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S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

25歳監督兼選手が「JFL昇格挑戦中!」

2011-08-08 20:08:51 | ライバル達の咆哮
上の画像は田上裕(たのうえ・ゆたか)。FC KAGOSHIMA監督兼選手。25歳。SC相模原では、坂井や森谷と同じ年代にあたります。FC KAGOSHIMA(以下FCK)は、九州リーグで現在HOYO AC ELANを勝ち点差2で追う九州第2のクラブ。昨日、全社出場が決定し、今年クラブの目標であるJFL昇格に挑戦する「強豪クラブ」。FCKは監督・田上が25歳ですので、選手の大半は25歳以下の若い選手で構成されています。この日の先発メンバーも以下の通り。

こうした先発メンバー表を丹念に見ていくと、このクラブの目指している方向感がおぼろげながら見えてきます。まずチームの攻撃の柱となるセンターFWはサガン鳥栖から移籍してきた谷口。守備の柱となるCB・2人はFC琉球(JFL)から加入した愛甲とFC岐阜(J2)から移籍の山内。この3人はフィジカル&テクニック両面に優れ、またJ2やJFLチームでの経験も活かしFCKの攻撃&守備を質の高いものにしています。次に、先発メンバーをポジション別に並べてみます。

基本的には4-4-2のフォーメーションですが、実際のプレーエリアは9番FW谷口が前・10番前田が後に位置しており4-2-3-1の動き方をしていました。最大の特徴は、田上自身FWの登録にもかかわらずサイドハーフに入ってサイドから攻撃を組み立てます。同じく一昨年の九州リーグ得点王の松元もサイドバック。右サイドバックの辻もFW登録の選手。これだけで、このチームが「サイドから攻撃を組み立てますよ」という意思を発信していることを明確に読み取ることができます。

実際「サイドから崩して得点する」プレーが試合開始早々から連続します。そして試合終了まで徹底して繰り返されます。そして全ての得点はサイドから崩してゴールを決めました。2点目&3点目はこのクラブが一番理想としている形であるサイドからのクロスに谷口が合わせてゴール。結局6-0で圧勝しました。下は、躍動するFCKの右サイド13番茶園と18番辻のコンビネーション。

昨年FCKは、全社1回戦tonan前橋と対戦しました。田上のゴールで1-0で迎えた後半ロスタイム、自らのオウンゴールで同点にしてしまい、延長で1点取られて逆転負け。この敗退を田上は「今年あの敗戦を必ず取り返す」と強い決意で今年の全社に臨んできます。徹底したサイド攻撃でJFL昇格を狙うFCK。25歳監督兼選手の活躍ぶりにも是非注目していきましょう。
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全社出場チームがほぼ確定~北信越で波乱

2011-08-07 17:12:38 | ライバル達の咆哮
昨日~本日、全国社会人サッカー選手権大会・九州予選&北信越予選が開催され、合計6クラブが全国大会出場に名乗りを上げました。九州代表を決める「第47回九州社会人サッカー選手権大会」が本日アビスパ福岡のクラブハウス&練習場がある福岡フットボールセンターで開催され、順当に九州リーグの4チーム(HOYO AC ELAN/FC KAGOSHIMA/ヴォルカ鹿児島/三菱重工長崎)が岐阜県で開催される全国大会に駒をすすめました。一方、北信越大会では、準決勝で北信越リーグ覇者Japanサッカーカレッジが、延長戦の末サウルコス福井に敗北。また北信越リーグ3位の上田ジェンシャンも、6位のテイヘンズFC(石川県)に敗北。結果、波乱を起こしたサウルコス福井とテイヘンズFCが、全社全国大会出場を決めました。下の画像は、全国大会出場を決め表彰されるヴォルカ鹿児島「山口大将」選手。え?大将?そうなんです。SC相模原・金澤選手と同じ名前ですが読み方が「だいすけ」と読むそうです。

あとは北海道と東北ですが、この2つの地区は、昨年の代表チームである
ノルブリッツ北海道・札大GP・福島ユナイテッド・グルージャ盛岡の4チームが、今年も北海道リーグ・東北リーグで順当に上位を占めてることから、北信越のような「波乱がなければ」この4チーム出場が有力なのでは?と思います。こう仮定するとほぼ全出場チームが見えてきますね。

今日、九州社会人に勝利し全国大会出場を決めたHOYO EC ELAN。久々に「HOYOの試合が見たい!」と、福岡まで行ってきました。HOYOの試合を見るのは昨年の地域リーグ決勝大会以来。しかし相変わらず、九州のチームの中では攻守両面において一番高いレベルで維持されています。前半、早々にエース堀健人がゴール。前半終了間際にも1点入れ試合を決めると「お役御免」。プレーぶりも同じHOYOの選手の中でも段違い。ボールが足元に収まると、相手DF・GKの動きをゆっくり見定め、ボールを動かしシュートコースを作るとそのままキック!ゴール。後半、右サイドから崩されて、中央からヘッドを決められるという「らしくない」守備の綻びも見せましたがご愛嬌。

思えば、昨年の地域リーグ決勝大会・1次リーグ初戦SC相模原も、この堀健人に終了間際ロスタイム同点弾を決められPK戦にしてしまいました。今年HOYOとの対戦が決まれば、やはり「堀健人対策」は必要です。堀を抑えてから、さらにHOYOの守備陣をどう崩すかを考えなければなりません。2番ジェフ千葉出身の188cm田中に加えて、V徳島から期限付き移籍の安藤(神奈川大学出身)の2人が安定した守備を今日も披露していました。「地域リーグ決勝」を考えても、HOYO AC ELANの今後の試合ぶりに目が離せませんね。注目しましょう。
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全社出場21チームが決定~実力クラブが順当に

2011-08-02 23:12:44 | ライバル達の咆哮
7月30日(土)31日(日)、第47回全国社会人サッカー選手権大会の出場チームが一気に7チーム決まりました。これで32チーム中ほぼ3分の2ほどにあたる21チームが名乗りを挙げたことになります。まず、関西代表5チームですが、関西リーグ優勝目の前にしている奈良クラブが1回戦で敗れるという波乱があり、代わりにAブロックを上がってきたのが「FCマキシマ」という京都府リーグ1部のチーム。京都府リーグ1部を現在無敗の2位につけていますが、それ以外全く情報がありません。

そしてBブロックで出場を決めたのは、バンディオンセ加古川(上の画像)。関西リーグ2位のチームが順当に全社へ駒を進めました。熱血漢・橋本監督が、声がかすれるまで試合中コーチングし続け選手を鼓舞。今年大学から若いポテンシャルの高い選手を獲得し、ここまで上手くチームを成長させ2年ぶりの全社出場を決めました。好守のバランスのとれた好チームです。

そしてCブロックがアイン食品。身長192センチのGK畑(上画像)を中心にした全員守備で「点をやらないサッカー」を仕掛けてきます。栃木SCから移籍した長身の坂本を中心にした攻撃陣も油断できません。Cブロックからは、順当にアミティエSC(下の画像)が全社出場決定。岐阜にも来るか「みどりのちから遠足」(Green Power Tour)。大応援団に負けないようSC相模原サポーターも「緑の力を結集」して頑張らなければなりません。そして残り1チームはTOJITSU滋賀FC。滋賀は会場となる岐阜の隣県になりますから、地元開催と一緒。地の利を活かしたいところです。

四国は、四国リーグで首位に立つ愛媛FCしまなみと三洋電機徳島が出場を決めました。昨年のカマタマ―レ讃岐に次いで2年連続で四国チームが優勝なるかどうか。奈良クラブの他は、順当に関西・四国の強豪チームが全社出場をきめました。今年の全社も文字通り「地域リーグ決勝大会の前哨戦」となることは確実です。SC相模原も昨年の讃岐・長野、一昨年の松本・金沢と同じく全社経由でJFLへ旅立ちましょう。
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今は「約束の地」へ向かう権利を確保したのみ

2011-07-11 22:58:06 | ライバル達の咆哮
昨日、第47回全国社会人サッカー選手権大会・関東大会ブロック決勝戦が開催され結果
Aブロック 流通経済大学FC 9-0 ルミノッソ狭山
Bブロック YSCC 2-1 坂戸シティFC
Cブロック SC相模原 1-0 クラブ・ドラゴンズ
Dブロック TOKYO23FC 2-1 FCコリア
Eブロック パイオニア川越 2-0 日立ビルシステム
Fブロック エリースFC東京 3-0 さがみ大沢FC
となり、左側の6チームが全国大会出場を決めました。相模原勢は、SC相模原が全国大会出場を決めたものの、残念ながら、さがみ大沢FCはエリースFC東京に敗れました。全国大会に出場する関東勢のチームを見てみると各ブロックで有力視されていたチームが順当に決まった感があります。逆に昨年の全社・関東予選が下剋上の連続で、6チーム中4チームが県リーグチームが占めるという結果だっただけに、余計に「順当」と感じられるのかもしれません。(下記表参照)

これで、第47回全社・全国大会出場を決めたチームが一番上のリストの通り11チームになりました。全32チーム中11チームですからほぼ3分の1のチームが決まった事になります。
まず「開催県枠」はFC岐阜SECONDの出場が決定。7月2日~3日に行われた東海大会では藤枝・トヨタ・刈谷・マルヤスの東海リーグ1部4チームが順当に全国大会出場を決めました。敗れた有力チームには、矢崎バレンテ・FC鈴鹿ランポ―レなどがあります。

もう一度関東から出場する6チームを見てみると、今年は東京勢が2チーム入りました。昨年、東京勢は1チームも入れませんでしたので、今年のTOKYO23FCとエリースFC東京、2チームの健闘が光ります。しかし関東2部リーグ、東京都1部リーグでそれぞれ無敗で首位を走る両チームですので、この結果には全く驚きはありません。それ以上に驚いたというより残念だったのが流通経済大学FCとルミノッソ狭山の「9-0」というスコア。この両チームは2004年の地域リーグ決勝大会・決勝ラウンドでJFL入りを競い合ったチーム同士。結果流通経済大学がJFLに昇格し、ルミノッソ狭山は4位でJFL昇格ができなかったという歴史があります。JFL昇格は、実力プラス運も必要。SC相模原もチームが上昇気流に乗っている今年こそ何としても昇格しなければ、の感を再認識しました。

私は、昨日クラブ・ドラゴンズ戦の勝利にもちろん「嬉しい」と喜んでいましたが、同時に「助かった・・」というホッとした気持ちにもなりました。今年5月、関東リーグ2部で厚木・猛蹴・エリースと3試合続けて勝てなかった頃、一番恐ろしかったのは「このままだと全社・関東予選には勝てない」と感じた事です。一昨年の2009年、全社・関東予選に臨んだSC相模原(当時県リーグ2部)は、1試合目(2回戦)関東リーグ2部のエリースFC東京に5-2で圧勝。ブロック決勝でYSCCと対戦しました。私たちサポーターはこのままの勢いで全国大会出場できる!と信じていました。しかし1-3の逆転負け。この敗戦に私は非常に落ち込みました。泣きっ面に蜂、その翌週天皇杯・神奈川県予選でも敗退。なんか2009年のシーズンが7月で終わったような脱力感。「SC相模原よ、もう一度立ち上がれ!」と一念奮起して書き始めたのがこのブログです。

SC相模原のHPに「約束の地へ、第二章。」とありますが、本当の第二章はこれからがスタート。今まではプロローグでしかありません。まずは、7月23日-24日の2連戦と7月30日-31日の2連戦と「真夏の連戦」が待っています。昨年の結果から課題と言われていた「レギュラーと控え選手に実力差がなく誰がでてもチームとしてベストパフォーマンスできる」が問われるところではないでしょうか。最近、SC相模原の先発選手が固定されつつありますが、全社5連戦、地域リーグ決勝3連戦を戦い抜くにあたり問題ないのかどうか、サポーターの皆さんも大いに議論を深めてください。
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熱戦!関西リーグ観戦記 アインvsバンディ

2011-07-02 22:10:32 | ライバル達の咆哮
本日、大阪市長居の「金鳥スタジアム」で、関西リーグ第9戦目「第一試合・奈良クラブvsアミティエSC」「第二試合・バンディオンセ加古川vsアイン食品」という上位4強同士の直接対決が行われました。関西リーグの4強を一度に見れる絶好のチャンス!ということで、早速この2試合を観戦してきました。まず今日レポートするのは、手に汗握る激しい攻防の続いた好ゲーム「バンディオンセ加古川vsアイン食品」戦です。

前節までの順位です。奈良クラブが首位を独走する中、バンディオンセ加古川だけがかろうじて奈良を追走しています。しかし優勝までは1敗も許されないバンディオンセ加古川。一方アイン食品(以下アイン)は優勝は届かないにしても、今日バンディオンセ加古川(以下バンディ)を破り2位の座を引き寄せたい試合。キックオフから両チームの意地と意地がぶつかり合う激しい試合となりました。
以下が両チームのスターティングメンバーです。


試合開始から20分までは、双方激しい中盤でのボールの奪い合いが続きます。10分、バンディFW9番寺本が、DFライン裏をうまく抜けGKと一対一に、しかしドリブルが長くなりGKにキャッチされ思わず天を仰ぐバンディ橋本監督。バンディオンセ加古川は常に橋本監督が、大声の指示をピッチ上に出し続け加古川の選手たちを鼓舞し続けます。(下画像)

しかし、前半25分頃から前半終了まで、一方的に攻めたのはアイン。まず10番武末のキープ力、パスセンスで中盤を作ると、ペナルティエリア周辺までボールを持ち込みゴールを決めようと選手が飛び込んできます。しかし、バンディDF最後のところで踏ん張り得点を与えません。

バンディは守勢に立たされ続ける中、ボールを奪うとカウンター攻撃。しかし下の画像の通り、1人で持ち込むだけでサポートする選手が少なく簡単にアインDFにいなされてしまいます。この状況に橋本監督の指示も「激怒!」「おいXXなんで上がらないんだ!」。以降もアインは、中盤のパスワークでバンディを上回ります。逆にバンディの中盤は、アインの回すボールを追いかけプレスをかけ続け、なんとかピンチを防ぐといったサッカーが続きます。しかし、ここで前半終了。劣勢にあったバンディは前半失点を免れました。この「前半・アインの流れがずっと続いていたのにアインは得点できなかった。」事がこの試合の大きなポイントになっていきます。

ハーフタイム、橋本監督の選手への「檄」は、グラウンドにまで聞こえてくるほど大きな声。「おまえらここでアインに負けていいのか!」この檄に選手も引き締まったのか、後半バンディが優勢に攻撃を開始します。アインの守りの要は5番岡本。身長173センチと高さはないCBですが、1対1に強くフィードも正確。バンディの攻勢をうまくかわします。

先取点は耐えてきたバンディに入ります。後半15分、バンディの小柄なボランチ桶田が、ドリブルでゴールに迫るとアインDFペナルティエリア左で押し倒してしまいPK。キッカーは10番吉田。これを簡単に決めて押され続けたバンディが1-0とリードします。
この失点にアインの攻撃はさらに激しさを増します。後半20分頃からまたアインの一方的なポゼッション。バンディ選手交代で中盤にフレッシュな選手をいれますが、アインの攻勢は変わりません。

そして後半28分、上画像の一番左、エースストライカー坂本が左サイドからのパスをパナルティエリア外側中央で受けると、豪快にミドルシュート!ゴール!1-1。追いついたアイン。試合の流れもアイン。一気にアイン・イレブンの士気が高まります。

このあと上画像の通り中盤でのプレス合戦は激しさの度を増します。29分にバンディ・31分にアインそれぞれ選手交代しフレッシュな選手で中盤を支配しようと激しい当たり合いが続きます。
この中で、得点を決めたのはバンディでした。33分、中央右から7番小山がもちこむと、ペナルティエリア左でフリーになっていた途中出場の14番岩切へ。岩切しっかりシュートコースを見極めて、ゴール右のサイドネットめがけてシューート!ゴール!2-1。ガッツポーズで一番喜んでいたのは橋本監督でした。

このあとアインの猛攻が再び火を噴きます。バンディは39分にFWを1人下げてMFを5人にしアインの攻撃を凌ぎます。40分過ぎからはマイボールになると「キープ」。橋本監督からも「マイボールを失うな」の指示。しかし続くアインの攻撃に44分バンディ23番イエローカード。ロスタイムGK遅延行為でイエローカード。イエロー2枚使ってバンディなんとか逃げ切り試合終了。関西リーグ2位以上の座をほぼ手中に収めました。

試合全体を通じて「良いサッカー」をしていたのはアイン食品でした。しかし、最後の得点を決める「詰め」が甘く、逆にバンディオンセ加古川の「耐える精神力」の前に屈しました。バンディオンセ加古川の選手たちの折れそうになる気持ちを支えていたのは橋本監督の「声」。サッカーの勝敗は、チームとしていいサッカーをするだけでは決まらない、という典型的な試合になりました。しかし両チーム90分間、全力で戦い抜いたナイスゲーム。また機会があれば見に来たい、と思いながら金鳥スタジアムを後にしました。
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JFL入りに向けた熱いサバイバルレース、全国で

2011-06-21 23:05:28 | ライバル達の咆哮
昨年の今頃は、SC相模原の県リーグの試合の合間を縫って、関東リーグや東海・北信越リーグの試合を見に行っていたのですが、今年は関東リーグにどっぷり浸かってしまい、他地域リーグの試合を見に行くことができません。SC相模原の調子が上がれば上がるほど、JFL入りを狙うライバルチームの動向が気になるところ。今週末も全国で熱い戦いが繰り広げられたようです。その中でもヒートアップしているのが「九州リーグ」「中国リーグ」「北信越リーグ」。上位3チームの三つ巴のまま後半戦に突入。最終戦までこの状態が続くのではないか?と思われるほど拮抗した優勝争いを展開しています。


九州リーグは、6月18日(土)首位攻防戦直接対決 FC KAGOSHIMA VS HOYO AC ELANが対戦、後半6分、HOYO古賀のヘディングゴールが決まり1-0。そのままHOYOが逃げ切り勝利、首位を奪還しました。3位にヴォルカ鹿児島が続き追走を続けています。


こちらも首位がころころ入れ替わる中国リーグ。先週首位に立ったのはファジアーノ岡山ネクスト(通称:ネクスファジ)。6月19日(日)上位に食い下がる三菱自動車水島と対戦、4-0で勝利し首位を堅持しました。敗れた三菱自動車水島は連敗脱出ならず。上位3強から離され中国リーグ制覇が厳しい状況です。2位デッツォーラ島根、3位レノファ山口は勝利し首位を追走します


北信越リーグは、先週Japanサッカーカレッジが、直接対決でアルティスタ東御を破り首位を奪還。6月19日(日)2位アルティスタ、3位ジェンシャン両チームが勝利し順位は変わっていません。しかし試合数の違いこそあれ上位3チームが勝ち点22で並ぶという激しい優勝争い。残り4節。最終戦7月31日のJapanサッカーカレッジ vs 上田ジェンシャン戦が終わってみないと優勝チームが決まらないのではないかと思います。

地域リーグも後半戦に入り、優勝チームが見えてきたリーグが次々と出てきました。昨日もお伝えした通り、関東リーグ1部ではYSCCがほぼ独走状態。同じく東海リーグもshizuoka藤枝MYFCが大きくリード。関西は奈良クラブが安全圏のまま来週から後半戦へ。四国の愛媛FCしまなみ、東北の福島ユナイテッドFCは変わらず首位を堅持しています。
JFL昇格を狙う全国のライバルクラブの状況を見ていると、私たちSC相模原サポーターも「負けたくない!」気持ちが沸々と沸いてきます。昨年地域リーグ決勝大会・1次リーグをSC相模原と戦ったHOYO、レノファ、そしてYSCCが今年もJFLに向けて順調に歩みを進めています。彼らに「相模原も負けない!」というメッセージを送る意味でも、関東リーグ2部・後半戦、SC相模原が勝ち続けるよう 応援、がんばりましょうね。
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攻撃七変化・試合巧者のさいたまSC

2011-06-14 23:48:42 | ライバル達の咆哮
6月12日(日)私は、SC相模原 VS 日立ビルシステムの試合が終了した後、その足で大宮アルディージャの練習場でもあるさいたま市秋葉の森総合公園サッカー場に向かい、関東リーグ1部「さいたまSC VS 神奈川県教員SC」の試合を見てきました。SC相模原は、まず来週のクラブドラゴンズ戦の勝利に集中し「関東リーグ2部・2位」の座を獲得すべく全力を挙げなければなりません。しかし「JFLへの道」全社関東予選が開催されるまであと2週間余となりました。初戦で当たるのはこのさいたまSC。今日は、関東リーグ1部の強豪・さいたまSCについて簡単にご紹介します。

さいたまSCの攻守の要は、一番上の画像の13番甲能光選手です。普段はボランチですが、局面に応じてFWの位置まで上がったりDFラインに入って守ったりと「オールラウンダー」。そして正確なキックを持つMF7番大野、「さいたまSCの壁」4番CB石丸・21番CB田蔦とこの4人が「さいたまSCの核」となっています。加えて6番SB蒲田・2番SB栗本・GK上原の合計7名がほぼ不動のメンバーです。さいたまSCは「まず守備から入るチーム」。前半は0-0でも可というくらい、リスクを冒さずしっかり守ります。
逆に攻撃陣は、相手によってメンバー・戦い方が全く変わります。以下のこの3試合のさいたまSCのスタメンリストをご覧ください。

私は先週も、さいたまSCの試合を見たのですが、攻撃のメンバーは全く変わっていました。3試合前のYSCC戦とも変わっています。ですので今後の試合も注視しなければいけませんが、さいたまSCの攻撃陣は、相手を読みゲームプランを立て最後に最適なメンバーとその配置を決めているようです。先週の試合では、中盤に入れたポストプレーヤー3番伊藤と途中からFWに入った11番岩崎の2人の攻撃は要注意、と赤マルをつけていたのですが、12日の試合には2人とも出場しませんでした。変わりに出場したFWは10番清水と53番杉下。特に下の画像の清水は、小柄ながらもテクニックに優れDFとの1対1にもテクニックで勝負するタイプでこの日も先取点獲得に貢献していました。

セットプレーからの得点を上げるのが得意なのが21番田蔦。CBながらチーム得点王タイの3点を上げているということは、如何にセットプレーに熟達しているかを示しています。そして先行され追いかける展開になると出てくるのが36番・宮島。彼は攻撃1本やりのFWプレーヤーで、1人でゴールを奪う能力を持つ選手。このように局面に応じて様々な選手を投入してくるのがさいたまSCの特長です。

さいたまSCは、この日神奈川県教員SCを下し、勝ち点で2位流通経済大学FCと並びました。7月3日攻撃七変化の試合巧者のさいたまSCにSC相模原が何としてでも勝利してほしい・・と願いながら、私は秋葉の森総合公園サッカー場を後にしました。
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HOYO・三菱水島 首位転落!奈良は安全圏へ

2011-06-06 22:21:44 | ライバル達の咆哮
昨日の試合前、選手のウォーミングアップを指示していたのが、上の画像の鷲田コーチ。昨日は、急に決まってしまって臨時なのかもしれませんが、こうした場面で鷲田コーチや隼人コーチの姿が見れるのはうれしい事。今後もトップチームのサポートもよろしくお願いします!

さて、この6月4日(土)6月5日(日)全国の地域リーグでも熱戦が繰り広げられました。まずは全国No.1の激戦区・関東リーグ1部からです。

トップを並走するYSCCと流通経済大学FC。今週も順当にYSCC・流通経済大学FCが勝利しました。6月4日(土)保土ヶ谷公園サッカー場では関東リーグ3試合が行われ、その第一試合が「YSCC VS 神奈川教員SC」の試合。YSCCから移籍した選手の多い神奈川教員SC。試合は序盤戦からYSCCペースの試合。東海大学で主将を務めていたYSCC新加入選手吉田がこの日も2点を決め現在関東リーグ1部の得点王争いのトップに立っています。

流通経済大学FCは、FCコリアを3-1で下し2位を維持。3位にはさいたまSCが上昇。6月4日保土ヶ谷公園球技場の第二試合目にさいたまSCが登場しこの日は東邦チタニウムとの対戦。前半は拮抗した内容で0-0で折り返しましたが、後半さいたまSCがそつなく得点をかさね勝利しました。

関東1部残り1試合、tonan前橋 vs ヴェルフェたかはら那須の「群馬 vs 栃木」対決は6-1でtonanの圧勝。tonan前橋の強さよりも今年のヴェルフェたかはら那須の元気のなさの方が心配です。那須は来週流通経済大学FC戦。厳しい戦いが続きます。

関西リーグ前期最終戦が行われ、関西リーグ首位攻防戦「奈良クラブ vs バンディオンセ加古川」の試合は4-0で奈良の圧勝。この勝利で関西リーグは、首位奈良と2位加古川との勝ち点は「6」。2位以下に自力優勝の可能性が消え、奈良クラブ優位の前半戦となりました。

ただ不調・三洋電気洲本がアイン食品に勝利した通り、番狂わせが日常の関西リーグ。後半戦どのような展開になるのかまだまだ目が離せません。

九州リーグでは、遂に本命の「HOYO AC ELAN」が首位を転落した模様です。まだオフィシャルな順位表は5月末のままで、最終的にどう集計されるのかわかりませんが、6月4日・6月5日宮崎県で行われた九州リーグ2連戦の勝敗を反映すると以下の通り。

まず6月4日、鹿児島の盟主を賭けた鹿児島ダービー「ヴォルカ鹿児島 VS FC KAGOSHIMA」の戦いは1-3でFC KAGOSHIMAが勝利。HOYOと優勝争うのは我がチームなり!と名乗りを上げます。逆に、ヴォルカ鹿児島は、最終戦6月5日HOYOとの試合に敗れると、優勝争いから2歩交代のところでしたが、ヴォルカ鹿児島が薩摩男子の意地を見せ、HOYOに1-0で勝利。本命HOYOと勝ち点差3の3位に粘りました。この上位3チームは自力優勝が残ったままです。九州リーグは後半戦へ向かいますが3チームともにJFLへ昇格しようと「必死」です。


毎週、首位が変わる激戦中国リーグ。先週デッツォーラ島根に1-2で敗れ優勝争いから半歩後退したと思われたレノファ山口ですが、今週首位に立つ三菱自動車水島をサガン鳥栖から新加入した市原のハットトリックを含む8点で「爆勝」。混戦中国リーグの優勝争いにとどまりました。この結果、デッツオーラ島根が首位に立ちました。しかし上位4チームの大混戦は、このまま夏にもつれ込んでいくものと思われます。


Japanサッカーカレッジが上田ジェンシャンに敗れて、俄然熱を帯びてきた北信越リーグの優勝争い。今週は上田が前週に続いて首位のアルティスタ東御を破り、再びJapanサッカーカレッジが首位に返り咲き。しかしご覧の通り勝ち点は19で並んでおり全くの五分五分。後期のJSC・東御・上田の3チームの直接対決の結果で北信越の覇者が決まります。

その他、四国は「愛媛FCしまなみ」東海は「藤枝MYFC」が孤高状態。優勝と地域リーグ決勝大会出場決定は時間の問題。北海道・東北は始まったばかりでまだ順位らしい順位になっていません。
以上の通り、全国でJFLへ昇格したいクラブが、連日熱い熱い戦いを続けています。生き残るために本当に「必死さ」や「強い気持ち」が伝わってきます。年初、本命と目されていた、HOYO レノファ 三洋洲本 グルージャ盛岡・・皆現在2位以下です。この激しい激しいサバイバルレースの最後の生き残りクラブにSC相模原がなれますよう、サポーターの皆さんの変わらぬ応援よろしくお願いします。
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えっ!北信越・中国リーグで「首位陥落劇」

2011-05-24 22:59:58 | ライバル達の咆哮
先週末5月21日(土)~5月22日(日)に全国の地域リーグで熱戦が繰り広げられました。結果、上の表の通り北信越・中国リーグで波乱がありました。北信越リーグは「孤高」のJapanサッカーカレッジが3位上田ジェンシャンに3-4と3点差を追いつかれての逆転負けを食らい首位陥落。これによって2位アルティスタ東御が首位で前半戦を折り返しました。これで面白くなってきた北信越リーグ。後半の首位攻防戦「Japanサッカーカレッジ vs アルティスタ東御」戦は6月12日(日)に開催されますが、この試合が今年の北信越リーグの行方を決める決戦になりそうです。

北信越リーグは上位2チームの他、上田ジェンシャン・サウルコス福井までのチームが優勝圏内。次節6月5日(日)は、長野北濃ダービー「アルティスタ東御 vs 上田ジェンシャン」戦。ジェンシャンは勝って優勝争いを三つ巴に持っていきたいところ。さて勝敗はどちらに?
中国リーグも、首位のレノファ山口が松江シティに0-1で敗戦・・と思われた終了間際、1点を取り返し1-1の引き分けに持ち込みました。この結果順位は以下の通りとなっています。

一昨年、JFLにいた三菱自動車水島が首位に立ち、つづいてデッツォーラ島根が2位。以下レノファ・ネクスファジ・ゼロックス広島までの5チームが団子状態。毎週末の試合結果で首位が入れ替わりそうな大混戦となっています。
関西リーグは、順当に奈良クラブが白星を積み重ね首位。昨年の関西王者・三洋電機洲本は今週も元気なく最下位・阪南大クラブと引き分け。この時点での首位との勝ち点11点差は重く優勝に黄色信号が灯りました。

九州リーグは「大分 VS 鹿児島」直接対決が行われ、ヴォルカ鹿児島が新日鐵大分を3-0で下し3位をキープ。一方新日鐵大分もこの時点での首位HOYOとの勝ち点12差は重く、「大分 VS 鹿児島」対決は「HOYO VS 鹿児島」の構図に流れつつあります。

関東は、昨年の1位 VS 2位対決「YSCC VS さいたまSC」の試合が行われYSCCが3-2で快勝。首位を堅持しています。2位流通経済大学FCも勝利し勝ち点3差でYSCCを追っています。

東北リーグは昨年の覇者、グルージャ盛岡が引き分けを喫し、ライバル福島ユナイテッドとの勝ち点差が「2」開きました。その両雄、今度の5月29日(日)仙台での直接対決を迎えます。勝ち点差2あるだけに福島は勝って今年の東北リーグを福島主導で進めたいところ。一方盛岡は勝つか引き分けに留め、後半戦に逆転の望みをつなげたいところです。
今年の地域リーグは、奈良クラブやアルティスタ東御、FC KAGOSHIMAなど新勢力の台頭や三菱自動車水島・流通経済大FCといった元・JFLチームの復活などで昨年とは全く違った優勝争いが繰り広げられています。今後もこうした熱い優勝レースに是非ご注目ください。
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北海道から九州まで地域リーグで熱戦展開

2011-05-17 23:01:02 | ライバル達の咆哮
5月15日(日)北海道リーグと東北リーグが開幕しました。東北リーグは、先の大震災で未だ生活基盤が不安定な中、開幕を迎えることができ、よかったなぁと思います。しかし、サッカーを続けていくに当たって大変な苦労をされていることと思います。福島ユナイテッドも、ホームゲームながら福島市ではなく宮城県仙台市近郊のアディタスパークで試合開催。結果、秋田カンビア―レを3-1で破り初戦を飾りました。手塚監督の縁で湘南ベルマーレが、平塚に福島ユナイテッドのジュニア・ユースなどの子供たちを招いて支援活動をつづけています。全国の地域リーグチームの力で、東北リーグの安定的な開催に少しでも支援の手が差し伸べられるようになるといいのですが。
では、注目試合を見てみましょう。関西リーグから。

関西では、首位に立つ奈良クラブが、昨年地域リーグ決勝3位の三洋電機洲本と対戦しました。前半0-0で折り返した後半21分、奈良クラブDF谷山が、相手の得点機をファウルで止めたとされ1発レッド退場。10人と少なくなり、劣勢が予想されましたが、なんと10人になってから2点を上げ奈良クラブが快勝しました。奈良クラブは首位キープ。三洋電機洲本は元気なく関西2部降格圏内の7位に後退。今シーズンの関西リーグ連覇は、遠のいてしまいました。

九州リーグは、「大分 VS 鹿児島」の直接対決第1弾、FC KAGOSHIMA VS 新日鐵大分の対戦は、3-1でFC KAGOSHIMAGAが勝利。2位をキープしました。新日鐵大分は、この試合が優勝するために必ず「勝利」が求められていましたが敗戦。ことしの九州リーグ上位進出が、すこし危うくなりかけています。

既にお伝えした関東リーグは上記の通り。YSCCが完勝で首位キープ。以下、昨年JFLに所属していた流通経済大学FC、昨年2位のさいたまSCと順当なチームが上位を固めています。

中国リーグは、依然としてダンゴ状態。レノファ山口とファジアーノ岡山ネクストの首位攻防戦はレノファ山口が勝利。レノファ山口暫定首位に立つものの、1試合少ないデッツオーラ島根が実質の首位かもしれません。
北信越リーグはJapanサッカーカレッジが、四国は愛媛FCしまなみが、以前孤高の首位を続けています。
新しい力が伸びてきた各地域リーグ。今年「実力チーム」と思われていたクラブが、新しい勢力に抜かれるようなケースがちらほら見えています。各チーム「リーグ全体の成長」以上の成長を勝ち取らないと退化は免れません。上位進出のために「日々進化」あるのみです。

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