さくさく

中居正広ナシでは1日が始まらない、終わらない。元気をくれるのは中居&SMAP。

2013/6/13大谷さんANNより 中居君との対談(抜粋レポ)&感想

2013年06月14日 06時00分06秒 | 中居正広

2013/6/13 25:00~ 大谷ノブ彦のオールナイトニッポンより

中居君との対談部分を中心に抜粋

 

大谷さんの番組に「ゲスト」としてピンで呼ばれる中居君。
ホスト役が多い中居君としては、めずらしい環境。


中居 「なに? 今日、何お話しすればいいの? 大谷くん、変なことばっかり話してるでしょ?」

大谷 「もう、すみません。ほんっとに耳に届いてるかもしれないですけど。あの~オールナイトニッポン始めまして、まずどうしても喋りたかった・・「SMAP中居正広最強論」・・」

中居君ワハハ笑い。

大谷 「・・このオールナイトニッポンでも話させていただきましてですねえ・・・」


何?なんなの?・・という中居君に大谷さんが・・

大谷 「本人を前にして言うのもあれですけど・・(笑)僕、中居君・・“中居君”って言ってもいいですか?ここは・・ 中居君見てると、ちょっと元気になるんですよね。」

中居、大谷(笑)


中居 「それはもう何より・・よかったですねぇ。 そういう人がいるって・・いやこれ僕がスゴイとかじゃなくて・・そういう人がいる・・っていいよね。」


大谷 「そうですね、誰かがいる・・ってことですね・・」
中居 「“誰かが”・・」


中居 「例えば僕が「好きなアーティストいますか?逢いたい人いますか?」つっても、逢って・・テンション高くなることも・・そうなくなったり・・するし・・ なんか、「ライブに行きたいな」っていうのも、もうあんまりなかったりして・・」


大谷 「昔はいました? 小学校、中学校・・」


中居 「それは野球の選手じゃないかな。 野球の選手に・・それを見てなんか元気をもらったり、楽しくなっちゃうとか・・」

 

3歳とか、4歳とか・・ちっちゃいひろちゃんが、パパに多摩川グランドに連れて行ってもらって初めてジャイアンツの選手を見た時のこととか(笑)チラッと出て・・(ここはホントはもっと話したらしいんですが、放送では少しね)・・で、大谷さんが「スマスマ5人旅」を見た・・と言い出し・・

「あれ、痺れた人 多いですよ」(by大谷さん)


それに対し、ツイッターもパソコンもやらないから「サムガ」に来るハガキぐらいしか反響を知らない・・・と言う中居君。


大谷 「あれって、ようするに作ってないわけでしょ?・・ あの・・最後に・・っていうのは・・」

中居 「そうね! だから、25周年で・・ ま、ま・・いい時期ですし。 ちょっとなんか“隙”見せる時期になったんじゃないですかね。 隙っていうのもおかしいですけど。」



大谷さん、いわく。 中居君はSMAPの中でも率先して「役割」を見せてきた・・「隙を見せてきた」と言い・・それは“お笑い”的な役割だと・・

しかし、中居君はホンモノの「お笑い」の人にはどうしても太刀打ちできない、と言い切る。ここは、日頃から中居君が芸人さんたちへのリスペクトを表しているのと共通する。

SMAPは、なぜ最初「お笑い(バラエティ)」だったのか?と聞かれて・・



中居 「最初、やっぱりもう・・先輩方が・・あまりにも高い壁というか・・光GENJIがすぐ上の直の先輩だったりするんで。 この人たちと同じことやっても、まあムリだと。 少年隊もいるし、忍者も男闘呼組・・トシちゃんもいたし。シブガキ隊もまだいたし。」

「じゃ、どーするんだろな~・・って。」

「最初に僕らは・・ま、違うグループ・・光GENJIと違う、誰々と違うグループをなんか作んなきゃいけないんじゃないかな、つって・・。」

「でも、「歌」の世界は会社が育ててくれるんです。 で、「ドラマ」の世界も10代から主役をはれるような環境なんですよ。ウチの会社って。」

「バラエティに関しては、もちろんウチの会社も無いですから。 バラエティに関しては、局の人に育ててもらわらないと・・これムリな話なんです。 だから、最初「バラエティ」をやった方がいいんじゃないかな~って・・ メンバーにも話してたりだとか・・・」



SMAPが、「アイドル共和国」とかの時代に局のディレクター(疋田さん)とかにコントとか、バラエティについて稽古つけてもらってたことを語る中居君。

「その稽古が、すごく身になってますね」(by中居君)


 
その後、「夢がMORI MORI」や「スマスマ」につながった・・と。その時に「すっごくみっちり」やってもらったことを振り返る中居君。

中居 「ま、僕は「絶対」の人を・・自分の嗅覚で決めてしまうんですけど・・ 野球だったら監督・・ この世界入った時は、歌に関してはエンターテインメントに関してはジャニーさん。 その次に、その疋田さんって人がいて・・ とにかく、この人に賭けてみよう!みたいな。 必死にやりましたよね。」


このシーンではこの人・・「絶対」な人に必死でついてゆく・・・正しいかどうかは別にして “今これをやらなければならない”とついてゆく絶対の人を決める・・・その嗅覚はどうやって養ったのか・・「野球で養ったんじゃないかな~」 と、中居君。



大谷さんコメント抜粋

「バラエティ、というよりも「笑い」のフックを使って批評的なね、エンターテインメント集団、アイドルになって・・アイドルの新しい価値観みたいなものを提示した、っていうのは僕は凄いと思って。 要するに。 ウルトラマンで言うところの後ろにチャックがある・・って一番初めに言っちゃった人が、僕は中居さんだと思ってるんですね。」

「それによって、アイドルが40歳までやっていい!・・っていう・・ もっと言っちゃうと50歳、60歳までアイドルで居続けるまでやっていい・・ってやり方を作った・・一番最初の人のような気がするんですね。」

 
SMAPは、音楽の面でも画期的な、挑戦的な、実験的なことを当初からやっていたことを大谷さんの目線でも語っていました。

彼の熱い思いでSMAPの楽曲を愛してくれているのが伝わってきましたね。

 

後半、トーク抜粋。


大谷 「中居さん、10代のころに洋楽とか聴いてました?」

中居 「僕、小学校の頃に・・僕、神奈川県なんですけど、神奈川テレビでミュージックトマトって言う・・夕方になんかね、洋楽のPVを流す番組があって。 それをね、ちょこちょこ、見てましたね。」

大谷 「当時だと、デュランデュランとか・・」

中居 「そうね、A-HAとかカルチャークラブとか、それこそマイケルが出たくらいかな・・・」

大谷 「その中でも衝撃を受けたというか・・・ ステージでもマイケル・ジャクソン・・」


中居 「はい、やったりしますね。」

「でも・・・どーなんだろ・・・さっきディレクターさんと話したんですけど、自分がただただ、思い入れがあるというか、残ってる曲を流した方がいいのか・・それとも、どんな曲でも「この歌いいな」って曲を流した方がいいのか・・これどっちの方がいいですか?」


大谷 「いや!自分が熱量ある方がいいです、僕は。 熱量がある方がいいです。」


「そしたら、マイケルになっちゃうかな~・・」(by中居君)

 

中居 「うん・・一番やっぱり・・影響された人だからね。」

大谷 「時期的には「BAD」の頃ですか?」

中居 「そうね、「BAD」とから・・まあ、「スリラー」からずっと見てるけどね。この世界入る前から、見てたね。 でもそん中でも好きなの・・どれが好きって難しいね。 でも、エンターテインメントを感じるのは「スムーズ・クリムナル」。」


大谷 「最高じゃないですか!」

中居 「衝撃だね・・ あれ、分析するとね、でもね、ずーっとリズムが一緒なんですよね。 なんでこんな飽きねぇんだろな、って。 音を足したり引いたりしてるだけで・・ずーっと ダカダンダン♪ ダカダンダン、ダカダカダンダン・・・ ず~っと、このリズムなのね。」


音を引いたり、足したり、厚くしたり・・でこのリズムの繰り返し・・

「こんぐらいの速さって、メトロノームでどんぐらいなのかな~・・・って、自分でなんかはかったりして・・ ああ、これ80ぐらいなんだ・・これ90ぐらいなんだ・・とか(手で軽く打って)あ!このリズムが人間にとって気持ちいいリズムなのか~・・・とか、すげぇ分析したり・・」


「僕、分析 好きなんですよ」(by中居君)

 

色々と名曲があるマイケルだけど、中居君の中では「スムーズ・クリムナル」は「他は勝てない」と表現。

いっけん、単調に思えるその展開でも、実は「聴いてる人は気持ちいいんだろねー」と。


大谷 「意外ですね。そういう研究してる、っていう。」


中居 「すっっごい研究しますよ。 だから、僕、自分が5人の曲作る時とかも・・・あん時の誰々が歌っていた、なんとかの間奏前のあの音が欲しいんだけど・・“あの音”を抜いて、どっか足したりとか・・・そうやって作ったりしますね。」



大谷さんは、中居さんの「分析好き」だったり、裏方的に作り上げてゆく側面が新鮮だったらしい。そして、話題は・・・日刊映画大賞で受賞した当時、中居君が「SMAP5人で映画をやりたい」と言っていた・・・と


「や、5人で撮りたいじゃないですか」(by中居君)

大谷 「それを一番最初に言えるからリーダーなんですよ。それにグッ ときちゃったんですよ。」


中居 「5人で撮りたいですよね~・・」

大谷 「観たいです!それは僕も観たいです。」

中居 「考えますよね。 でも、それは色んなね、組織的なことがありますから・・もう・・次なんかの「花火」はなんだとか、考えますよね。

「5人のドラマとかは・・やってるけど・・ ちょっと映画はあんのかな~・・と思ってます。」

 

対談について語る大谷さん・・かなり熱いね(笑)
中居君とは・・SMAPとは・・ジャニーズとは・・持論と興味があるから、インタビューも突っ込めないんだろな(笑) 熱いのよ、この人。だから、自分が語りたいし、深く追及して掘り下げて聞き出す・・より、どんどん、次へ 先へ 気がね行っちゃう・・・

でも、一般のファン以外の人が聞いてるにはそれが「飽きず」に、次々、興味深く聞けたかも。

うん。

 

大谷さんコメント抜粋

「実は(中居君は)打ち合わせで違う曲を言ってたんですよ。 それが、あそこでちょっと話をしてる時に「一番語れるのを言って下さい」って言った時に、中居さんってちゃんと2つ答えを用意すんだな・・って。」

「すごい中居さんっぽいな、って思ったんだよね。」

 

用意してなかった「スムーズ・クリムナル」を出してくれたこと、「素顔を見せてくれたこと」が嬉しかった、という大谷さん。

「改めて、この人は違う・・・人間的にデカイな、と思いましたね。」(by大谷さん)

 

リスナーからのメール紹介で。その文章の中に・・

「木村拓哉さんが(自分たちは)アーティストじゃなく、僕らは良い曲を紹介する仕事だと思っている、と言っていた」と書いてあり

大谷さんは興奮気味に 「いい言葉だね~!DJだね!サンプリング機能ってことだね!」と。

「合点がいくね! エンターテインメントのサンプリングをしてるんだよね!」


メールの方の文章が的確すぎて、大谷さんまたもや興奮で(笑)どこからどこまでがハガキの文章なのか、自分のコメントなのかごちゃまぜ(笑) なるほど、この方の特徴なんだな。

「そして今、一番楽しいことなのか・・ってことを提示・・どんなに歌がウマイ人がカバーしてもSMAPの楽曲は、SMAPが歌っている方が好き。」という内容に

「腑に落ちた、という感じ」と。

「それを本人たちが自覚を持ってこうやって言うことが、また一つの価値になってる、ニュースソースになってる、ということがもうすでに面白いですねえー。」

 

対談:抜粋

新曲「Joy!!」の話を聞く中で、SMAPが新曲を決める時にメンバーがリクエスト、多数決で決まる・・・例えば、PVの振り付けとかもメンバーがリクエストした人にお願いしたり・・・とか、メンバーが「好き」なものが感情移入しやすい・・・「それはいいこと」と中居君。

でも、自分は「自分の感情は無い」 ・・「絵は考えることがある。 どんな絵になるのかな~、ステージどうなんのかな~って。」

中居 「だから、個人的な感情じゃ・・・ゼロに近いですよね。」

「(中略)好きな人がいると、嫌いな人が出来てしまうので。 それはマズイな、っていう。」

「楽しい人がいると、苦手な人も出来てしまう・・・と、MCやってるとちょっと成立しなくなっちゃうので、だから、だからもう、自分が「この人だったら好きとか、この人キライ」って思わないっていうか・・感じないように・・」


大谷 「ちょっと俯瞰で見てますよね?」

中居 「ま、MCやってる時はそうですね。」


“全体”を見てる・・・中居君に驚いた大谷さんは、「他の人」の人はそういう見方してる?的なことを言い出し、中居君は・・


中居 「他の人たちは・・・20代の時は、そういうふうに僕が考えてるのに合わせて みんなもグループのことを考えろ!と思ってて・・・ちょっとそれは違うんじゃないかな・・みたいなことを話したりしましたけど。」

「でも、30代ぐらいになって・・「あ!これ個性じゃん」 このコのいい所だったり、SMAPのこと考えてない・・って最高おもしれぇことだな!・・とか。 そういうふうに考えられるようになったから、ちょっとまた、30代はいい10年でしたね。」

 

大谷さんの中で「中居=ヤンキー」に落とし込みたい・・・熱い男・・・としてとらえたいのに「俯瞰でみる」・・・という部分がちょっとしっくりこないのか?(笑)疑問を投げかけると・・・


中居 「それは野球をやってるのも大きかったかもしれない。」


大谷さんは「へぇえ~・・」

中居君が「みんな4番でピッチャーやりたい」けど、それではチームは勝てない・・という例のお話しをする。 「自分がどのピースに入ってれば(チームの)士気が上がるか、勝てるか」


中居 「ホント、大げさに言うと「オレ、いない方が強ぇえんじゃねーか?って思うことあるじゃないですか。極端なこと言うと。 そこまで考えるようになりますよね。」


自分がSMAPから抜けた方が「SMAPはもう一段階、面白いとこにいくんじゃなかな?」って本気で考え始めたら抜けちゃうんじゃなかな・・って思う時ありますよね。」


大谷 「へぇえ~・・・」

中居 「ま、やってきますけど。」 2人爆笑。


「やっぱ、チームですから」(by中居君)

 
「だから、手柄・評価・見返りみたいなものは、感情的なことは一切ない。」


大谷 「いや~・・・俺、ちょっとがんばります! やっぱり元気もらいました、今日。」

「一番のパワースポットです!」



あははは。
大谷さんは、やっぱり中居君のこと好きなんだね。
私も、中居君がパワーのもとですよ(笑)

ここで、中居君の登場部分は終了。「Joy!!」をかける前に・・


大谷 「あー、早いですねえー、ホントに。 ずーっと聞いてたいなと思うんですけど。」

「10代のコも(ラジオを)聞いてるんで、一言だけ・・あの・・中居さんのこと、正直まだ知らなかった・・じゃないですけど、内面を知らない人、たくさんいらっしゃるんで・・」


中居 「内面は別にね・・」


大谷 「今日、響いた人 いっぱいいると思います! 僕がやっぱり響いてますから・・」


中居 「やー・・なんだろな~・・ 好きなものを見つけて欲しいですねえ・・。」

「女の子でも 男の子でも 友達でも スポーツでも・・」


大谷 「夢中なもの・・」
中居 「はい。」


「何か失ってもいい、くらい好きなものをなんか見つけて欲しいですね。」(by中居君)

 

番組最後の大谷さんのコメント:抜粋

大谷 「このSMAP特集やりたかった一番最初はですねえ、スマスマの構成作家の鈴木おさむさんのブログを見るのが日課なんですが、その中で木村拓哉さんについて書いているのがあって、それは木村拓哉さんの視聴率が一回目に20%いかなかったら「キムタク伝説」終わったみたいなこと書いてるけど、途中でドラマ20%超えたんですね、その時には一切触れない。それはフェアじゃないだろう・・って書き方をした時に、だってそれは数字でしか判断してないさけだから、って書き方した時に わ!オモシロイなこの視点・・と思ったんですね。」

「僕も「SMAP」っていう王道のエンタテインメントをしてる者に対して、僕はある種、うがった見方をしてまして、ようするに芸人?で見てるような・・ようするに「アイドル」・・所詮、アイドルだろ・・ぐらいの気持ちだった、ところがそのアイドルというのが、いかにその存在を引き受けながら、それを分かったうえで・・・」


「この・・いわゆるちょっと激動の時代、というわけじゃないですけど・・その日本の中に、元気をなくしてる人たち、勇気をなくしてる人たちの背中を叩くべく、存在を引き受けてる、ということに気づいてからの面白さたるや、だったんですね。」


「だから、いっけん批評的に見えて、ただアイドルのあげ足をとってるような、三流のライターさん!僕はこの番組では絶対、悪口は言わないと決めてるんですけど、敢えて・・ナンシー関を1000倍薄めたようなクソみてぇな文章で悪口を書くだけのライターさん!すべってますよ!あなたのその書き方はすでに面白くないんです。」


「(中略)SMAPという色んな多面性を持ってる、王道、日本という国でしか生まれなかった・・ジャニーズ事務所ってまさにそうだと思うんですよね。ジャニーズのアイドルってみんなそうだと思うんだけど、色んな側面を持ってるアイドルを違った形で見ていく・・・っていう、楽しさこそ、その楽しさを味わせてくれるからこそ・・・僕は、SMAPは偉大なんじゃないかな、と思います」

 

放送時間がもっとあれば、吾郎ちゃんの「十三人の刺客」や慎吾の「おはロック」についても話したかった・・・という大谷さん。

最後のかけた曲は

「 負けるなBaby!~Never give up

 

いつの間にか自分の方がゲストみたいになってた・・・と素直に言う、大谷さん。

ありがとうね。

最後のかけた曲は、SMAPが「今のSMAP」に対して応援しているような・・・

そして、日本のみんなを応援してくれているような・・・

また新鮮な気持ちで聞けました。


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