本日、関東リーグ1部・2部の試合が行われ、1部では連勝を続けているチーム同士YSCCとFCコリアの対戦は、YSCCが1-0で勝利し唯一全勝で単独トップに踊り出ました。YSCCは、昨年ほどの爆発的な得点力はないものの攻守のバランスが非常によく大崩することがありません。現在3試合全て完封勝ち。1部は王者YSCCをどこが倒すのか、倒すチームが現れるのかが直近の焦点になってきました。
そして関東リーグ2部、首位に立つエリースFC東京 VS 海自厚木マーカスの対戦は、なんと7-1でエリースFC東京が圧勝しました。会場となったのが、同じ神奈川県の県央地区にある綾瀬市民スポーツセンターでしたので、試合観戦に行ってまいりました。先発メンバーは、FW・両サイドバック・左ウィングの4人が変わっていましたが、14人の選手を補強し30人近い選手を登録しているエリースFC東京ですからチームとしては、全く強さは変わりません。選手の表に、今日の試合で得点した選手の「3戦目」のところに●を入れてみました。するとこうなります。

ご覧の通り、FWよりもMFの方が非常に多くの得点を上げていることが分かります。ここにこのチームの大きな特徴がありました。基本フォーメーションは4-2-3-1。FWが1人に攻撃的MFが3人の構成です。今日の画像でいくと下記の通りです。

このFWの下に並ぶ3人の攻撃的MFは、エリースFC東京の場合全員「FW」と考えたほうがいいようです。現に、このポジションのレギュラーメンバーと思われるメンバー構成もFW・ゴールゲッターのキャリアを持つ選手ばかりです。
<パターン1>
FW:①トップ山本 ②トップ下高橋(FW) ➂ウィング村山(FW) ④ウィング野澤
そして交代選手で出てくるのが、深澤(FW)青山(FW)とFWばかり。ですので、この4人全員が、正確なシュート力を持ち、1対1でDFを抜き去るテクニック、細かいパスをつなぐパスセンスを持っています。そして数的優位をつくろうと、FW1人とMF3人が、横一列に並ぶ場面もよく見られました。以下の図のような4-2-4のような形です。

今日の厚木マーカスも、この4人の「FW」に対する対処に苦慮していました。試合開始当初は、DF陣+ボランチ1枚が、よくこの4人を抑えていましたが、エリースFC東京は前半中盤から上記のような4トップにしたり、また両サイドのサイドバックが攻撃参加したりと揺さぶりをかけます。そしてまず厚木マーカスの守備網の穴があいたのがマーカスの左サイド。前半35分エリースFC東京の右ウィング野澤が鋭いフェイントと細かいボールさばきで1対1を突破すると、そのままシュート。このシュートが正確にゴール左上に突き刺さしまず1点目。2点目は、サイドから上がったボールを、厚木DFクリアミス。こぼれ球を逃さず9番「FW」の村山が押し込んで2点目。後半PKで1点追加したエリースFC東京は、後半34分、ボランチの谷川が前線4人に加わり攻撃参加、キーパーの股を抜いてゴール。後半35分交代で入ったFW深澤が、ミドルレンジからループシュート。これが追い風に乗ってゴールイン。これで5-1。勝負は決しました。
ボランチの1人近藤は、基本アンカーの仕事。もう一人の谷川は、相手DFラインが下がると攻撃参加し得点を上げていきます。下記の図の通り、そもそもトップのFWからボランチの谷川までコンパクトな隊形で細かいショートパスをつないだり、ワイドに展開したりしてきます。下の図は赤い楕円形がセンターサークル。ですのでトップからボランチまでの距離は、センターサークルの半分ほどの距離です。このポゼッションをどう崩していくかもエリースFC東京と対戦するチームは、要検討でしょう。

最近、こうした前線にFW的なタレントを並べるチームが少なく、まずこれでDFシステムが混乱します。そこへSB・ボランチが攻撃参加し数的優位を作りさらに混乱に陥れていくという非常に危険なチーム。さぁこのまま関東2部を突っ走るのか?エリースFC東京。さぁどうするSC相模原。




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そして関東リーグ2部、首位に立つエリースFC東京 VS 海自厚木マーカスの対戦は、なんと7-1でエリースFC東京が圧勝しました。会場となったのが、同じ神奈川県の県央地区にある綾瀬市民スポーツセンターでしたので、試合観戦に行ってまいりました。先発メンバーは、FW・両サイドバック・左ウィングの4人が変わっていましたが、14人の選手を補強し30人近い選手を登録しているエリースFC東京ですからチームとしては、全く強さは変わりません。選手の表に、今日の試合で得点した選手の「3戦目」のところに●を入れてみました。するとこうなります。

ご覧の通り、FWよりもMFの方が非常に多くの得点を上げていることが分かります。ここにこのチームの大きな特徴がありました。基本フォーメーションは4-2-3-1。FWが1人に攻撃的MFが3人の構成です。今日の画像でいくと下記の通りです。

このFWの下に並ぶ3人の攻撃的MFは、エリースFC東京の場合全員「FW」と考えたほうがいいようです。現に、このポジションのレギュラーメンバーと思われるメンバー構成もFW・ゴールゲッターのキャリアを持つ選手ばかりです。
<パターン1>
FW:①トップ山本 ②トップ下高橋(FW) ➂ウィング村山(FW) ④ウィング野澤
そして交代選手で出てくるのが、深澤(FW)青山(FW)とFWばかり。ですので、この4人全員が、正確なシュート力を持ち、1対1でDFを抜き去るテクニック、細かいパスをつなぐパスセンスを持っています。そして数的優位をつくろうと、FW1人とMF3人が、横一列に並ぶ場面もよく見られました。以下の図のような4-2-4のような形です。

今日の厚木マーカスも、この4人の「FW」に対する対処に苦慮していました。試合開始当初は、DF陣+ボランチ1枚が、よくこの4人を抑えていましたが、エリースFC東京は前半中盤から上記のような4トップにしたり、また両サイドのサイドバックが攻撃参加したりと揺さぶりをかけます。そしてまず厚木マーカスの守備網の穴があいたのがマーカスの左サイド。前半35分エリースFC東京の右ウィング野澤が鋭いフェイントと細かいボールさばきで1対1を突破すると、そのままシュート。このシュートが正確にゴール左上に突き刺さしまず1点目。2点目は、サイドから上がったボールを、厚木DFクリアミス。こぼれ球を逃さず9番「FW」の村山が押し込んで2点目。後半PKで1点追加したエリースFC東京は、後半34分、ボランチの谷川が前線4人に加わり攻撃参加、キーパーの股を抜いてゴール。後半35分交代で入ったFW深澤が、ミドルレンジからループシュート。これが追い風に乗ってゴールイン。これで5-1。勝負は決しました。
ボランチの1人近藤は、基本アンカーの仕事。もう一人の谷川は、相手DFラインが下がると攻撃参加し得点を上げていきます。下記の図の通り、そもそもトップのFWからボランチの谷川までコンパクトな隊形で細かいショートパスをつないだり、ワイドに展開したりしてきます。下の図は赤い楕円形がセンターサークル。ですのでトップからボランチまでの距離は、センターサークルの半分ほどの距離です。このポゼッションをどう崩していくかもエリースFC東京と対戦するチームは、要検討でしょう。

最近、こうした前線にFW的なタレントを並べるチームが少なく、まずこれでDFシステムが混乱します。そこへSB・ボランチが攻撃参加し数的優位を作りさらに混乱に陥れていくという非常に危険なチーム。さぁこのまま関東2部を突っ走るのか?エリースFC東京。さぁどうするSC相模原。




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