吹きの木々や、雪の中で咲いているフクジュソウや、樹の洞から覗いているモモンガなど、春を見つける写真集です。
わ~私も山に探しに行きたくなりました。



いいことってどんなこと / かんざわとしこ・さく

きょうはこどもをたべてやる! / シルビアン・ドニオ

だって春だもん / 小寺卓矢


平成26年3月4日  2年3組




まどみちおさんが先ごろお亡くなりになりました。104歳でしたが間際まで、創作意欲を失わず、
ユーモアたっぷりだったとお聞きして、本当に頭が下がる思いです。
すべての詩を読んだわけではないので、全詩集という本を取り寄せようと思いましたが、すでに在庫切れで再入荷は未定、とのこと。
まどさんは、戦時中やむにやまれず戦争を是認するような詩を作られたのだそうです。
月日が経って、平和な世の中になったら、普通はそういう作品は自分の中から排除してしまうだろうと思うのですが、まどさんはその作品もきちんとその全集のなかに収められているのだそうです。

どんな思いで創作なさったのか、またどんな思いで全集に加えられたのか、まどさんの思いに少しでも触れたいと思います。






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桃の節句

2014年03月03日 | 「暮らし」のひきだし



三月の声をきいた途端、あたりの空気が軽く、柔らかくなったような・・・

昨日はひな祭りをしました。

デコレーション寿司とデコレーションケーキと、アサリのお吸い物(本当はハマグリなんだろうけど、無かった)とおでん(ちょっと場違いですが)

最近のチビちゃんたち、風邪が長引いて不調・・・食欲もいまいちなこの頃ですが、お寿司はさっぱりするのか何とか食べてくれました。

子供たちが産まれたときは、とにかく健康で元気に育ってくれますようにと、それだけを願っていましたが

大きくなるにつれ、学業やスポーツなどいろいろ欲が出てきて、初心を忘れてしまいがちです。

熱を出してぐったりしている姿を見ていると、やっぱり子供は健康が一番、とつくづく思うこのごろです。




食紅を1.2滴落とすとクリームが少しピンク色になり、ぐんと桃の節句らしくなるのですが、どうも科学的に色付けすることに抵抗があり・・・
赤・緑・白でとってもクリスマスっぽく仕上がりました。下にいる人、サンタさんではありません・・・





生クリリームが余ったので「ウインナコーヒーにしよ」と言ったところ、今どきの人に「古っ」と言われてしまいました。
古いって、ウインナコーヒーに古いも新しいもあるのか?
もしそういうコーヒーがあっても呼び名が違うだろうと。そうか~~?

もう一人の今どきの人「ウインナコーヒーってなんすか?」え~~~

唇の上に白いひげがついてる、なんて笑いあってた、甘酸っぱい遠い昔の思い出・・・・そっと胸の奥にしまっておこう。。。
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上流階級 福久丸百貨店外商部

2014年03月01日 | 「本」のひきだし

ブクログより


人間を階級で分けるなんてちょっと嫌な気分ですけど、それは単なる私のねたみでしょうか?
でもまあ到底自分には関係のない世界をのぞいてやろう、という興味は沸きますね。

洋菓子のバイヤーなどをしていた、主人公がある百貨店の外商に引き抜かれ、外商部員として上流階級の人たちを相手に奮闘するうちに自分自身も成長していくという物語。

いや~外商部というのもあることは知っていましたが、それを利用する人たちって、すごい。
まず百貨店には無いものがないんですって。「ありません、できません」は禁句。宝石貴金属は言うに及ばず、冠婚葬祭の物品からそれぞれの式執行まで、あるいは住宅の建築、リフォームや子供のレアなおもちゃなど、ありとあらゆるもの・・・

「あれが欲しい」「あれ持ってきて」で外商は奔走するわけです。
けれどこれには条件が一つだけあって、それは「金に糸目をつけない」
なんと下品で魅惑的な言葉・・・

無理難題でも、誠意でもって対応するとお客様もそれにこたえてくださる、というように何代もにわたっての長いつきあいが続くともうそれは仕事というより、人生のパートナーのように思えます。
外商部員は、日々お客様の要望に応えるため奔走する合間にも、上流階級の人たちと付き合うために、高い教養、広い知識を日夜勉強するのです。人間何事も、付け焼刃ではすぐにはがれてしまうのです。

偶然見つけた本でしたが、本当に面白かったです。



上流階級 福久丸百貨店外商部 / 高殿 円
★★★★★




1月は行く、2月は逃げる、というわけで2月も脱兎のごとく逃げていきました。
こんな調子で3月も早々に去っていくのでしょうね。
一日一日を大切に過ごさなければ、と思うこのごろです。




道端で見つけました。この花を見つけるとあ~春だな。と思います。
もう少し冬でもいいのに・・・・イヌノフグリ







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