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鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

鎌倉の黄金週間は「最後から二番目に来い…」⁉ 我ながらこのタイトル、意味不明です…

2025-05-04 08:16:27 | 日記
日本全国が新緑に萌える今この時、それはまさにゴールデンウィークという名の一週間余の長いお休みの日々が続いています。そのお休みも、早いもので後半を迎えました。この長いお休みの後半の幕開けとなった昨日5月3日の憲法記念日、都心から郊外へ向かう高速道路は大渋滞! と予想していたのですが…。思わぬことに、渋滞のピークとみられていた午前8時過ぎでも、いつもの週末よりも若干渋滞が長めという感じで

ちょっぴり拍子抜け…。

午前中、打ち合わせや買い物で駅周辺へ向かいつつ、愛車メガーヌを駆って緑あふれる鎌倉駅周辺をひと回り。

午前中の若宮大路は、まださほど混んでいない様子です。紅く輝く二の鳥居とソメイヨシノの新緑が初夏の陽射しを浴びてキラキラと輝いています。思い起こせば約一か月ほど前の若宮大路は満開のソメイヨシノのピンク色で染まっていました。あらためて、時の流れの速さを感じます。

時の流れ、人々の気の流れ、さらにはこの世の流れ行く先になんとなく想いを巡らせながらメガーヌで小町通りに向かうと、そこは人、人…。道幅3mほどの通りをクルマで横切るまでに、なんと3分以上かかってしまいました。

交通整理する誘導員の方が歩行を制止しようとしても、ほとんどの人が誘導に従いません…、トホホ…。

今から約800年ほど前に鴨長明が残した「方丈記」になぞらえば、「行く人のながれは絶えずして、しかも本の人にあらず…?」といった感じでしょうか。

ひるがえってウチの工房に併設のカフェに設えた拙作も、5月の明るい陽射しと新緑の息吹が反映されて、いつもよりも輝いて見えます⁉


ゴールデンウィークの陶芸教室での作陶の前、会員さん達がそっとプレゼントしてくれたお菓子を楽しむプチ・ティータイム。

四角い缶のお菓子は、実店舗を持たずに通販で販売展開しているとっても人気で美味しいアイテムなのだとか…。陶芸教室を開講していると、女性がお好みのお菓子やファッションについていろいろ知ることも出来て楽しいかぎりです。

鎌倉の街が大混雑している様子を語り合いながら教室を終え、会員さんと連れ立って街に繰り出して。

幸いなことに、まだ陽が降り注ぐ午後の街は、人もクルマもスムーズに流れています。

街で「美味しい」と評判のお蕎麦屋さんの前を通ると、なんと

連休中はひたすら「お休みいたします」とのことでした。40代のご夫婦が営むお店のなんとも小気味よい営業スタイルに、思わず「超いいね!」…。

鎌倉観光の方々の歩みに合わせながら、ウチの二人がお気に入りのお店にたどり着き
軽~く 欧州料理とワインの時を…。

お勧めの前菜盛り合わせから、とってもワタシ好みです。

数々あるアラカルトとワインは、もちろん絶品の嵐…。ゆえに、写真を撮る暇もありません。ただただ、供されるお料理とワインを楽しみながら時が過ぎて行きます。

壁に設えられた額には作品が収められて無く、お店のシェフの意向なのか、あえて額のみ⁉。

この潔さは、連休中はお休みしている かのお蕎麦屋さんと共通するものがあるようにも感じられます。

まだ薄っすらと陽が残る頃に帰宅し、土曜の夜のルーティンとなっているBS-テレ東「男はつらいよ」にスイッチを合わせると、本日のマドンナはつい数か月前に逝去された いしだあゆみさん。映画の舞台は京都府の日本海に面した舟屋の集落が残る伊根町、そしてなんと紫陽花の花が咲き誇る鎌倉も…

背景の紫陽花が見事なまでに咲き誇る地は、鎌倉の海を見下ろす成就院。かつて、鎌倉の紫陽花の名所のひとつとしてこの現在は認識されていました。しかしながら、今から14年前のかの東日本大震災後にこの成就院の紫陽花は東北の地に移植され、現在、同寺には紫陽花がほとんどありません。「男はつらいよ」という映画は渥美清さんが演ずる寅さんの成就しない恋とあれこれ巻き起こすトラブルで構成された喜劇映画とみられがちですが、今流行りの「昭和」の光景をしっかりと記録にとどめる「アーカイブ」の観点からも、とても貴重なシリーズにほかならない、と思う次第です。

ともあれ、本日4日からの連休残り3日間、それぞれに、そして とりどりに思い出の時を紡いで…。





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