闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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地方の疲弊は政策の失敗の結果だ

2014年06月25日 22時09分28秒 | Weblog
今日のヨミウリオンラインの2つの記事、
3大都市圏に人口5割集中…高齢化で自然減最大
人口減少止まらず、7か月で約1万人減った県

少し前から、現状が続けば破綻してしまう自治体が出てくるという予測。
何とその自治体は800以上にも及ぶとも言われています。
それも遠い将来の事では無く、20年後の予測らしいです。

現在の自治体の体勢やサービスというのは、
人口がMAXの時に対応できるようになっていますから、
人口が減ると当然それらは余剰となり、
おまけに税収は減りますし、高齢化で社会保障費は増大。
これでは破綻するのは間違いありません。

私のブログを読んで頂いている方は、もうご存じだと思いますが、
現在、私は大学院で地域研究と経営学を専攻していますが、
地域研究での事例を見てみると、日本は特殊であると思われます。

というのも、都市部にあまりにも人口が集中し過ぎて、
地方から人が居なくなり再生する力が、年々失われていっています。
特に農業に対する考え方が、日本と他の国では多く違います。

日本の地方では、農業は魅力的な仕事ではありませんが、
他の国では、国の食料を支える重要な仕事であり、魅力があります。
そういう現状にしてしまったのは、明らかにこれまでの日本政府の
農政の失敗であり、それが地方の人口減少に一翼を担っています。

私の考えでは、政府は根本的に農業政策を改め、
もっと企業が農業に参入できるようにして、大規模農家(企業)が
地方で事業を行えば、それに関する雇用が生まれ、
地方からの人材流出の歯止めになるだけでなく、
従来とは逆に、都市→地方への人材の流れも作れるはずです。

それと同時に、女性が安心して子育てできる環境を作ることです。
(「独身のお前が言うな!!」とどこからか声が聞こえてきそうですが)
政府は「女性が安心して子育てできる環境を作る」と
口では言いますけど、実際にはそうなっていないのが現実です。
結局スローガンだけで、実を伴っていません。

先日、50年後も人口1億人を維持できるような政策の実現を
発表していましたが、私は農政を根本的に変え、
本当に女性が安心して子育てできる環境を作ることが
第一歩だと思いますけどね。それはあくまで第一歩に過ぎませんけど。


今日目についた記事:
 ・日本の教員働き過ぎ? =授業外で多忙、勤務時間最長―自信のなさも・OECD調査
  現在の教員の仕事の一部をシニアが担えばいいと思いますけどね

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 今更遅いが、農家の過保護政策をやめるべきだった。

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