先日、狼に「モーヲタからベリキューに流れた理由」を書くスレがありました。これが案外盛り上がりまして、次々と書き込みがありました(苦笑)。
それぞれの理由はともかく気になったのは、初期からのベリヲタの人が「俺は他のハロプロから流れて来るヲタ自体、いい気持ちはしない」という書き込みをしていた事です。どういう事かというとデビュー当時のベリに対して、ハロプロコンサートやWとの合同コンサートでヲタがとった行動を今でも忘れないというものでした。
それはベリの歌の時に、着席してしまう、席を立ってトイレ等に行く、馬鹿にしながら観る、などのヲタの悪態でした。私も当時のハロプロヲタの多くがベリを拒絶していたのはハッキリと憶えています。例えばこんな事もありました…。
2004年8月に国立競技場にて開催された神宮花火大会コンサートに、松浦亜弥、W、Berryz工房が参加しました。主催の日刊スポーツ発売のチケットでステージに割と近い席を押さえた私は、サッカーの殿堂である国立競技場のピッチレベルの位置に設けられている席の、あまりに素晴らしい立地環境にサッカー選手の気分になって興奮しつつ、コンサートを迎えました。
まだ日が暮れない内にトップに出てきたのはベリでした。スタンド席の観客のほとんどは、花火目当ての一般人だからノリが悪いのは仕方ないところでしたが、ピッチレベル席にいる観客の多くはヲタです。特にステージに近い席はWヲタが多いように思えました。
しかし、彼らの多くは座ったままで手拍子すら打たない。当時は持ち歌がシングル三枚のベリは、あななし~ファイポ~ピリリと三曲を元気よく歌いきりました。でも、おそらく白けている客席の雰囲気は伝わっていたと思います。
歌の途中でベリが軽く客席を煽りに来た時、確か佐紀ちゃんだったかと思いますが、白けている客席に向かい両手を上げて煽っている姿があまりに不憫に思え、さすがに軽くこちらもハンドクラップを返しました。
このコンサートの一週間前に代々木で行われた夏のハロプロコンサートでも、ベリには冷ややかな反応がありましたが、既にこの代々木でピリリの振りを踊るくらいにベリに心を許していた自分は、正直ステージ近くの席でありながら着席しているヲタの大人げない行動に少し腹が立ったのを憶えています。
そんなコンサートも、続いて出てきたWは盛り上がり、トリを務めた亜弥ちゃんが出てきた頃には日も沈み、一般人もヲタも大いに盛り上がりました。
あの日、客席の冷たい仕打ちをベリメンはどう感じたのか?当時のメンバー構成は、8人中6人が小学生でした。幼いなりに、自分達の力の無さと受け取りバネにしたのであれば、ヲタの大人げない行動も結局は勉強につながったと言えなくもないところではあります。売れない時代のこういう客席からの仕打ちは、この世界ではよくある事だし。
でも、デビュー当時そのようにして、一般人のみならずハロプロヲタからまでも、冷たい視線を受けていたのを知る初期からのベリヲタの気持ちもわかります。手の平返して応援されても不愉快なのでしょう。
しかし上に書いたように、ベリメンにとってはコンサートで観客を沸かせる難しさを知った良い経験となったと、今は良い方に解釈出来るのではないかと、現場ではヲタの行動に不愉快な気分になった私も今は思っています。そして、当時は(一応)亜弥ちゃんとWが目当てだった私もその後ベリヲタになるのでした。
ヲタに歴史あり。アイドルにも歴史あり。ベリも来春にはデビュー四周年です。
今回のBGM 一億の夜を越えて / オフコース
それぞれの理由はともかく気になったのは、初期からのベリヲタの人が「俺は他のハロプロから流れて来るヲタ自体、いい気持ちはしない」という書き込みをしていた事です。どういう事かというとデビュー当時のベリに対して、ハロプロコンサートやWとの合同コンサートでヲタがとった行動を今でも忘れないというものでした。
それはベリの歌の時に、着席してしまう、席を立ってトイレ等に行く、馬鹿にしながら観る、などのヲタの悪態でした。私も当時のハロプロヲタの多くがベリを拒絶していたのはハッキリと憶えています。例えばこんな事もありました…。
2004年8月に国立競技場にて開催された神宮花火大会コンサートに、松浦亜弥、W、Berryz工房が参加しました。主催の日刊スポーツ発売のチケットでステージに割と近い席を押さえた私は、サッカーの殿堂である国立競技場のピッチレベルの位置に設けられている席の、あまりに素晴らしい立地環境にサッカー選手の気分になって興奮しつつ、コンサートを迎えました。
まだ日が暮れない内にトップに出てきたのはベリでした。スタンド席の観客のほとんどは、花火目当ての一般人だからノリが悪いのは仕方ないところでしたが、ピッチレベル席にいる観客の多くはヲタです。特にステージに近い席はWヲタが多いように思えました。
しかし、彼らの多くは座ったままで手拍子すら打たない。当時は持ち歌がシングル三枚のベリは、あななし~ファイポ~ピリリと三曲を元気よく歌いきりました。でも、おそらく白けている客席の雰囲気は伝わっていたと思います。
歌の途中でベリが軽く客席を煽りに来た時、確か佐紀ちゃんだったかと思いますが、白けている客席に向かい両手を上げて煽っている姿があまりに不憫に思え、さすがに軽くこちらもハンドクラップを返しました。
このコンサートの一週間前に代々木で行われた夏のハロプロコンサートでも、ベリには冷ややかな反応がありましたが、既にこの代々木でピリリの振りを踊るくらいにベリに心を許していた自分は、正直ステージ近くの席でありながら着席しているヲタの大人げない行動に少し腹が立ったのを憶えています。
そんなコンサートも、続いて出てきたWは盛り上がり、トリを務めた亜弥ちゃんが出てきた頃には日も沈み、一般人もヲタも大いに盛り上がりました。
あの日、客席の冷たい仕打ちをベリメンはどう感じたのか?当時のメンバー構成は、8人中6人が小学生でした。幼いなりに、自分達の力の無さと受け取りバネにしたのであれば、ヲタの大人げない行動も結局は勉強につながったと言えなくもないところではあります。売れない時代のこういう客席からの仕打ちは、この世界ではよくある事だし。
でも、デビュー当時そのようにして、一般人のみならずハロプロヲタからまでも、冷たい視線を受けていたのを知る初期からのベリヲタの気持ちもわかります。手の平返して応援されても不愉快なのでしょう。
しかし上に書いたように、ベリメンにとってはコンサートで観客を沸かせる難しさを知った良い経験となったと、今は良い方に解釈出来るのではないかと、現場ではヲタの行動に不愉快な気分になった私も今は思っています。そして、当時は(一応)亜弥ちゃんとWが目当てだった私もその後ベリヲタになるのでした。
ヲタに歴史あり。アイドルにも歴史あり。ベリも来春にはデビュー四周年です。
今回のBGM 一億の夜を越えて / オフコース