ハロプロは2月 3月が誕生日というメンバーが多いイメージがあります。℃-uteに2月が三人いたり、メロン記念日は四人中三人が2月3月生まれだから、印象としてそうなるのでしょう。
他にも誕生日が極端に固まっているユニットにタンポポがあります。今エルダークラブ公演のステージに立っている歴代タンポポメンバー五人のうち、三人は1月か2月生まれです。昨日1/19は石川さんの誕生日でしたが、今日1/20は矢口真里さんの誕生日です。おめでとうございます。
そのエルダでのタンポポステージを観ていて、初期タンポポの傑作「たんぽぽ」もいいけれど、二期タンポポの歌もみたいなと思いました。二期タンポポは、可愛らしいガールポップを可愛らしい衣装で歌っていました。音楽マニアな娘。ヲタからは、音がブリティッシュ風味とか、ギターがクイーン風味とか言われて親しまれていましたが、まあそういうマニアックな話は置いておきましょう。
タンポポのPVを振り返ってみると、そこに感じるテイストに、先日新曲への不満を書いたBuono!との共通点が浮かんできたのです。
とりあえずこのPVを見てみて下さい。
タンポポ - 乙女パスタに感動
なんか四期メンバーの二人が初々しいですね。振り付けの中に傘が小道具として使われていますが、歌番組などでもスタンドマイクを使って傘を振り付けに取り入れていました。
そして、二期タンポポが次に出したシングルのPV。
タンポポ - 恋をしちゃいました!
この曲が二期タンポポの完成形だと私は思いますが、可愛く歌い踊り、全体的にキラキラした感じに包まれています。そのキラキラした感じに、軽快で少しレトロなサウンドが乗っかり、単に可愛いだけの歌に終わっていないのがポイントです。この「可愛いだけで終わっていない」というのが、作り手側の真骨頂なのでしょう。
当時は、ハロプロのCDはいわゆるハロプロヲタの人達だけではなく、幅広い層が買っていました。特に女の子のファンに気に入ってもらって口ずさんでもらおう、カラオケで歌ってもらおう、という点には気を遣って作られていたように思います。「可愛く、曲もいい、そして踊りも楽しい」という部分が特徴的なハロプロソング、それがデフォルトになっていたように思うのです。
そして今、その路線を一番受け継いでいるのがBuono!ではないかと私は思っています。「可愛く、曲もいい、そして踊りも楽しい」路線ですね。℃-uteもBuono!同様に、昔のハロプロソングのように、ライトファンにも向いた作りな気がします。そういえば、女性限定イベントを開催しているのは、この2組だけなのは偶然でしょうか。
Buono!の新曲は、かつてのタンポポを思い出しながら書けば、良い物が出来上がったのではないか?そんな事を思うのです。「なんか歌ってみたくなるような曲」、「なんか踊ってみたくなるような曲」、そういう要素がとても大切なのではないでしょうか。Buono!の歌はアニメを通じて、ハロプロヲタ以外の人達の耳にも 届きます。普遍性を持った曲である事が重要な気がします。
もっとも今回の新曲は、今までのBuono!は頭から消し去れば、そんなに悪い新曲ではないのも確かですが。
それにしても、「恋をしちゃいました!」のPV、久しぶりに見ましたが凄いですね。なんか見ていると涙が出そうです。「あの頃、君は輝いていた」と言ったところでしょうか。この四人のメンバーの未来に幸あれ。
一見、普遍性が突出しずきでは?と最初に思いましたが、管理人さんの言うとおり、いろいろなジャンルが混ざり合った面白いくて、入りやすい曲だなと最後まで聞いて思いました。実はこの「普遍性」を曲に盛り込むのは簡単なことではありませんよね。一般受けを狙いながらも可愛いだけで終わらない。そうですね、この記事を読んでいろいろタンポポの曲を聴いてきましたが、この曲が二期タンポポの完成形。まさにそのとおりです。
この時代の曲は、ホントに幅広い人たちが知っている曲だと思います。
先日のBuono!記事のコメントにも書いた俺のロックファンの友人も、なぜかこの2曲は歌えるらしいです。
最近思い始めたのは、もしかしたら昔でいうタンポポだったりプッチだったりミニが、現在ではBuono!であったりMilky wayであったりしゅごエッグであったりするのではないかということです。
現在のは企画物と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、アニメが終了しても続けていけるようなユニット作りをしてほしいです。ねぇ、つんく♂さん。
のっち本の件ですが、心当たりの友人達に連絡を取ったのですが、全員悉く2日目は行けない行かないでしたので、俺も通販で購入です。面白い本になっていることを期待して待ちましょ。
加えてリンクの件ですが、私の方こそseasonzさんのブログを勝手にリンクしてしまい、事後報告となってしまったことを大変申し訳なく感じています。私のブログへのコメントにも返信させていただきましたが、あんなブログでよければ是非ともリンクお願いします。
でも、どうしても「やっちゃった」「くっちゃった」が許せない。
つんく♂のリズムに合わせるために「ワタクシ」とか「お手紙」とか変に丁寧にしたり、
「くっちゃった」とか「すんげえ」みたいな汚い表現になったりするところが嫌で仕方ないです・・・・
>たくさん
そうなのです。聴きやすく入りやすい、でも何度も聴ける中身の濃さが二期タンポポの魅力でした。それは、イコール当時のモーニング娘。にも言えていたような気がします。
今まさに欲しいのは、そのような曲です。Buono!や月島きらりは良い線を行っている気はしますが、わかりやすく奥が深い曲を今後、各ユニットに期待したいです。
>origin86さん
売上では当時とは比べ物にはなりませんが、Buono!やMilky Wayは派生ユニットとして個性は出ていると思っています。ただ、二期タンポポの時代は勢いが違いますね。メンバーからも自信みたいなものがみなぎっているのを感じます。
でも、今のハロプロメンバーにもスポットライトを当ててほしいし、当たるようなパフォーマンスも期待したいと思っています。
リンクの件ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
>アタイさん
実は自分もこの曲を初めて聴いた時に、やはり同じ箇所が気になってしまいました。乙女な内容の曲なのに、その言い回しはないだろうと(苦笑)。
この部分は別に英語とかで良かったと思うのですが、変に凝ろうとして空回りという感じでしょうか。
今でも、似たような事を昨秋に出した「あの曲」でやっていますね。泣けてきます。
確かにこの曲の乙女な世界観な歌詞は、つんくPが当時の石川さんをイメージして書いたような気がします。キャラにもバッチリ合っていました。
前にヤグチがラジオで、タンポポの曲では「恋をしちゃいました!」が一番好きだと逝っていました。やはり、歌詞が好きだと言っていたと記憶しています。