S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

<2013年展望>相模原市民の力は無限大

2013-01-07 23:59:00 | クラブマネジメント
本日も、昨日に次いで「先輩クラブに学ぶJFLクラブの活動レポート」第2弾です。カマタマ―レ讃岐の試合会場は現在2つの競技場を使い分けています。1つは香川県立丸亀競技場。その設備はJ2昇格のためのクラブライセンス申請でもパスできる収容人数約30,000人のスタジアムです。もう一つは香川県立総合運動公園・ラグビーサッカー場。こちらはメインスタンド800人のサッカー専用グラウンド。大半が芝生席ながらピッチとの距離が近く、ど迫力プレーを見る事ができるスタジアムです。

香川県民100万人の内、人口の40%を占めるのが高松市。よって高松市から近い香川県立総合運動公園を併用しファン層を広げているのだろうと推測されます。
ただ丸亀にしても、香川県立総合公園にしても、駅からはバスでの足が主となるため、カマタマ―レ讃岐は毎試合高松駅・丸亀駅から無料のシャトルバスを運行しています。SC相模原も、麻溝公園競技場に1,000人単位のお客様をお呼びするとなると、バスでご来場いただくお客様を如何に増やすかが重要なポイントになることは間違いありません。
カマタマ―レ讃岐のように無料にするのか、町田ゼルビアのように有料にするのか。どの駅と麻溝公園競技場をつなぐのか、など来場者の利便性にもっとも貢献できる方法を検討していく必要がありそうです。

今度は、実際にカマタマ―レ讃岐が、どのようなマーケティング活動で観客動員を図っているかが下の表です。
数字は、実際に行った回数です。一番左から、まず試合開催告知の「チラシくばり」です。カマタマ―レ讃岐の場合、こうしたボランティアの協力を促す時に、必ず選手・コーチが率先して活動をリードし、そこにボランティアのメンバーが集まり選手・コーチを助ける、という形をとっています。ボランティアの皆さんも、選手と触れ合うことができ、笑顔で会話しながら、チラシを駅で配ることができるのでモチベーションが上がります。そしてその様子をデジカメで撮影し、ホームページに感謝の言葉を添えて掲載していますが、非常に細やかな気配りが感じられ、いい取り組み方だな、と感心させられます。

次に「試合イベント」「地元イベント」ですが、これはSC相模原も、毎試合様々なイベントを開催し試合を盛り上げていますし、また地元のお祭り・フェスティバル・スポンサー様のイベントなどにもSC相模原は参加しています。ことしは麻溝公園競技場でどんなイベントを開催されるのでしょうか。楽しみですね。

サッカー教室は、地元の小中学生のサッカークラブに出向いて、選手が特別臨時コーチを務めるというもの。これだけだとどこのJFLクラブでも実施していますが、カマタマ―レ讃岐は、公立中学校の部活動に出向いてコーチを行う頻度が高いのが特徴です。こうした活動は当然「サッカーの指導」が主目的ではありますが、中学生とのふれあいを通じて「多くの中学生にスタジアムに来てもらう」ことも大事な目標の一つです。

アウェイ(試合)ツアーは、カマタマ―レ讃岐の場合、旅行会社との協業で昨年年4回実施しています。この時SC相模原にとって大事なのは「自らアウェイ(試合)ツアーを企画する」ことはもちろんですが「年4回のカマタマ―レ讃岐のアウェイ・ツアーの中に、SC相模原戦を入れてもらえるのか?」も同様に大事です。より多くのアウェイのお客様にご来場いただくにはどうしたらよいでしょうか。アウェイのサポーターの皆さんに「また来たい!」と言っていただくためにはどうしたらよいでしょうか。麻溝での試合開催時でのアウェイ・サポーターの皆さんに如何に楽しんでいただくのか、も観客動員には、欠かせない視点です。

「私たちサポーターはお金を払ってサッカーを見に行くのであってお客様。これら試合の舞台裏の情報は、実際にはSC相模原のスタッフの人が行う仕事でしょう?」確かにその通りです。でもそれだけでは、SC相模原が大きく発展していく事はないでしょう。
試合に参加して楽しむだけでなく自ら試合を盛り上げて楽しむサポーター、日常の様々な場面でSC相模原の試合を数多くの方に告知し満員になったスタジアムを見て喜ぶサポーター、こうした賢いサポーターが多いクラブこそが、大きく発展していくクラブだと言えなくはないでしょうか。だからこそサポーター自身が、スタジアムをお客様で埋め尽くす方法を熟知する必要があります。
企業がスポンサーとしてバックアップする資金には限りがあります。しかし相模原市民の力は限りなく無限大です。株式会社スポーツクラブ相模原は、こうした市民の力を引き出すオーケストラの指揮者でしかないのです。
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<2013年展望>「目標はJFL優勝」の意味

2013-01-05 22:41:45 | クラブマネジメント
本日は、JFL昇格ではSC相模原の2年先輩にあたるカマタマ―レ讃岐の昨年の観客動員の状況を見ていきたいと思います。こうした先輩クラブの状況が、今年JFL1年生のSC相模原の観客動員活動はいかにあるべきか、をサポーターの皆さんとご一緒に考える足掛かりになれば、と思います。
それでは、カマタマ―レ讃岐の2011年・2012年の観客動員のスコアを見てみたいと思います。参考までに2012年、SC相模原の観客動員力は最大で1試合約1,100人だったことを念頭に置いて見てください。


結果の数字だけを見ると、カマタマ―レ讃岐の2012年観客動員数は、前年の2011年よりも下がりました。理由は明快で「松本山雅特需」が、2012年松本のJ2昇格で無くなってしまったためです。2011年9月11日の観客動員数11.178人と桁違いの人数がホーム・丸亀競技場に集結しましたが、これはカマタマ―レ讃岐のサポ―ターに加え、J2でも人気クラブである松本山雅ファンが数多く観戦に訪れた結果です。
ですので、2011年もこの11,178人を抜くとほぼ2012年と同数の、観客動員数が年間約38,000人、1試合当たり平均約2,300人。よって現時点でのカマタマ―レ讃岐というクラブが持つ観客動員力は現在1試合平均約2,300人程度と見てよいのではないかと思います。J2昇格のための観客動員力の目標は1試合平均3,000人ですから、カマタマ―レ讃岐は2013年あと1試合平均700人増やすためのアクションプランを考え実行する必要があります。

この数字で青く色塗りされているのは、1試合の観客数が2,000人未満の試合です。逆にピンクが3,000人以上観客が来場した試合です。これを見ると以下の事が分かります。
1.丸亀競技場の方が集客力がある。(明日、詳しく記述します。)
2.2011年JFL昇格した初年度は、最初の2ヶ月くらいは集客に大変苦しんだ。
3.2012年9月末以降、集客が伸び悩んだ。
ですのでSC相模原も、3月の開幕時点では観客動員で伸び悩むかもしれません。初年度の観客動員が、どの時点で立ち上がるのか?は、クラブ・選手の尽力だけでなく私達サポーターの「応援力」も大きく影響してくると思います。みんなで力を合わせて頑張りましょう。

2012年末の集客の伸び悩みについては諸説あろうかと思いますが、私は1つに9月27日の「カマタマ―レ讃岐、Jリーグクラブライセンス申請取り下げ」が、大きかったと思います。これにより2012年度のカマタマ―レ讃岐のJリーグ昇格が消えてしまいました。
やはり、チームが勝ち続けて勢いがあると、お客様は数多くご来場されます。逆に負けが込み地域リーグへの降格争いをしているようだと、ファンにストレスが溜まり、スタジアムへの足も重たくなります。ですのでSC相模原には、JFL1年生ではありますが、2013年是非ともJFL優勝を勝ち取って欲しい。「目標はJFL優勝!」と宣言しそれを有言実行することが、何よりも大きな観客動員を生み出す力となるはずです。
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<2013年展望>JFLチームとしての体力

2013-01-02 23:50:41 | SC相模原日記
新年明けましておめでとうございます。今年も楽しいSC相模原応援ライフとなりますよう、ブログ綴ってまいりますので、多少のお時間ご一読いただけると嬉しいです。変わらぬお引き立てよろしくおねがいします。
上の画像は、2012年10月7日エリースFC東京戦での鈴木淳のゴール・パフォーマンス。大晦日、紅白歌合戦での「ももいろクローバーZ」のステージを見、私もようやく「これを真似していたのか・・」と理解しました。(流行に疎くて申し訳ありません。)

さぁ2013年が始まりました。今年のSC相模原を展望する時、思い浮かぶのはなんといっても「JFL」。J3に相当する全国リーグでの年間34試合の戦いが、SC相模原を待っています。言うまでもなくJFLで2位以内に入り、2013年度中にJ2クラブライセンス審査をパスすればJ2へ昇格することができます。しかし反対に最下位に落ちれば、関東リーグへ自動降格、下から2番目の17位の場合は、地域リーグの代表チームと入替戦が待っています。
ですので2013年の年初にあたり、JFL1年生のSC相模原がまず目指すべきは「JFLチームとしてしっかりとした成績を残す体力をつける事」ではないかと思いますがいかがでしょうか。

「体力」というのは、いろいろな要素があると思います。第一義的には、チームが年間34試合戦い抜く体力。そしてその試合を勝ち抜いていくチームの強さといった選手・チームの体力もありますが、遠征費・主催試合開催経費などの資金繰りというクラブ自身の経済的な「体力」も必要です。さらに麻溝公園競技場に、多くのお客様をお招きする「観客動員力」もクラブの体力の一つと言えるでしょう。その結果として、全国のサッカーファンの皆さんに「SC相模原は、JFLクラブとしてしっかり運営出来ている。」との評価をいただけるよう、2013年は尽力していかなければなりません。

おそらくJFLが開幕する3月までにこうした体力を備えるのは難しく、シーズンを戦いながら少しずつ体力向上を図っていくことになろうかと思います。この正月休み、昨年・一昨年のJFL各チームの様々なデータを眺めていました。今、JFLのトップチームの位置にある長野にしても讃岐にしても、昇格してから一つずつ目の前の問題を解決し今の「体力十分」なクラブへと成長していった事を、改めて認識することができました。その実現の過程には、地域・サポーターの強力な支援が不可欠であった事は言うまでもありません。今年、改めて地域とサポーターの中に幸せの和がもっと広がるよう力を合わせて頑張っていきましょう。
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