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S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

秋葉が上がった時のリスクマネジメント

2010-03-16 22:38:18 | 勝利への叡智
上の文章は、3月14日準決勝の六浦戦、試合の流れが変わった後半28分のプレーの詳細です。新聞でも、サッカー雑誌でも文字数の限られた試合レポートではこのシーンは、「GK榎本がレッドカードで一発退場になり、SC相模原は10人で戦わざるを得ず一気に流れが六浦に変わった」としか書けません。しかし、上の文章を読んでいただければ、この28分のプレーには、たくさんの伏線があったことをご理解いただけることと思います。つまりこの六浦FCの1点も、榎本のレッドカードも「SC相模原、チームとしてのミス」だったのではないか、と思うのです。

①CBがゲームの流れの中で、DFラインを外れ前に出る事は、あります。しかし「CBがDFラインから出かけるときは戸じまりが必要」です。しかしこの後半28分、秋葉のポジションには誰もカバーに入りませんでした。ボールを受けた六浦FW・寺島とGKとの間には、大きなスペースが広がっていたのです。
②それまでの試合の流れから、16番・寺島と36番・宮下が六浦の攻撃の中心である事は明らかで、六浦ウィングを大将らSBが押さえこんでいたので余計に要注意人物はこの2人だったたのです。しかし、この場面山なりのボールを受けた寺島は全くのフリーでした。誰も捕まえていなかったのです。

こうして見ると、この場面が全く違ったものに見えてくると思います。サッカーは時間を追うごとに状況はめまぐるしく変わります。3点リードで迎えたラスト15分では、DFライン上で「リスクマネジメント」をする選手が必要です。猛追したい相手は当然攻撃に人数をかけてきますから、攻め込まれれば、数的優位を作られる危険性があります。そのリスクを計算し、何処にどのように何人でブロックを築き、相手の攻撃を跳ね返すか、守備陣の意思統一が必要です。
ですから、このシーンは榎本選手だけが悪いのではありません。榎本選手、元気出して下さいね!決勝戦、佐藤や岩田がいいプレーができるよう、万全のサポートよろしくおねがいします!そして勝ちましょう。必ず。

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チームコミュニケーションのレベルは上がったか

2010-02-27 16:56:58 | 勝利への叡智
新チームになりトレーニングマッチ中・後で画像のようなコミュニケーションを取り合う光景がよく見られました。各選手の力・個性・チーム戦術・チームプレーが一つのチームの力としてまとまるには、コミュニケーションが一番大事であることは言うまでもありません。どんなに強力な選手が入団しようとも、チームとしてお互いの信頼関係と意思疎通ができないと、ピッチ上で即時に判断&アクションを必要とされるプレーができません。

海外で活躍する日本人選手に共通している事は、「自己主張の強い選手」であると言ってよいでしょう。またそれに対する相手の反発を恐れず、相手の主張もよく理解し信頼関係を築きあげる事ができる選手です。日本国内は「和をもって尊しとなす」文化ですが、海外、特にヨーロッパは今や人種のルツボです。全く考え方の違う人とコミュニケーションするためには、自分も主張しなければなりません。相手も言ってくれないと解りません。

そしてチームコミュニケーションの要が、「監督」です。オーケストラの指揮者と似ていると言ってよいのではないかと思います。セルティックのストラカン監督は、中村俊輔の長所・短所を理解したうえでチームの戦力として俊輔の長所を活かそうとチームづくり・コミュニケーション作りを進めました。しかし、エスパニヨールのポチェッティーノ監督は、スペイン人とアルゼンチン人で大半構成されているメンバー中に中村俊輔が人間的にも技術的にもチームコミュニケーションの中に入るのは無理と判断、俊輔をピッチに立たせることはほとんどありませんでした。

新チーム結成してまだ2ヶ月、SC相模原の試合中のピッチ上でも、秋葉監督はじめ様々な選手の会話が飛び交っています。望月代表もベンチを飛び出して選手に指示をします。力のある個々の選手たちの力が、チームプレーとしてどこまで連携のレベルを上げる事ができたか、明日28日のコブラ戦でSC相模原が勝利できるかのポイントの一つと思います。

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tonan前橋戦レポート ~厳しい!ポジション争い

2010-02-07 12:15:01 | 勝利への叡智
昨日のtonan前橋戦を観戦していて、新チームでのポジション争いの激しさ・厳しさを感じてしまいました。これは先日、当ブログでも記しました通り、選手間のスキルの差が少なくなり その日の相手・コンディションによって選手起用が可能になった為です。上の図が、昨年~今年にかけての試合出場から現在のポジション争いを想定してみました。

まず、怪我・コンディション・闘争心の低下がなければスタメンで出てくるだろう選手は、FW齊藤・CH鈴木健・CB奥山の3人だけです。榎本も正GKと言ってよいかと思いますが、今年の試合出場時間だけみれば現状佐藤に負けています。あとのポジションは、本当に熾烈です。
【FW】昨日は、齊藤・森谷の2人でしたが、船越と周囲との連携が上がってくれば、齊藤・船越のスタメンも十分考えられます。少なくとも昨日の試合は、後半の「齊藤・船越」のほうがいい出来だったことは間違いありません。エース森谷でさえも一層のレベルアップを目指さなければならない状況です。真仁田・木下は、特徴であるスピード・ドリブル突破力・得点感覚をさらに磨いてまず「スーパーサブ」として試合での実績を重ねて行きたいところです。

【SH】富井の加入で、吉岡でさえもスタメン確保したとは言えない状況になっています。またFWとの組み合わせによって誰がSHで出場するかが、変わってくると言っていいでしょう。昨日終盤、吉岡に代わって鈴木隼が入りましたが、FWが船越だったため、鈴木隼の正確なクロスは非常に効果的でした。また坂井のSH起用もオプションの一つです。当日の戦術・コンディション次第で誰が出場するのか分からないポジションです。
【CH】昨日のプレーぶりを見ても今のところ鈴木健のスタメンは動きません。ただ昨年と違うのは、健太がコンディションを落とせば「俺に任せておけ」という選手が複数いる事です。さてもう一人のCHは、SHと同じでその日の戦術・コンディションによって変わります。坂井が軸であることは間違いありませんが、守備的に試合を作っていきたい、健太を上げて攻撃に厚みを加えたい、と望月代表が考えれば、秋葉・水野・野村らの起用も考えられます。坂井がコンディションを落とせば鈴木隼が入ってくるでしょう。

【SB】このポジションは、全候補選手横一線です。昨日、前半24分で井上が大山に交代となりました。試合が始まっても不甲斐ないプレーが続くと即交代となるくらい、流動的な状況なのです。候補は、井上・大山・水野・鎗田・永田の5人。鎗田・永田もチームに溶け込めばレギュラーは目の前です。
【CB】工藤の加入で、奥山-工藤、奥山-秋葉の2パターンのスタメンで当面対応していくのではないでしょうか。この3人の中から故障者がでれば、野村・鎗田が喜んでスタンバイするでしょう。

【GK】榎本・佐藤の正GK争いに岩田が続くポジション争いです。昨日のtonan前橋のGK鏑木の安定したプレーぶりも参考になったことと思います。3人とも資質十分。あとはどんな状況でも落ち付いて守護神の任を務めて欲しいと思います。

サバイバルトーナメントは、レギュラーだけでなくチーム全員が高いレベルで戦えなくては勝ち抜けません。3連戦・5連戦ともなれば必ず全員の力が必要となります。選手全員の力を結集して今年こそ栄冠を勝ち取って欲しいですね。頑張れ!SC相模原。

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サッカーの精神・スピリッツを追い求めて

2010-02-04 21:35:12 | 勝利への叡智
プロスポーツには、高い精神性が求められます。サッカーも同じです。
Jリーグの試合で、勝っている時の試合終盤、時間稼ぎのためにセットプレーをのんびり時間をかける選手。選手交代の際にわざとゆっくり歩いて帰ってくる選手。セットプレーの開始を急いでいる相手に対し、ボールを渡さなかったりする選手。実際には痛くないのに痛がったりする選手。足がかかっていないのに倒れ、相手の反則を誘おうとする選手。試合の流れを切りたいがために大したこと無いのにピッチで大の字に倒れたままの選手。

これらの行為は、過ぎると反則を取られます。つまり「サッカーの精神(スピリッツ)」は「フェアプレーで最後まで全力で戦うのが真のプロフェッショナル」であることを明示しています。しかしJリーグでは、上記の行為がサッカーでの普段の光景になっています。「勝つために必要なこと」と真顔で語る監督・コーチ。世界の中での日本のサッカーレベルは停滞したままなのは必然なのかもしれません。

今日、横綱朝青龍が引退しました。「土俵で勝つ事が横綱の使命」と25回も優勝しましたが、彼が横綱として勝ち続ける間、相撲は観客が減少し国技大相撲は衰退し続けました。朝青龍が土俵上でパフォーマンスをすればするほど、相撲ファンは土俵から逃げていきました。相撲のレベルも下がる一方です。本場所は厳しい稽古で磨き上げた力と技を出し合って闘う場所。ですから横綱は、「師範」であって「チャンピオン」ではないのです。最後まで「精神性」が幼稚なままだった人物を横綱にし続けた「つけ」を相撲協会は、これからリカバリーしなければなりません。

カズ・ゴンの2人のプレーが、全盛期に比べ衰えたことは誰の目から見てもあきらかです。しかし2人は、未だに多くのサッカー選手の「師範」であり、その精神性の高さからファンの目を引きつけます。現役のJ1・J2のトップ選手は、日本のサッカーのレベルを向上させ魅力あるプレーで世界のサッカーファンを引き付けるためにも「サッカーの精神(スピリッツ)」に近づこうとする努力を続けて欲しいものです。

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プラチナ世代の争奪戦

2010-01-28 23:12:05 | 勝利への叡智
来月、2月27日に行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2010」の前座として「U-18Jリーグ選抜 対 日本高校サッカー選抜」の 親善試合が行われます。今、話題の「プラチナ世代」が、Jリーグユースのメンバーと高校サッカーのメンバーとに分かれて対戦するという楽しみな試合です。そもそも「プラチナ世代」が、本当にこれからJリーグや日本代表の中核メンバーになっていくかどうかは、全く分かりません。マスコミが貼った「プラチナ世代」というラベルに押しつぶされてしまうかもしれません。ですので、彼らがプラチナのように輝くかどうかは、これからの彼らの努力次第です。しかし、こうしてスポットライトを当ててもらい注目されることは、いい意味で成長のきっかけをつかみやすい環境にあると思います。

今年のJリーグ選手争奪戦は、すでにこの「プラチナ世代」メンバーに焦点が集まっています。上記リストが昨年のナイジェリアで開かれたU-17ワールドカップのメンバーです。U-17ですので全員高校2年生に相当する世代です。既に宇佐美・高木の両選手はトップチームに昇格。そして中盤のキーマン・柴崎の鹿島入りが先日決定しました。また今度は中京大中京のFW宮市の獲得合戦が始まっているようです。高校3年生の獲得競争よりも2年生の獲得競争がクローズアップされる事は珍しく、やはりJクラブ側も「プラチナ世代」との認識をもっているのでしょうか。

この世代は「フィジカルをもっと強化する必要がある」と言われてきました。確かにDF陣もヨーロッパ・南米の大型フォワードを背負ってプレーするには、まだ線が細く身長180cmを超える選手も見当たりません。
ドイツワールドカップでの日本代表の敗戦にジーコ監督は、「フィジカル面や体格差」を挙げました。しかしヨーロッパ勢・南米勢のフィジカルに対応できるかどうか、また対応する肉体をどう作っていくか、はヨーロッパ・南米のチームと戦ってみないと判断がつきません。「可愛い子供には旅をさせろ」 日本サッカー協会は、有望なU-18の選手を集めて、どんどんヨーロッパ・南米遠征を繰り返し、長年の、「フィジカル面や体格差」といった日本代表の懸念点を払拭させて欲しいです。世界に負けない本当の「プラチナ世代」を作る為にも。

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2010年シーズンスタートへの切り替え

2010-01-18 07:42:27 | 勝利への叡智
神奈川県社会人サッカー選手権大会・一次トーナメントはすでに始まっています。SC相模原の最初の相手は、大船FCと一次トーナメントCブロックを勝ち上がったチームの勝者と戦います。そしてそのCブロックの本命、六浦FCセカンドは昨日17日川崎市役所を4-0で完勝し来週24日、一次トーナメントCブロックの勝ち上がりと県リーグ2部昇格を賭けてゴブリンとの試合に臨みます。

2月28日戦うであろう横浜GSFCコブラは、12月からペースを落とすことなく神奈川県1部リーグのかながわクラブやさがみ大沢FC、東京都1部の新宿FCや早稲田ユナイテッドなどのチームと毎週試合を重ね、2月に向けてチーム作りを仕上げています。六浦FCも関東リーグの厚木マーカス・佐川CSの胸を借りて練習試合を繰り返し2月に向けてチームづくりのピッチを上げてきています。

SC相模原は、神奈川県社会人サッカー選手権大会の準備はこれからです。榎本選手のお話によると20日(水)から練習を再開するようです。2月に向けてのチームの仕上げ方は、他ライバルチームのように年末年始は短いオフのみで、毎週練習試合を組むチームもあれば、SC相模原のように休養を十分取り怪我を癒し、2010年シーズンを戦う体を作り直すチームもあります。いずれにしても、2月11日・28日には、新チームとして戦う集団になるよう、気持ちを切り替えて頑張って欲しいと思います。

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黄金世代・稲本の帰国とプラチナ世代・柴崎の鹿島入団

2010-01-15 22:44:57 | 勝利への叡智
稲本の川崎フロンターレ復帰が正式にきまりました。これで「黄金世代」とよばれた79年組有力選手は、全ての選手がヨーロッパから帰国したことになります。まだ、選手ピークとも言える30歳。Jリーグでヨーロッパでの経験を活かしたレベルの高いプレーを見せてくれる事と大いに期待したいと思います。

黄金世代は、トルシエによって海外移籍を勧められたある意味「エリート世代」。しかし帰国後のプレーは、選手により全く明暗を分けています。
「明」は小笠原(鹿島)選手。イタリアから2倍逞しくなって帰国しました。格段に向上した守備力、全面に出る気迫、攻守に渡る献身的なプレーと冴えわたるセンス。精度を増したシュート力。鹿島アントラーズ3連覇の黄金時代の要と言って過言ではない活躍ぶりです。
「暗」は高原(浦和)選手。周囲とまるで合わないコンビネーション。プレースピードと俊敏性の低下。決定力の低下。まるで渡欧前の高原とは別人のよう。「暗」まではいきませんが、期待を裏切っているのが中田浩(鹿島)。最初の帰国後の小野(当時浦和)も、帰国して目覚ましい活躍はできませんでした。稲本選手は、川崎で更なる輝きを増す活躍ができるでしょうか。個人的にはやや心配です。

どうも高原・小野・稲本・中田浩らからは「ヨーロッパで活躍できた」という充足感が、インタビューなどから感じられます。ワールドカップにも出場し、これまではバラ色のサッカー人生を送ってきたのです。有名女性タレントとも浮名を流しました。有名プレーヤーですから引退後も、日の当たる場所での生活が送れることでしょう。ですので、同じチームの若手選手と目の高さを同じにすることができません。若手の豊富な運動量に合わせることもできません。明日の生活も保障されていない若手選手とは、サッカーへの感性も違います。
しかし、小笠原はイタリア・メッシーナでは、出場すらままならない日々を送りました。出場に向けて練習に明け暮れる日々。そのまま帰国。悔しくてたまらない想いが、帰国後ピッチで爆発します。イタリアでの「渇き切った日々」が今の小笠原満男を作っていることは明らかです。

デンマークの哲学者キルケゴールの講話に「野鴨(のがも)は飼いならすな」という話があります。毎年秋、南方に飛び去る渡り鳥、野鴨。ある時、慈悲深い人が、近くの沼に野鴨のためにエサを与え続けました。しばらくすると、鴨のうち幾羽かは南方へ飛び去ろうとしなくなります。この人の与えるエサを頼りにして、デンマークで越冬するようになったからです。だんだんこの鴨たちは飛ぶことが少なくなり 三、四年の後には、この鴨たちはすっかりだらしなくなり、飛ぶことさえ難しいほど太ってしまったのです。
キェルケゴールは、こう言いました。「野鴨を馴らすことはできよう。しかし、馴らした鴨を野生に返すことはできないと。もう一つ、馴らされた鴨はもはやどこへも飛んで行くことはできない、とも言えるのだ。」と。

同じく本日、全国高校サッカー選手権で活躍した青森山田の柴崎選手の鹿島入りが内定しました。U―13日本代表として出場した05年世界幼少年サッカー大会(韓国)で優勝した「プラチナ世代」の一人です。まだ高校2年生の17歳ですが、30歳を超えても「野生の野鴨」であって欲しいものです。

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2009年栃木サッカー快進撃で関東レベルに仲間入り

2010-01-06 22:55:34 | 勝利への叡智
全国高校サッカー選手権大会で、昨日栃木県代表・矢板中央が広島観音を下してBest4に進出しました。栃木県勢としては24年ぶりのBest4進出の快挙です。最近高校だけでなく社会人サッカーでも、栃木県チームの活躍が目立っています。今日は、この「栃木県のサッカー強化」の状況から、日本のクラブサッカーの現状について掘り下げて見たいと思います。

栃木県は、2008年までは唯一関東でJチームのない県でした。しかし2009年に栃木SCがJ2に昇格すると、今年2010年日立栃木UVAがJFLに昇格。関東リーグでもヴェルフェたかはら那須が2009年2部優勝しました。ヴェルフェは2010年からは1部に昇格です。そして今回の矢板中央の快進撃と、この1~2年栃木県のサッカークラブの強化は急激にレベルアップしてきました。結果上の図の通り、県南部に「J3」栃木ウーヴァFC、県中央に「J2」栃木SC、県北部に「J4」ヴェルフェたかはら那須と、栃木県全域に中核クラブが出来た事になります。
 
上の表が現在の栃木を除く関東1都5県の「都道府県別クラブ強化状況」です。栃木県はようやくこの1都5県に追いついて来たと言えます。また上回った点もあるのではないでしょうか。上の表の上段3県は、まだサッカークラブの所在地が集中しています。埼玉県は、ほぼさいたま市に集中し、所沢・川越・熊谷・春日部・川口などの主要都市への広がりが遅れているようです。千葉県も実質ジェフとレイソルの2クラブと言ってしまっていいでしょう。その点栃木県は、北部・中部・南部に1つづつ中核クラブが育ちつつあります。
下段の1都2県は、まんべんなく各カテゴリーにクラブが配されています。ただ神奈川県のJFLの空欄が、ポッコリ目立ちます。昨年は、YSCCがあと一歩まで行きましたが無念の敗退に終わりました。来年この空欄を埋めるのがSC相模原の目標です。「早くお入りなさい!」と口あけて待ってくれているようです。頑張らなきゃ。

一方、Jチーム(含むJFL)が1チームも入っていない都道府県もありますが、空白は年々埋まりつつあります。昨年は石川県と長野県が見事その空白を埋めました。山口県・香川県・福島県は有力チームを擁し今年JFL入りに勝負をかけます。また三重県の鈴鹿ランポーレFCと奈良県の奈良クラブも空白を埋めるべく地域リーグ1部昇格を決めました。頑張って欲しいのは、青森県・福井県・島根県・和歌山県といったところでしょうか。
こうしてみると全都道府県にJチーム(含むJFL)が配されるまで、あとわずかという事も理解できます。日本のサッカーレベルの低下がマスコミネタになっていますが、広がりという観点からすると順調に全国に広がっていると考えてよいのかもしれません。日本サッカー協会は、現在の日本の経済環境・少子高齢化社会なども考慮にいれて、次世代のJクラブのあるべき姿を打ち出すべき時期に来ていると思います。多額のコストを必要としない地域の輪の中で活躍する新しいJクラブのあり方を!

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中村俊輔「夢をかなえるサッカーノート」

2010-01-03 01:39:30 | 勝利への叡智
中村俊輔選手の「夢をかなえるサッカーノート」という本が、2009年11月から発売が開始され皆さんも書店で目にされた方も多いことと思います。俊輔選手が桐光学園高校時代、メンタルトレーニングの先生からノートを書く事を指導されて、それが今なお習慣となり続いているそうです。中村選手本人も言っていますが、「ノートを書いたからといってJリーガーになれる、日本代表になれる訳ではない」と思います。しかし、その記述されている内容を見れば、中村選手が1日1日の時間を無駄にせず、常に前進を図ろうとする目標・計画・トレーニング・試合・振り返り・再確認の連続が、きちんと出来ていることが良く分かります。

これを読んでいるとグラウンド上での一流選手の頭の中を垣間見ることができて興味が尽きません。
●サイド攻撃の時の迫力。絶対決めるという迫力でゴールに走り込む。体で押し込む。
●1タッチ2タッチで出して動く。ボールを足元でもらう動きだけではいけない。スペースで受ける動き。スペースを空ける動き。
●どこでスピードを上げるか。もっと前の方で勝負できるボールの受け方ダイナミックな動き。
サッカー選手として「あたりまえの事」が書かれているという見方もありますが、実際試合を戦ったあとの振り返りの文章となると、その言葉の重みは断然変わってきます。勝った喜び、負けた悔しさの中で「体感」した「体の声」なので、自然と次のトレーニング・試合に活かされる事になるのです。サッカーは試合が始まれば 考えるスピード・頭の回転を上げて、そのとおり体を動かす「正確な状況判断→攻守の戦略発想→体で実現」のサイクルをスピードアップする必要があります。(これも「心で体は動く」と俊輔ノートには記されています。)そのためには、「考える力」の正確さ・速さを起点とする、精神と肉体との連動性をトレーニングする事が必要なのではないのでしょうか。その意味で「ノート」は、選手を成長させるトレーニングの方法の一つといっていいでしょう。

同じスポーツでも、野球の野村監督の「野村ノート」も有名です。野村監督は、社会人としての基本的な所作・心構えから、プロ選手として「どう考えながらプレーするか。」をポジション・場面・相手に応じた野球のセオリーを選手の体に刻み込むために、選手にノートを取らせました。野村監督が指揮した、ヤクルト・阪神・楽天の選手たちが、明確に「成長」していることからそのノートの効果は、疑う余地もありません。その他、学問の世界での「東大生の美しいノートの取り方」や ビジネスの世界でも、11年連続増収を続け業界シェア40%を取るに至ったラベルプリンターメーカーの㈱サトーで行われている「三行提報」(さんぎょうていほう・・・社員全員1日3行以内で、業務の改善につき社長に提案する。社長は千人を超える社員のメモを全部読みとおし返信する。)も、社員1人1人のノートから企業としてイノベーションを創り上げていく経営手法です。このように、中村俊輔のサッカーノートで「夢をかなえる」手法は、幅広い世界で成功に導いています。

天賦の才に恵まれた人は、試合・トレーニング・ミーティングでの出来事を頭で記憶し、自分の強い意志でその修正を体に刻みこみ成長することができます。しかし、そうした才能に恵まれなかった選手の対応策としてこの「ノート」は、強力な武器となります。また選手だけではありません。サポーターもノートをとることで、試合の見方が変わってきます。私も、昨年の7月このブログを立ち上げてからノートを取り続け現在3冊目に入りました。もう雨にも濡れ、試合中に速記しなければなりませんので、もう字はぐちゃぐちゃです。しかし読み返してみると、SC相模原の選手たちのプレーぶり、ファインプレー、ミスなどが鮮やかに頭の中によみがえってきます。この記憶は画像・映像とは全く異なります。私もブログの文章の質を上げるために、今後もノートを活用していきたいと思います。

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メッシ2号

2009-12-20 01:53:43 | 勝利への叡智
今年のFIFAクラブワールドカップ決勝は、バルサが延長にもつれ込む接戦の末、2-1で優勝しました。昨夜は夜更かししたサッカーファンの方も多かったことと思います。前半は、エストゥディアンテスの流れで進み37分、ボセッリのヘッドによるゴールで0-1。バルサのDFアビダルを強靭なフィジカルでぶっ飛ばしての素晴らしいシュートでした。しかしこの試合の流れを変えたのは、バルサ後半のペドロ投入だったと思います。その後はバルサらしい試合運びで後半44分のペドロのゴールで1-1、延長に入り最後はメッシのゴールで2-1の逆転勝利を収めました。

ペドロは、メッシと同じ22歳。基本ポジションもメッシと同じ3トップの右ウィング。身長もメッシと同じ169cmで、バルサのカンテラ育ちというのもメッシと同じ。言うならば「メッシ2号」。 ですので昨夜のバルサの後半は、アンリ・イブラヒモビッチ・「メッシ2号」の3トップに、シャビ・本物のメッシが2列目から飛び出してくる攻撃ですから止めるのは至難の業。その意味でエストゥディアンテスの後半の守備も素晴らしかったと思います。
ペドロは、昨シーズンまでバルサBでプレーしていましたが、今シーズンからトップチームと5年契約を結び昇格してきた選手です。グアルディオラ監督がバルサBを率いていた時も右ウィングで活躍していた選手との事。今季のプレシーズンマッチで7試合で4ゴールとグアルディオラ監督に猛アピール。トップ契約後も、リーガ・エスパニョーラ前半戦、そして今大会、「メッシ2号」として、十分な活躍をしています。

イニエスタもシャビ2号的なプレーヤー。バルサは、下部組織で今もシャビ3号・メッシ3号を育成しているのでしょう。チームの基本戦術が変わらないのであれば、今活躍しているトップ選手の良質な遺伝子を後輩に伝えるべく、JY時代から徹底した教育・人材発掘をしていけば、時間とともにチーム力が大きく劣化することはありません。
SC相模原も将来そうした強固なチーム基盤ができるのが「夢」ですよね。ただSC相模原は、望月代表がトップであることは不変ですので、そうした長期的なクラブづくりは実施しやすい環境にあると思います。そのためにもまずは何が何でも2010年JFL入りを決めて、社会的なクラブの地位を高めて欲しいです。サポーターの皆さん、応援頑張りましょう!

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