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<2013年展望>「J3」が意味するもの

2013-01-26 21:21:19 | SC相模原日記
1月16日、J1、J2合同実行委員会がJ2の下部リーグに相当するJ3の設立構想の総論には全会一致で賛成したとの報道が流れました。が、日本サッカー協会は、すでに昨年の11月頃から、「J3構想」導入の環境づくりを始めていました。望月代表のWEBサイトには11月にはJ3構想をテーマにした記事が掲載されていましたから、J3構想の中核クラブのと想定されるクラブの責任者には、この頃から理解と協力を求める活動が始められていたのだ、と推測することができます。年末には読売から、年明けには朝日からJ3報道が発信されつづけ、全国のサッカーファンのコンセンサスを作ろうと、日本サッカー協会が着々と準備を進めている様子が手に取るように窺えます。

「J3」は当初10チーム+2チーム程度のクラブ数で早ければ2014年度からスタートする、との報道が現在一般的です。私が、日本サッカー協会の皆さんにお願いしたいのは、そのJ3実現までの重要論点をもう少しサッカー選手&関係者・サポーターに明らかにすべきではないか、という点です。では重要論点とは何でしょうか。それは以下の点です。
1.10チーム+2チームのセレクション・プロセス
2.準加盟制度はどこまで緩和するのか
3.残されたJFLの位置づけ。チーム構成。
4.地域リーグ決勝大会のあり方。地域リーグからJ3への昇格システム
5.J3クラブのビジネスモデル。
6.J3開幕までの工程表

特に早急に公表すべきは3番目の「残されたJFLはどうなってしまうのか」です。なぜなら今年のオフの選手の移籍は、当然「J3平成14年度スタート」を意識したものになっているからです。一番顕著に表れているのが連日お伝えしている佐川滋賀の選手の移籍先リスト。選手の移籍先の選択枝は1.J1&J2クラブ 2.J3想定クラブ 3.地元滋賀・京都クラブ で大半です。一昨年、同じくJFLクラブだったアルテ高崎も廃部となりましたが、選手の移籍先は、JFL~地域リーグの広い範囲となっておりその違いが移籍先にはっきり現れています。

また5のJ3クラブのビジネスモデルも大変重要です。現在J2のクラブの多くが大変厳しい経営状況にある中で、J3発足でさらに赤字クラブの数を増やすだけではJ3を作る意味がありません。J3への昇格システムがどうなるのか、も地域リーグのクラブの首脳陣は早くこの情報を手に入れ2013年度の戦い方を検討・判断していかなくてはなりません。
そろそろ日本サッカー協会にはJ3について詳細な説明が必要な時期にきています。
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