気軽に “ながら見”するような作品じゃない
「おもしろいから見てね♪」 と人に宣伝する内容じゃない
でも
ひとりでも多くの人に見てもらいたい
8月15日 終戦の日に 『私は貝になりたい』 が地上波初、放送されます。
熱心な中居ファンの中にも 「辛すぎて見れない」 という人は多い。
でも 見られる人はぜひ、見て欲しい
特に
若い世代の方に
「若い人たちに見てもらいたい」
主演俳優みずから、減量で痩せた体に鞭打つかのように日本全国をプロモーションでまわり、
事あるごとに、そう言っていたっけ。
2008年当時、見ていなくて。
今年は、見てもいいかな・・と少しでも思っている若い方々、もちろん、それ以外のすべての方に見てもらいたい。
主人公・豊松は、天才外科医でも、サヴァンでもない・・平凡な一市民。
そんなごくごく、普通の男が「戦争」という大きな渦に巻き込まれ、どうなってゆくのか・・
豊松を演じきるために
極限まで体重を落とし、さらに クライマックスへと突き進む「手紙」のシーンは絶食して臨んだ
そして
「記憶が飛んでる 憶えていない」
と、後日、中居君が語ったそのシーンは「演じきる」ことを超えて・・・
「とりつかれてたのかもしれない・・豊松に」
「もはや、全然自分ではなかった」
あの目が忘れられない
「CGでしょ」なんて言う人もいたぐらい
極限の人間の眼の光・・・は現代の私たちに何を訴えているのか
「私は貝になりたい」 と いう言葉の重さを・・・ひとりでも多くの人に考えてもらえたら・・・
それは、全身全霊かけて取り組んだ、中居正広の想いでもあると思う
追伸:見終わった後・・・自身と、大切なひとがよりいとおしくなる・・そんな作品です