やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

失われ落ちゆく走力と補われ増えつつある体重の狭間にある毒神のまにまにとは如何に?

2016-04-12 10:46:04 | 走部
30歳でスタートしたランニング歴もそれなりになった。


今でも覚えているがマラソンデビューは西湖10kmでヘロヘロになりながらも無事完走。
そこから徐々に距離も伸びてゆき、ハーフ、そしてフル、ついにはウルトラへと辿り着いた。


ここ近年は自分のスタイルに合っている(と思う)ウルトラの出場を繰り返してます。


だがそのマンネリ化しつつあるルーチンを変えるべく公言したトライアスロン挑戦だったが中々現状では進捗しないのが事実。
それでもせめてランのスタイル変化だけでもと初コースでのフルマラソンに参戦してみました。


でも直前に事故ったし気分も沈み気味で出場見送りが妥当かな?と思っていたのだが
気分転換にとムジナさんがケツを蹴っ飛ばしてくれたので予定通りにwww


まぁぶっちゃけ練習してませんが何か?


キタヨー

初掛川!

時間ありまくる


***


出場大会は静岡県掛川市であるつま恋マラソンの42.195km。出場6000名で中規模の大会でありんす。


参加賞は当然お茶

旦那(仮)のラン中はムジナ温泉に行ってたらしい


んでメイン会場はジャンボリー(死語)で有名なつま恋のパーク。そこを起点に海辺まで南下していってまた戻って来るとか。
難易度はワカラヌが聞けば中々タフなコースレイアウトらしい・・・ってその意味を知るのは後半でした。


ではスタート!


あの線の向こうは地獄?

さーて行くべぇ

青いのがワラクシ


なんせ今回直前まで足指の破損で練習量ゼロでのフル。なのでタイム云々は今更問わない。
とりあえず4時間少しで無事戻れれば御の字だと思う。


風は弱く気温はそれなりだが空は終日曇りの様子。実にマラソン日和なのだがそれを味方に出来るのかしら?


曇天ラン


最初の10km入りは57分台。スタート時のスローペースを考えると少し挽回し過ぎか?
ただ全体的に海に向かって下っているのでこのタイムなのだろう。


橋の向こうは多分遠州灘


でも別に無理してないし汗も出てきて気分は良い。静岡県的な風景である茶畑の中を駆け抜けてゆく。


20kmは55分台と更に上がってきた!ゼムゼム練習してないのに調子良いゾ!







と思っていたのはここまででした



後半に入ると小さなアップダウン路が多く出始めた。1つ1つは大した事ないがその頻度が体力を奪い徐々にペースを狂わせてゆく。
基本上りは得意なのだが膝への負担が大きい下りが苦手のこの脚。身体は楽そうに見えても実はそれが一番厳しい。


左に挫折中の方もおられる

まだまだ遠い


ホラ案の定30kmは62分台と大きくドロップ。苦しい展開だタエロジブン


でも不思議なもんでウルトラ100km中の3~40kmなんて正に前菜扱い。
ここで痛いだ何だと言ってたら絶対ゴールまで届かないもの!


実はペースもコレと大して変わらない。だから本来容易に出来る筈なのにこのダサ状態・・・
う~んやっぱゼムゼム練習してなくて挑むのはランナーとして大罪だはwww


この大会はフルーツエイドというのが4ヶ所にありバナナはもちろんオレンジやイチゴ
はたまたメロンまで置いてある。それを楽しみにしたいのだがもう一口分の食欲もない


メロンエイド

捨てられている皮に哀愁

期待の戦国汁とは・・・

豚が入ってない豚汁かな?


それでも前へ。


動かない身体も重い脚も自分のせい。せめて気持ちを切らさずに前へ前へ。


40kmは屈辱の75分台。笑うしかないがこれがワラクシの今の脚力だ。
目標4時間切り?ハッ笑わせるな自分www


もうダメポ


***



ようやっと

ここまで来た


ゴールが近づく。これはウルトラでもフルでもどんな距離でも嬉しい瞬間だ。
ラストー!あと少し!の応援が最後のパワーに変わってゆく。


4時間29分36秒。


辿り着いた!良かった!

距離関係なく嬉しいそして苦しかった

完走の感想なぞない


結果的には大敗だがそれでも走りきった自分を褒めよう。せめて自分くらいはwww


上体45度からの~

ゼロ度へ


だがこの負けが次のスタートラインになる事を私は知っている。
それがラン道でありその道は走り続ける限り終わる事はない。



光の射す方へ
コメント
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