闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

もっと広い懐にならなければ・・・

2012年08月20日 21時24分03秒 | Weblog
今日の日経新聞に「よみがえるか日本の電機 いでよ信念の経営者 稲盛和夫氏に聞く
中途半端な決断、病巣に
」という記事が掲載されていました。
私は、幸之助さんほどの熱烈な稲盛ファンではありませんが、
まぁ尊敬する経営者の一人ではあります。

その記事の中で稲盛さんが今の日本企業を「苦労知らずで意思決定が中途半端なトップばかり」
と半ば嘆きの様な事を言われているとおり、そして私もこのブログで何度か書いたとおり
トップの意思決定に問題があると思いますね。 それに何しろ冒険しない。
まぁ企業だけじゃなく、政治の世界でも同じようですけど。

以前もこのブログで私の恩師の言葉をご紹介しましたが「人間は失敗するように出来ている」
ですから、それを本当に失敗にするのか、それとも次のステップの糧にするかは
まぁ経営者のお頭次第ですが、それだってチャレンジするから失敗できるのでしょう?

今の経営者の多くは、守りに入り過ぎて、次のためのチャレンジをしないから
稲盛さんのインタビューのように、中途半端な経営者が多いのだと思いますね。

そして、稲盛さんが指摘しているのは、日本でベンチャーが育つ環境がない事。
それも私が以前から何度もこのブログで書いている事です。
その記事の中で、ベンチャー企業について面白い事を述べておられます。
「まさに『出るくいは打たれる』の典型だ。」と、また「米にはベンチャーキャピタルなど、
出るくいを見つけて育てていこうという環境が根付いている。」とも。

日本では他人と違う事をやると、「あいつはおかしい」とか「空気が読めない」とか言われる、
ちょっと古い話にはなるが、織田信長さんがそうでしょう。
しかし、新しい扉を開くのは、やはりそういう「出る杭」グループですが
日本の企業、いや日本人はそれを全く理解できていない、何てバカな民族だ。

考えてもみてください、お役所仕事じゃあるまいし、今までと同じ事をやっていて
新しい価値や概念を生み出せるはずがないじゃないですか。
今は苦しくとも、チャレンジすることこそ大事な事ですよ、その結果はあまり意味がない。

これまた私の恩師の話で恐縮ですが、「子供の頃、初めて自転車に乗った時の事を
思い出して下さい。最初は何度も転んで擦り傷をつくったりしますが、何度も失敗する毎に
次第に乗り方が上達していったでしょう? つまりそれまでの『失敗』は、実は失敗ではなく
次のステージへの階段を一歩一歩上っている過程です」と。

その話に置き換えると、今の日本の環境は自転車で一度転んだ人をバカにする風潮だ。
そういう愚かな風潮は、日本をグローバルに飛躍するところで足を引っ張っています。
日本人よ!もう少し狭い島国根性じゃなく、もっと広い懐にならなければ日本復活はない。


今日目に付いた記事:
 ・「強く非難」「極めて非礼」民主の韓国抗議決議原案
  結局、骨抜きになってしまうんじゃないの?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 日本人の体質改善は不可欠

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (佐藤直曉)
2012-08-21 20:38:15
やっぱりDNAなのでしょうかねえ。ため息
特に経団連と日商とかいう団体のトップてなんなんだ、あれは。
それに連合も。
ひどすぎますよ。
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Unknown (はんなり社長)
2012-08-26 21:00:09
佐藤様、コメントありがとうございます。

>やっぱりDNAなのでしょうかねえ。ため息
どうやらそのように思えるのですけどね・・・

>特に経団連と日商とかいう団体のトップてなんなんだ、あれは。
ひどいどころか、ガンですよ。
返信する

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