S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

サポーターの創る「SC相模原のある生活」

2010-03-09 23:05:03 | いい街・相模原
今日、オートバイのメーカー・ハーレーダビッドソンジャパンの社長を1991年から19年間務めた奥井俊史氏の講演を聞きました。ハーレーダビッドソンジャパンが24年間成長続けてきたポイントとして「モノ」売りではなく、「コト」つまりハーレーダビッドソンのあるライフスタイルを提案し続けてきた事が最大の成功要因であったと語ります。オートバイという「モノ」を売る会社は、オートバイの性能・価格・サービスで比較検討され、価格競争と性能の競争の中で収益が低下していきます。しかしハーレーダビッドソンジャパンは、「バイクに乗る」を始め「創る」(=自分仕様に改造する)「出会う」(=ハーレー仲間と)「競う」(=レース・ツーリング)「装う」(=ハーレーファッション)「愛でる」(=自宅で磨き上げて見て楽しむ)など「ハーレーのある生活を提案」し続ける顧客サービス業を志向することにより、他社との販売競争とは一線を画し、収益を上げ続ける事ができました。ですのでハーレーダビッドソンは、「創る」人たちのために改造パーツを製造販売したり、「装う」人の為にハーレーファッションの服やブーツを製造販売したり、「愛でる」人のためにハーレーを家に飾るハーレーガレージを製造販売しているため、オートバイ以外の売上&収益もどんどん拡大していくことになります。

私は、この講演を大変興味深く聞いていましたが、「ハーレーのある生活を提案」してきたというのは、少し美談に過ぎると感じました。何故なら、ハーレーを改造して楽しむことを見つけたのはユーザーであり、ハーレーのアメリカンスタイルのファッションを装うのを日本で始めたのもユーザーです。「競う」「愛でる」も同じこと。つまり顧客のハーレーライフの楽しみ方に注視しそれをビジネスモデルに取り入れた事に成功の要因があった訳です。

SC相模原は、他県のサッカークラブと異なり周囲にJクラブがたくさんあります。相模原市民は、横浜線で新横浜まで行けばマリノスがありますし、味の素スタジアムへは京王線で1時間もかかりません。隣接する町田市にはゼルビアがあります。こうした環境の中でクラブ同士のチケットの販売合戦に巻き込まれないようにするためには、ハーレーのように「SC相模原のある生活」がいかに楽しいか、充実したものかを提案していく「SC相模原ライフスタイル」創りだしていくのも一案と思います。SC相模原サポーターの集まる居酒屋。
SC相模原ファッション。SC相模原と楽しむ旅。SC相模原をカメラ撮影する楽しみ。SC相模原のある生活が楽しければ楽しいほど、ファンが増えていきます。チケットも売れていくことでしょう。

その為にはこうした「SC相模原ライフスタイル」を創り続け自ら楽しい生活をするサポーターが増える事です。人生を楽しむ、賢い生活を営むサポーターの多いクラブがこれからの厳しい経済社会の中で成長していくクラブである、とも言えるのではないでしょうか。

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4 コメント

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私も筆者と同じ意見です (こう)
2010-03-10 10:29:11
浦和のようにサポーター居酒屋やショップ 商店街にはフラッグがあったりと「SC相模原」と市民というライフスタイル構築はよいと思います。私は麻溝競技場近辺にサポーターの経営するものが建てられるかゆくゆくのクラブハウス近くにショップができたらなと思っています。
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Unknown (ひろ)
2010-03-11 00:23:21
そうですね。SC相模原を中心にした生活や街になって欲しいですね。熱いサポーターがいてこそチームの支えになります!某松本山雅のサポーターは練習見学の傍らで自主的にグランドの雪かきをしてくれたそうで結局選手も混じって雪かきしたとのこと。この一体感SCにも広がるといいですね。
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JYの初陣 ()
2010-03-11 00:33:07
今回の内容と関係無いですが、SCのJY初の公式戦、日本クラブユース選手権U-15のドローが発表されてますね。まだ創設間も無いせいもありU-14も混じるチームなので正直きついかもしれませんが、トップチームと共に応援します。
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SC相模原の楽しみ方を増やしたいですね (ブログ筆者)
2010-03-15 00:57:42
こうさん;
ひろさん;
鉄さん;
いつもコメントいただきありがとうございます。SC相模原を見るだけではなく、JYで子どもと一緒にサッカーチームに加わる楽しみ、SC相模原ファッションを競う楽しみなどなど幅広い楽しみ方が増えれば増えるほど、相模原市がもっと豊かな生活の場になるような気がします。その意味でもSC相模原を大事に育てたいですね。今後ともよろしくお願いします!
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