鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

秋の日のうららかな陽が身に沁みて、ウイークエンドの灯が暮れる…

2016-11-13 22:35:57 | 日記

いやはやなんとも、つい先日行なわれたアメリカ合衆国大統領選挙の結果には、世界中のみ~んなが「ビックリ!」の感がありました。選挙翌日の新聞紙上ではトランプ氏勝利の報とともに、アメリカと世界の先行きを不安視する記事が大勢を占めていました。


思えば選挙前日、国際政治ジャーナリスト・小西克哉氏がラジオを通じてニューヨークから選挙直前の模様を伝えた際に「トランプの選挙事務所には甘いお菓子がたっぷり用意されていて、スタッフにも活気がみなぎっていました。ひるがえってヒラリーの事務所は盛り上がりがイマイチ。アメリカ人は甘いお菓子がないと燃えないのよ。ヒラリー、ちょっと心配だなぁ」とレポートしてました。図らずもその予想がドンピシャ!今となっては、ヒラリー関係者の「ちょっとした隙間を突かれた…」という言葉もむなしく響くばかりです。

「隙間」といえば…。前回のブログで「我が家のキッチンにコオロギが…」と記述した憶えがあるのですが、この週末に今度は2階の廊下にバッタが出没しました。

家の中では「いったい何処から入って来るのだろう。家に隙間は無いハズなのに…」と、しばし謎解きゲームの時間が。そして導き出されたのは「いつ誰が来ても良いように、絶えずオープンにしている玄関から⁉」というありふれた答え。ワタシが常日頃 心している「来ていただけるものは拒みませんです」というモットーにバッタさんさえも共鳴してくれたのでしょうか。

うららかな陽気となったこの週末、おりしも我が家の屋根と外壁の点検が行なわれました。真っ青な秋空の下、点検に訪れた方は「ちょっと怖いかも…」と言いながら、屋根までかかる長い脚立を軽々と登っていきます。


屋根の上からは、家の窓から見る景色とは全く異次元の広がりのある景観が拡がります。
南西方向の里山の向こうは大仏様       北西方向の里山の奥には佐助稲荷神社や銭洗弁財天が位置しています

近隣の名所の「気配」を感じられるのも、屋根の上なればこそ…。

約20分ほどの点検を経ての診断は「屋根も外壁も異常なし。各部の隙間もありません!」。おぉぉ、ここでも「隙間」なるワードが…。

ここ数日来、我が家では絶え間なく「隙間」がキーワードの様相を呈していました。時あたかも、どこからともなく家の中に忍び入ってくるうすら寒い隙間風が気になり始める頃を迎えました…。

工房では陶芸教室とともに、教室の会員さんが手がけた数多くの作品のうわぐすりかけ作業も行ないました。

この時期、家の北側にある裏庭の一角、陽の当たらないスペースでのうわぐすりかけ作業はまさに「寒さとの闘い」となります。しかしながらこの週末は暖かな陽気に恵まれて、うわぐすりかけ作業もすこぶる平穏に運びます。

作業のかたわら、やっぱり気になるJRA。

おりしも13日は年間の最強牝馬を決める「エリザベス女王杯」。秋は10月2日の「スプリンターズステークス」から始まって12月25日の「有馬記念」までほぼ毎週の日曜日に最も格の高いG-1レースが繰り広げられます。日曜の午後 陶芸教室や作陶とともに、お馬さんの駆けっこもチラチラ気になる秋の空。

駆けっこ といえば…。「エリザベス女王杯」発走前のひと時、ワタシの大学同窓生の方が我が家を訪ねてくれました。会話の中で工房内に飾ってある鉄道模型に話が及び、「実家を疾走する鉄道模型の画像」を見せてくれました。

「ボクの鉄道模型も駆けっこさせたいな」と言ったその瞬間、かたわらから「線路を作る場所はありません!」と、神の声。あわれ、我が家の鉄路は駆ける以前に頓挫してしまいました…。

訪れた大学同窓生の方からは、大学つながりの思いもよらぬ素晴らしいご提案を頂き、思わず目をシロクロ!。そのご提案の詳細はいずれ後日にも。同窓生の方との「この秋の鎌倉の人出は来週と再来週の週末がピークらしい」というような会話が心地よく感じたウイークエンドでした。
コメント
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