<先週はハガキをいっぱい読みます、つって2枚しか読めなかったのでハガキを読みま~す>
中居 「どぉも~こんばんは、『最近のブームは“レトロ”。お菓子や飲料水などで昔の商品の復刻版が発売されたり、昔のデザインが発売されたり、新開発された車に昔あった車の名前をつけたり。 中居くんは復刻発売して欲しい物があったりしますか?』 あのさ~・・」
「今さ、なんかもう・・・ガンダム!・・ね?機動戦士ガンダム・・だからぁ・・今からもぉ 30年前か!?僕なんかが小学生の時だよね。 それがさぁ、なんか大人になってからさ、いや・・すごく僕分かるのはさ、大人になったらぁ・・お金にも経済的にも余裕が出来てさ、そん時買えなかったDVDをさ、まとめ買いしちゃったりさ・・・1巻から20巻のマンガを一気に買っちゃったりとかって・・すごくある・・」
「で!今やっぱりさ、ガンダムってさ・・やっぱ今でも強い・・強く指示されてるワケでしょ? なんかお台場でなんか・・お人形じゃなくて・・おっきいのが出来たりさ・・ じゃあさ、今これからさ・・俺、今・・30年後じゃん!ガンダムの10歳ぐらいの時から。」
「じゃ、今から30年経った時にぃ・・・・今の、10歳ぐらいの子たちがぁ・・今だったら何ぃ? “ワンピース”!・・をあんぐらい指示するの?・・・・・かな? あるのかな?・・・いや、俺わかんないんだけど。・・・そういうのってあるのかな?」
「例えば~・・・今さ、歌番組でもさ、80年代の歌がさ・・・必ずその歌番組で・・一個・・なんか「昔の歌」みたいなさ・・コーナーがあったりするじゃん。 ま、「火曜曲!」もそうだし、「HEY!HEY!」もそうだしさ、「ミュージックステーション」もさ、80年代、90年代・・・20年30年前の歌・・・・ねっ?」
「なんか、しょ~わ最後ぐらいだよね? 1980年から90年・・昭和から平成になるぐらいだよね? これさぁ、だから・・・それ今、20年ぐらい前のはな・・20年ぐらい前か・・ ねっ!?・・・これがまたさ、じゃ、20年後になったらさ、今俺たちが歌ってる歌・・ってのは、そういうふうに・・そういうふ~に“懐かしい~!”ってなるのかな!?」
「なると思う!? ・・・・・・・・・・・ 俺は、ど~なのかなぁ~・・って。 やっぱり、昔ぃ~と今と何が・・まず、時代背景が違うってのと・・あの~・・何?・・その・・遊ぶさ、アイテムがさ・・まず、無かったじゃん! ・・・・あの、娯楽のさ、種類が少なかったからぁ、そうやって・・あんときの想いってのが凄く残ってたりして。」
「でも、あれって やっぱ子供ながらに・・っていうような事で振り返ったりするでしょ?・・・・・でも、じゃあ・・今の子供たちがぁ・・変な話だけどぉ あのぉ~20年前・・・でしょぅ? だからもう 今から・・・もう、10年ぐらいしたらさ、あのぉ~・・・ 「モーニング娘。」の歌が・・・そーゆーふぅになったりするのかな?」
「・・・・・どーなんだろね? 俺、それ・・すげー不思議だなぁ・・と思って。 やっぱあの・・昭和のよき時代・・俺、もうそういう事言ってる自体、古い人なんだけど。・・・・やっぱ、昭和の~・・・僕は47年ですからぁ・・・1972年生まれ!?・・ま~・・・そーだねぇ そんなにね、テレビゲームもなければ、ビデオもなければ・・の時代ですからぁ・・・携帯なんかもモチロン・・」
「そーやってず~・・・っとこう今までに・・・僕はいい時代を・・・あの・・過ごしてるなって思うんですよ年代的に。 不備な時代と・・それをず~っと少しずつ・・・ なんか・・「おっ!テレビがリモコンになった!」とかさ・・うん。 「電話がプッシュホンになった」とか 「留守電がついた」とか 「ビデオがついた」とかさ・・・そういうの・・なんとも言えない興奮・・・・うん・・。」
「だから・・娯楽アイテム・・・みたいなものがさ、今から言えば みすぼらしい、よね? その“みすぼらしさ”が・・なんとも快感!だったのよ。・・うん。・・自分の・・子供の部屋に・・机がきた!とかさ(笑) ね? 家に暖房がついた!とかさ・・エアコンがついた! とかさ・・扇風機だったのが。 こたつだったのが!さ。 そ~ゆーのをさ、どんどん便利になって・・あ~便利になったな・・って感じんだけど・・」
「今のぉ・・例えば、10歳ぐらいの人たちはァ こっからのじゃ・・30年間? 今の俺の・・40になるまでに・・・・どんな物が便利になってくんだろね?」
「・・・・・そのありがたみはたぶん、昭和のレベルと違うような気がするワ。・・うん。 だってもぅ、じゅぅ~~~ぶん便利すぎるからぁ・・ これ以上便利になってもぉ ホントもう、マイナーチェンジしか無いでしょ?・・うん・・。」
「俺なんてだって・・も・・ごっそり!くるワケだから・・ だってさ、テレビ!・・俺なんかチャンネル横で廻して・・ガシャガシャッ つって。 ダダダダッ・・って。 それがまず、“押しボタン”になってさ・・これは楽だ”!と・・フハハ(笑 スタッフも(笑) これ、誰考えてるんだろな?って(笑) そしたら、リモコンきちゃったでしょ?・・ねぇ?・・」
「・・・電話がプッシュホンになったねぇ!・・・・・昔、ダイヤルだった・・ね?・・こう、まぁる~くてさ・・1、2、3、4、5、6、7、8、9、0。・・・ゼロ行ったら、戻るのに凄く時間かかるから・・自分で押して!こぅ戻したね・・(笑)・・ま・・僕なんか・・あの~ウチなんかチョット・・そんなに裕福じゃなかったってのもあんだろーけど・・ やっぱり、その喜びってのを・・今の小学生は「iphoneだぁ!」みたいなことだよね?・・その、進化かな?」
「そん時の喜びみたいなものと・・たぶん、一緒なんだろーけども、でもやっぱり・・濃度が違うような気がするね・・ この「今」を・・俺たちと同じような密度で・・濃度で・・懐かしむことが出来るのかなぁ~・・・歌もそうだよね?・・・うん、だから、俺なんかの・・しょ~・・だから、昭和の時の歌ってさ、それこそ、何?「なごり雪」とかさ、「神田川」とかさ、もぅ時代背景がわかるじゃん?」
「だって、おふ・・お風呂・・・彼女と行ってさ、風呂上がり銭湯行ってさ、風呂上がり湯ざめして、またさみぃ~な・・って話でしょ?(笑) ・・・わかんないけど(笑) ・・ね?・・汽車で・・ね、 見送ってバイバイするわけでしょ? で、それも変な話でさ、東京ね!?北海道だったら・・北海道・・九州なら九州さ・・たぶん、今だったらどっちも2時間で来れちゃうでしょ? ・・ね? 「東京出るわぁ」つってもさ、追っかけられちゃうもん・・追い・・追いかける事も出来るし、ひき返す事も出来ちゃう・・ってさ、ま、精神的なのは別としてね。」
「でも、7時間、8時間、汽車をさ・・ず~っと乗ってってさ、東京出てくる・・なんつったらさ、もぉなんか変な話、海外に行くような感じだよね? 7時間8時間かけるってんだもんね、昔。 だって、俺なんかも昔 北海道、ちっちゃい頃、4歳5歳・・・北海道行く・・つって、飛行機は高いから・・ 藤沢から上野まで行って・・ 上野から寝台列車に乗って、青森まで行って・・・ で、青森から、北海道まで・・トンネルが・・青函トンネルが無かったから、船で行ったのよ。」
「(スタッフ ひそひそ声)・・そうそう、船で行って・・だから、結局、何時間・・何? 一日かかんだよね。 上野までも変な話だけどもぉ そん時は一時間半とか二時間かかるから・・・(笑)藤沢から。・・・二時間かかるのよ。・・・で、上野の・・上野からねぇ・・青森までが・・あの~・・夜中まるまるかな?・・7時ぐらいに着いた・・7時8時ぐらいに着いたのかな?・・夜中に出て。」
「だから、6、7時間かかったんじゃない?・・・うん・・。 で、そっからまた船で4、5時間でしょ? だから丸一日だよね?北海道行くのに。・・・うん・・。 そー考えたらさ、そ~ゆ~ふうな時代背景がさ、こう・・どんどん便利になってゆく・・からぁ、その背景に、合わせた歌が出てくるわけじゃんか。」
「例えば、“電話を??ても出てくれない”みたいな設定、もうないわけじゃん。携帯があるから。 ね? 待ち合わせをしても、どこにいるか分からない、みたいな。 で、結局「あのひとは来なかった」みたいな・・わかんないけども・・そんなのもぉ 無くなってきてるわけじゃん。」
「そーするとさ、便利になってから・・・2000年入ってから・・この10年間って・・僕の推測ですよ? 歌の歌詞の内容が、ほっっとんど変わんないですよ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・ここ、15年ぐらいかな? うん・・にじゅう・・ね、6~7ぐらいから。俺の意識の中で。 25~6、26~7ぐらいから・・あのぉ~僕なんか世代。 ま、アイドルと言われてる人。 まぁ それはァ・・う~ん・・・も、バンドでも、ダンスものでも、なんでもそうなんだけど・・」
「昔だったら、背景によって・・ね? 突っ走る人と・・「なんだぁ~!」・・わかんない、「とんぼ」じゃないけども。ね? 田舎からクソくらえ・・じゃなけども。・・・なんか、あるわけじゃん。・・・うん。 でもそーゆーのがもぉ なくなってくるよね?だんだんと。」
「昔はだからもう、そんなのを無視した未来しか見てない・・ キレイな未来を描いたものとか、恋愛モノとか・・男のナントカ・・あるけども、今はやっぱり、ジャンルが・・・・固まって来てる・・・っていうのかなぁ?・・・・うん・・」
「男の・・“男くさい”というか・・ 汗を流して・・云々・・みたいのはもう無くなって来てるよね?・・うん・・。あの~・・ね・・歯を食いしばって・・・うん・・云々みたいなのはもう、チョット古くなっちゃって・・ 今は汗をかかなくても、ある程度便利だから・・汗かかなくなっちゃって・・みたいなさ、だからもぅ・・・こ~ゆーのって・・だから、あまりにもジャンルがそーゆーふうに・・あんまり広くない・・から、時代が便利だと、うん・・沁みてこないよね?」
「・・・・っていうのは、凄く感じる。・・・・うん・・」
「 「オメェーら、俺のなんとかと見てみろよ!」・・・みたいのもチョット・・・「オマエ、何言ってんだよ」ってなっちゃうでしょ?(笑)カカカ・・・・ 「俺の時代はこうこう」で・・その・・争うことも、昔だったらさ、「アイツには負けねえ、コイツには負けねえ、なんだオメーらこのヤロー」みたいなあったけども、今・・「コノヤロー」的な・・・あの・・みんな仲良くなっちゃってるから・・」
「 「オマエらが出てきても、俺らカンケーねえぜ・・・ウェエ~」・・みたいのは・・・ 「いやいや、仲良くやってっから、そんなに自分の気持ち掻き立てられないから、そんな思いになんないから、そーゆー歌詞は出てこないのよ。」
「だから変な話、まあこれ・・どこの世界・・っていうか、スポーツの世界でもチョットそうなのかな?って・・・ 敵味方がチョット仲がいい・・とか・・プロ野球でも・・うん・・」
「相手チームのピッチャーの人と、飯食いに行ったりとか・・うん・・」
「だから・・仲良くやらないことが・・ なんか、悪いワケじゃないけど。・・だからそーゆーのって、すごく変わってくるんじゃねーのかな~・・って。 うー・・ん・・」
「敵を・・ねぇ・・ 敵を作ることによって自分の個性を・・」
「敵を作る勇気を持たないと、自分の個性は・・あの・・見いだすことは出来ない・・・みたいのが、ちょっと僕の中にあったりして」
「ま、ちょっと嫌われる・・というか・・ 「え?」って思われても・・・ねっ!?・・10人居て、8人が「わ~」ってあっち行っても、自分がホントに左・・ ま、みんなが「右だ~」つっても、自分が左だと思ったら、この8人とは仲間になれなくても、左に行って、“自分はこういうものが好きだ”とか。・・・うん・・」
「でも、みんな「わ~」って10に行って・・・で、10が悪くないね。 右が悪くないんだけども。 それ・・が、成立するように、なんかこう・・環境が作られてる・・ うん・・」
「どーなんだろね?」
「30年後、とかね?・・それ、懐かしんでほしいと思うんだよね。・・・うん・・ さかさまの空!!」
曲: さかさまの空
~CM明け~
中居 「でぇ、今、ちっちゃいさ・・あの昔のお友達・・ほら、最近やってないけど、アイツ元気かな~?逢いたいな~つって・・・探してくれ、って言ったじゃん。 あれ、本気出せば探せるんだろね?・・・ここじゃなくても。・・・うん。」
「アイツ、どーしてっかな~って俺も懐かしい想いあるけども・・ 今の人たちは、よゆーでなんか・・連絡取れそうだね?・・・うん。 で、取りたくなきゃ取らない、みたいな感じなのかな?・・うん。」
「でもたまに思うね、本当に・・・今、俺が・・・10代から20代って・・携帯あったら、どーゆー生活してたのかな?って。」
「ねえっ!?」
「どーしてたんだろね!?・・・・・・う~ん・・ どーしてたんだろ・・・ホントに。・・・・ そ~ね~・・それは、どの・・でも、どの世界もチョットなんかあんだろ~なぁ~・・・ ねえ?・・学校の先生とかさ、おまわりさんとかさ、その・・変な事件とかさ、わかんないけども・・・でも、いまだに・・なんだっけな・・あの・・」
「バイク乗って・・ チャリンコ、おばちゃん乗ってて、カゴん中からこうやってカバン持ってっちゃうバイクで・・ひったくり!?・・・みたいのは、どこだっけな~・・ 富山とか・・山形とか・・0件なのよ。」
「ま、結局 雪降ってるところは・・新潟とか分かんないけど、雪降ってるところはァ ひったくりしても逃げれない、っていう。 だから、なんか・・町が・・町を上げてなんか・・ひったくり対策をしてる・・・みたいのはチラッと 聞いたことあるんだけどね。 ・・うん・・ねえ!」
「・・・・うん・・でも、この感じは多分、しばらく続くんじゃない?」
「大きな・・・背景・・ 時代背景は変わらないもんね。 環境は。」 「俺なんかは、環境が変わって来て、ニーズが変わって来て、経済も変わってきて・・っていろんなのが変わってきたけど・・・もう、変わんないもんね!」
「おっきなアレは無いような気がするもんな~・・・うーん・・ あれっ!?(カサカサ)」
「ハガキは読んだ?俺!?」
「・・・・・・申し訳ない・・今日・・終わりたいと思います。(カサカサ) オススメの昭和の歌!・・・なんだろな~・・うわ~・・・オススメの昭和の歌ぁ~?? なんだろね~・・ あれ・・いいな・・ 「あな~たがぁ~♪」 ってヤツ。」
「(スタッフの声を確認してる様子)・・・「あなた」!! 小坂明子さんで、「あなた」・・フハハ(笑)」
曲: あなた
~エンディング~
中居 「ほんとに申し訳ないです。 え~・・エンディングになってしまいました。・・・じゃ、またね~(笑)ハガキ読まなかったね(笑) また来週ぅ~」
おまけハガキ 「中居君は芸能人で誰かに似てるって言われたことありますか?」
中居 「・・えーっとね・・ えーっとね・・相原勇! ・・ハハハハ(スタッフともに大爆笑) また来週・・」
中居さん・・・・ お願いだから、同じトーンで延々としゃべり続けるのはやめて・・・・・曲とかもっといいタイミングで入れて・・・じゃないと・・・文字起こし・・・辛い・・・
今週は話し始めて、しばらくして・・「これはヤバイかも」 と予感がした通り・・・みっちりお喋りになられて(笑)
それこそ、中居くんの表現したところの「密度の濃い」「濃度の濃い」、サムガでしたぁ~・・・
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