鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

F-1日本GP 開幕  「スズカ」に心躍る3日間。

2011-10-07 21:48:38 | F-1
いよいよ本日からF-1日本グランプリが始まりました。やっぱり、スズカがしっくり来ます。

今は昔、1990年代前半にセナ、プロスト、マンセルといったドライバー達がしのぎを削っていた頃、ほんとにみーんなが「F-1」「F-1」と沸き立っていました。確かにあの当時のレースは今よりも数段エキサイティングだったように思います。

しかし、子どもの頃からコソコソと「F-1」をウォッチしてきた私としては、あのセナ、プロ時代時代は「このにわか人気は何なの。フジテレビさん、あまりみんなをあおらないでよ・・」という思いの連続でした。

その後、セナのあまりに劇的な事故死をきっかけに、この国の「F-1]人気も急失速。あの当時、「F-1、F-1」と騒いでいた人たちはいったいどこへ行ってしまったのでしょう。ある面においてセナという偉大なレーサーの死後、「F-1」は再びごく限られた人たちの「大人のオモチャ」にたち戻ったのかもしれない、という感じがします。

まあ、自分勝手な分析はさておき、「スズカ」が始まりました。


初夏の「モナコ」をはじめとするヨーロッパのツアーと秋の「スズカ」は、本当に心が躍ります。

フジテレビNEXTさん、今宮さん、河合ちゃん、今年も「スズカ」よろしくお願いします。しっかり観ますから。

追伸 ホンダが、そしてトヨタが出ていれば・・。だって、日本人ですもの。
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『竹取れ物語』の終幕はクロネコ

2011-10-04 20:25:37 | 日記
先月9月7日から静岡県掛川市の「茶果きみくら」さまにて開催されていた「よりそう、器と食と。展」が昨日終了しました。会期中、会場にお越しいただいた皆さま方に御礼申し上げます。また、今回の企画展をお知り合いの方々にお知らせしていただいた私の友人、知人の皆さま方にも感謝の意を表させていただきます。

今回の展観を企画してくれたスタジオカルティベイトさま、ならびに会場を提供していただいた丸山製茶さまにもあらためて御礼申し上げます。


本日は陶芸教室の予定も入っていなかったので、思い切ってこの夏以来の縣案だった「庭仕事」を挙行しました。

主たるフィールドは我が家の東側にアイガー北壁の如く険しくそびえる急斜面!。幽玄、はたまた有限でもなく、とにかく無限に崖の奥まで生い茂った竹をバッタバッタと駆逐しまくりました・・。


と言うのは大うそで、ものの5分もすると息も絶え絶え。崖の中腹に立ちて天空を見上げると、青空をバックに竹、竹、そしてまた竹の峰々。ふと、市内・浄明寺の通称「竹寺」報国寺のあの見事な竹林を思い出し「あの美しい竹林を維持管理し続けるお寺のお坊さんこそ、名僧と言わずして何という・・。偉大だ」などと、独り言をブツブツ。

崖の竹を切っては表に運び、あっという間に竹の山が・・。

竹の枝を細かく切ってはビニール袋に収める作業が果てしなく続きます。

こんな時、竹の中からかぐや姫が現れて「お疲れさまです」と笑顔とともにささやいてくれれば疲れも吹き飛ぶのですが、残念ながらそんな気配はみじんもありません。

時折、一緒に「庭仕事」していたウチの奥さんが庭の奥からヨレヨレとした足取りで現れて「もうだめだ。今夜は『竹取れ物語』の夢を見そうだ・・。」とポツリ。あー、ウチの奥さん、もう限界近し。でも、私もまったく同感でした。

朝9時から始めた「佐助竹細工」は夕方6時に何とかフィニッシュ。作業している時にずーッと履いていた長靴を脱ぎ捨てて土間にへたり込んでいると、ウチのクロネコ・チー坊が本日の『竹取れ物語』のエンドマークよろしく、「ヒャーっ」とひと鳴きしながらお出迎えしてくれました。

あー、鋏の使いすぎで指に力が入りません。手ぶれしまくりの写真です。お恥ずかしい。

ン、「竹取物語」にネコ出てきたっけ? たしか、龍や燕は出てきたような記憶はあるんだけど・・。

いえいえ、本日のお話は「竹取物語」ではなく、私とウチの奥さんがしたためた『竹取れ物語』ということでした。ゆえに、ネコの「登場」もお許しあれ・・。
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黒ねこスープを召し上がれ・・

2011-10-01 21:21:30 | ネコ
今日から10月。旧暦では「神無月」といいます、みんな知ってますね・・。それに付随して、この季節には全国の神様はみんな島根県は出雲大社にお集まりになるので出雲地方だけは10月を「神有月」という、ということもよく知られています。ということはこの季節、出雲大社付近の夜の飲み屋さんは神さまで満席ということもあるのかな。神様の勢ぞろい、見てみてみたい・・。

でもでも、この「神無月」や「神無月」のいわれも「俗説によれば・・」とのエクスキューズが付くことも多く、何が本当に正しいのかは誰もわからないようですね。世の中、そのようなものでしょう・・。

秋本番を迎えてきたせいか、テレビや新聞等のCMでも温かいシチューやスープの映像が目につくようになってきました。やはり、紅葉の頃を迎えるとおでんやスープを食した時のあのほっこりとした感じは格別です。

そこで、こんな「スープ」はいかが・・。

ウチの奥さんが買ってきたのか、誰かから貰ってきたのかはもう忘れてしまいましたが、我が家のリビングにこんな「スープ」が。

全編にわたって「黒ねこ」でいっぱいの全70ページ弱の写真集で、題して「本日のスープ」。副題は「黒ねこスープの目ぢから生活」。大久保ゆう子さんという人が自ら写真を撮り、そしてその写真にぴったりのウイットに富んだタイトルをつけて一遍のコンパクトな写真集にまとめたとても楽しい作品です。

全編にわたって写真として表現されている黒ねこ・スープちゃんのしぐさや表情が、理屈抜きにかわいく、笑えます。

目ぢからこそ、いまいち劣りますがウチのチー坊の黒ねこぶりもなかなかのものと思うのですが、どんなもんでしょ?


そして「スープ」をもう一杯おかわり・・。

題して「本日のスープ2」。副題は「黒ねこスープの目とぼけ生活」で、特別付録として「パンのみみ」も収録されています。これだけでは、なんだかよくわからないと思いますが、この「スープ2」もねこ好きならずとも思わずクスッと笑いがこぼれる一冊です。

そして今、私にとって黒いヤツは「黒ねこ」か「クロネコ」か、はたまた「黒猫」か「黒ネコ」か。秋の夜長は眠れません・・。

コメント (2)
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