闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

母はアルツハイマー型認知症、本当に辛い・・・

2019年01月06日 18時03分18秒 | Weblog
現在、母の面倒は弟夫婦(東京在住)がみています。
というのも、私は独身だし、弟の嫁が介護関係の仕事をしているからです。

この正月、私は東京に行く予定がなかったのですが、
弟から「母の病状がかなり進んでいるので、今、会っておいた方が良い」
という連絡があったので、私を認識できる間にと思って東京に行きました。

かなり病状が進んでいましたね・・・
まだ身の回りの事や下の世話は自分で出来るのですが、
今日の日付は分からないし、自分の親(私の祖父や祖母)が死んだ事も分らない。
同じ事を何度も言うのも、以前より酷くなっていました。

それにしてもアルツハイマーという病気は、
本人より、周りに居る人間を絶望の淵に追いやる病気ですね。
私が東京にいる時も、一生懸命「ホッチキス」で爪を切ろうとして、
「爪切りが全然切れない」と漏らした時には、絶望しました。

よく介護疲れで、親や妻、夫を殺してしまうという事件がありますが、
多分、介護疲れだけではなく、あまりの絶望感に耐えられなくなり
最後には、殺人という事に至ってしまうのだと思います。
その気持ちは、痛い程よくわかります。

私たちも、本人がアルツハイマーだからという認識で接してはいますが、
そこは自分の母親の事、昔の元気な母の事が頭の片隅に残っているので、
病気は病気だと認識しつつも、つい昔と同じ様に接してしまう事がある。

少しでも病状を遅らせようといろいろ手は尽くしていますが、
本人は全然やる気がないので、逆に無理にやらせると酷くなりかねないから
無理強いする事も出来ず、とても歯がゆいところです。

もっと病状が進行して、自分の世話もできなくなり、
寝たきりになったらと考えると、厳しいですね・・・
多分、そういう人たちの施設に入れないと手に負えなくなる、お金もかかるし・・・。

私は、海外で仕事をする事を希望していますから、
弟夫婦には過大な負担をかける事になるし、私が帰国しても
母が私を認識できなくなっている可能性もかなりある。

アルツハイマーという病気は、数学でいう「解がない」病気なので本当に厳しいです。
自分の母親なので、できるだけ長生きして欲しい反面、
早く楽になりたいという気持ちもありますしね・・・
本当に辛い・・・・