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激震!戸塚哲也監督解任

2011-05-31 21:57:10 | SC相模原・記念日
今日、SC相模原のホームページを見てびっくりされた方も多いかと思います。戸塚哲也監督が解任されました。後任には望月代表が監督として今後の試合の采配を振るう事になりました。望月代表は「開幕戦では勝利したものの、その後は1分2敗と成績が振るわず、クラブ創設以来、初となるリーグ戦での連敗を喫しました。」と、関東2部リーグ1勝1分2敗の成績不振を今回の監督交代の理由に挙げています。

成績もさることながら、望月代表は選手達ともよく話したことと思います。また、今後5月と同じような状態が6月続いた時のインパクトを経営者として熟慮・判断したことと思います。横浜猛蹴に負けてから、リカバリーアクションを戸塚監督がどのような手を打つかにも注視していたことと思います。そうした総合的な判断から、経営陣は現在の戸塚体制ではSC相模原を復活軌道に乗せられない、と判断し今回の監督退任劇に至ったと私は推測しています。

①関東2部リーグ1勝1分2敗の成績の持つ意味
やはり、「厚木に引き分けた、横浜猛蹴に負けた」という事実は、私たちサポーターにとってもショックでした。過去、負けた事がない相手に負けた、しかも神奈川県のチームに勝てない。このことは夏の天皇杯・神奈川予選でのSC相模原の苦戦を暗示しています。またSC相模原が引き分けた厚木マーカスがエリース・横浜猛蹴・東京海上に惨敗しているのを見るとますます不安になるサポーターの方も多かったに違いありません。
厚木マーカス戦は、私は「SC相模原が厚木マーカスの詳細な分析を怠った」のではないか、と見ています。エリースFC東京は厚木マーカスに対し、SB・ボランチの攻撃参加で数的優位を作り、余ったFWの選手がDFライン裏に抜け面白いようにゴールを量産していました。一方SC相模原は・・・

とにかく「縦への突破」。確かに、村野や吉岡の縦に抜ける突破力はスピード・テクニック共に素晴らしいのですが、これもFWやボランチ、SBらとの連携があればこそ。縦パス1本で裏に抜けて厚木マーカスのディフェンスを破る単調な攻めに終始したために無得点に終りました。
②エリースFC東京戦の采配
チャンスは数多く作りましたが、結局1点どまりで敗戦しました。これは個人的な意見ですが、私はなぜ健太が左サイドハーフなのかが疑問でした。クリスティアーノをDFに下げるなら、健太をボランチに戻す選択肢もあったように思うのです。

上の図の通りサイドハーフの特長は、タッチラインを背にするため、自分の視界180度の中で状況判断します。そしてサイドから入れるクロス、狭いスペースを抜くドリブル、ワンツーなどで崩すショートパスなどは、サイドプレーヤー特有のキックを持っていないとチームの攻撃戦力にはなり得ません。古賀はその意味で、攻撃的な左サイドハーフとしては、今もって日本で有数のテクニックを持ったプレーヤーです。
逆に、健太のようなセントラルミッドフィールダー型の選手は、コートの中央に位置し360度の視野を持ちコート全体にいる敵・味方の位置やスピード・キック力などを見極め、攻撃を仕掛け又守備体型を作るパスを出します。こうした攻守両面での戦術眼、360度に蹴り分けられるキック力、相手のボールを奪い中盤戦を制するキープ力において健太は今Jでプレーしている選手と全く劣りません。
戸塚監督は、選手の成長を促す采配、そしてそれがJFLだけでなくJにも通じるサッカーにしていきたかったのだと思います。慣れないポジションでプレーさせたのもそのため。しかし、地域リーグは教育リーグではありません。1試合1試合がJFLへの階段であり常にチームのベストパフォーマンスを出さないと勝ち続けることはできません。監督解任は止むをえないと私は思います。

あとは選手・関係者・サポーター全員が心を一つにして目の前の一戦に全力投球することです。どんな相手にもリスペクトしてどうしたら勝てるか真剣に考えてプレーしていきましょう。今年のこれだけの戦力の力を発揮すれば1戦1勝を続けられます。サポーターも監督交代を機に一層引き締めて応援しましょう!再スタートを何としても成功させましょう!
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