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最後は昇格への想いの強さ

2010-07-06 23:41:41 | SC相模原日記
全国地域サッカーリーグ決勝大会(以下地域リーグ決勝大会)は、その名の通り地域リーグを勝ち抜いてきた優勝・準優勝のチームが年末日本で一番強いチームを決める決勝戦です。JFLの状況により、上位チームにはJFL昇格、または入れ替え戦の出場の権利が与えられ「JFLへの登竜門」として強豪チームがしのぎを削る大会で、そのドラマチックな結末もあり、注目度も非常に高い大会です。
全国社会人サッカー選手権(全社)の1位・2位チームの参加が認められるようになったのは、2008年から。当初は、地域リーグで優勝できなかったチームが、復活参加できる道であったことから「敗者復活枠」などとも呼ばれていました。しかし、その概念を変えたのは、昨年の松本山雅とツェーゲン金沢です。この2つのチームは、「全社枠」で地域リーグ決勝大会に参戦、見事1位と3位に輝きJFLに昇格しました。これにより「全社枠」は、各地域リーグの実力格差を埋め合わせる枠として認知され、今年地域リーグ決勝大会の出場チームは「16→12」に減ったにも関わらず「全社枠2」は変わりませんでした。
逆に、「16→12」の変更により、今まで高い確率で参加出来た地域リーグ2位のチームの地域リーグ決勝大会への出場の可能性が低くなったため、2位以下のチームにとって、事実上「全社」が、JFL昇格トーナメント大会となっています。

関東に先んじて、東海地域で「全社・東海地域代表決定戦」が行われ、矢崎バレンテ・藤枝MYFC・トヨタ蹴球団・マルヤス工業の4チームが全社・全国大会への出場を決めました。どの試合も1点差の死闘。ここまできたら所属リーグの上下など全く関係ありません。最後は、「JFL昇格への想いの強さ」の争いだったように思います。鈴鹿も藤枝へのリベンジ、あと1歩及びませんでした。
今週末の関東も、最後は「気持の強さ・JFL昇格への想いの強さ」で決まると思います。でないと、県リーグチームが、こんなにたくさん勝ち抜いてきた現象を説明できません。私たちSC相模原サポーターは、「クラブドラゴンズ(関東1部) VS 市川SC(千葉県)」の延長&PK戦を、目の前で見ていました。試合は、大半クラブドラゴンズのペース。しかしドラゴンズは攻め続けるものの、市川SCからゴールが奪えません。市川SCが延長前後半、最後の最後まで守りきって勝利を得ました。炎天下の中、最後まで体を張ってゴールを死守する姿は、勝利への執念そのものでした。

SC相模原も目先の1勝に全力投球です。相手が関東1部の強豪だろうとグラウンドにあがったら関係なし。冷静な判断力と強い気持ちで、試合に勝ちましょう。

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