昨年秋に発売された月島きらりの2ndアルバム「きらりん☆ランド」をこの前やっと購入しました。年末に「きらりん☆ランドは2007ハロプロ最高アルバム」という意見が書かれたスレを見ましたが、聴いてみるとナルホドな出来でした。余談ですが他に好評だったアルバムは、なっちの「25」、亜弥ちゃんの「ダブルレインボウ」、℃-uteの「2nd 生きるという力」でした。
きらりん☆ランドは、アルバム曲は5曲収録されているのですが、これが実にイイ!アイドルポップスの王道といった感じで、爽やか可愛く切なさちょっぴりという作りでした。
例えば音がですね、なんかいかにもというか「これぞアイドルポップス」という味を出しまくりなのです。しかも、きらりさんのボーカルの拙さがまた絶妙なバランスでマッチ。音が賑やかな分、決して上手くはないボーカルがアレンジの良さを引き出し、その良いアレンジがきらりさんのボーカルを微笑ましくしているという素晴らしき相乗効果。
「Olala」「ひまわり」辺りは、正に王道的なセンスに溢れた「少し背伸びした恋をしてみました的なアイドルポップス」で心地好い作りですが、続く「こんにちぱ」がスゴすぎ。何が凄いって、ハ行が入る言葉を全部パ行にして歌っている歌詞と、それをコミカルに歌い上げるきらりさん。歌いながら演技してますきらりさん。抑揚の付け方とか、声優仕事で磨かれたワザでしょうか?この曲は必聴ものです。こういう破壊力のある曲を持つアイドルポップスアルバムは強いです。
破壊力だけではなく、続く「very! berry! strawberry!」の甘く爽やかな世界は、少女漫画的な居心地良さも有り。
更には、このアルバムに二曲入っているシングルC/W曲も改めて良曲と再評価。この二曲はアニメエンディング曲ですが、なんか賑やかで不思議な音。
賑やかと言えば、きら☆ぴかも二曲とも入っていますが、マイマイじゃなかった観月ひかるさんの表現力も大したものです。歌唱力はひかるさんが圧勝だし、二人の声質も全然違うのですが、何故かぴったりくる磁石のNとSみたいな二人。そんな二人が歌う「二人はNS」も名曲ですね。
アルバムのエンディングは、ちょっぴり切なく爽やかに歌う「幸せクローバー」。最後が明るくも切なげな曲で終わるというのも、まさに王道過ぎて感心します。最後までスキップしてしまうような捨て曲がない一作でした。
結果的には、そんな感じで捨て曲無しなアルバムに仕上がったのも、甘いのから笑わせ系まで硬軟揃えた曲調ゆえにでしょうか。それを多才な表現力で歌い上げる月島きらりさんのアイドル力が、更に作品を昇華させた一枚でした。
ホント、きらりさんの歌声も良し、そしてアレンジが素晴らし過ぎです。下手にいじくり過ぎてないのが好感。この辺りに、今後ハロプロソングが成功するためのヒントが隠されているような気がしました。
オススメ度 ☆☆☆☆☆
【曲目】
1.ハッピー☆彡
2.チャンス!
3.Olala
4.ヒマワリ
5.こんにちぱ
6.very! berry! strawberry!
7.はなをぷーん
8.恋の魔法はハビビのビ!
9.ふたりはNS
10.ラムタラ
11.幸せクローバー
きらりん☆ランドは、アルバム曲は5曲収録されているのですが、これが実にイイ!アイドルポップスの王道といった感じで、爽やか可愛く切なさちょっぴりという作りでした。
例えば音がですね、なんかいかにもというか「これぞアイドルポップス」という味を出しまくりなのです。しかも、きらりさんのボーカルの拙さがまた絶妙なバランスでマッチ。音が賑やかな分、決して上手くはないボーカルがアレンジの良さを引き出し、その良いアレンジがきらりさんのボーカルを微笑ましくしているという素晴らしき相乗効果。
「Olala」「ひまわり」辺りは、正に王道的なセンスに溢れた「少し背伸びした恋をしてみました的なアイドルポップス」で心地好い作りですが、続く「こんにちぱ」がスゴすぎ。何が凄いって、ハ行が入る言葉を全部パ行にして歌っている歌詞と、それをコミカルに歌い上げるきらりさん。歌いながら演技してますきらりさん。抑揚の付け方とか、声優仕事で磨かれたワザでしょうか?この曲は必聴ものです。こういう破壊力のある曲を持つアイドルポップスアルバムは強いです。
破壊力だけではなく、続く「very! berry! strawberry!」の甘く爽やかな世界は、少女漫画的な居心地良さも有り。
更には、このアルバムに二曲入っているシングルC/W曲も改めて良曲と再評価。この二曲はアニメエンディング曲ですが、なんか賑やかで不思議な音。
賑やかと言えば、きら☆ぴかも二曲とも入っていますが、マイマイじゃなかった観月ひかるさんの表現力も大したものです。歌唱力はひかるさんが圧勝だし、二人の声質も全然違うのですが、何故かぴったりくる磁石のNとSみたいな二人。そんな二人が歌う「二人はNS」も名曲ですね。
アルバムのエンディングは、ちょっぴり切なく爽やかに歌う「幸せクローバー」。最後が明るくも切なげな曲で終わるというのも、まさに王道過ぎて感心します。最後までスキップしてしまうような捨て曲がない一作でした。
結果的には、そんな感じで捨て曲無しなアルバムに仕上がったのも、甘いのから笑わせ系まで硬軟揃えた曲調ゆえにでしょうか。それを多才な表現力で歌い上げる月島きらりさんのアイドル力が、更に作品を昇華させた一枚でした。
ホント、きらりさんの歌声も良し、そしてアレンジが素晴らし過ぎです。下手にいじくり過ぎてないのが好感。この辺りに、今後ハロプロソングが成功するためのヒントが隠されているような気がしました。
オススメ度 ☆☆☆☆☆
【曲目】
1.ハッピー☆彡
2.チャンス!
3.Olala
4.ヒマワリ
5.こんにちぱ
6.very! berry! strawberry!
7.はなをぷーん
8.恋の魔法はハビビのビ!
9.ふたりはNS
10.ラムタラ
11.幸せクローバー
そんな小春を、私はオーディションの頃から注目していましたよ(笑)。
ソロコンサートもいつか観てみたいです。