サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

忘年会

2010年12月22日 | サカタだよ
人は「パーティー派」と「ひとり飲み派」に大別されるといいます。どちらかというと
ぼくは後者で、お酒を飲むなら1人きりか、または少人数が望ましい。

スポーツでいえば「団体種目」と「個人種目」に、「パーティー派」と「ひとり飲み派」が
対応します。「団体種目」やってた人には「パーティー派」が多いし、「ひとり飲み派」は
やはり「個人種目」やってた人に多い。

ぼくの場合、スポーツ的なことは剣道、バドミントン、水泳をかじったことがある程度ですが、
どちらかといえば「個人種目」ですよね。剣道も、バドミントンも、水泳も。

忘年会シーズンに巷で大盛り上がりしている人たちって、もともとチームスポーツやってた
人たちなんじゃないかと、この時期ひとりで飲みながら思ったりするんですけど、実際は
どうなんすかね。

『ターザン』編集部でも、昔は盛大に忘年会をやっていました。編集部員は会費とられますが
お客さんは無料で、手狭な会場に200人とか300人とか(正確な人数は誰も知らない)集まって
それはもうフィーバーしたもんですよ。言い方が古いね。

もとより「ひとり飲み派」のサカタですから、毎年まじめに参加するわけがありません。
2年に1度、フルで朝まで参加して、そうでない年はひとりで飲んだりスタッフと飲んだり
して、世間の義理と心のバランスをとっていました。

・・・・・・というのは、前の編集長の時代までの話。いまの編集長になったら、『ターザン』の
忘年会は完全廃止になりました。まっ「ひとり飲み派」だから痛くも痒くもないんですけど、
前の編集長の時代から忘年会の縮小は会社からの要請だったとかで、完全廃止です。

ちょうどいいタイミングで、例のリーマンショックが起きて、2008年末からずっと忘年会は
行われませんでした。しかし、思いがけないところから反対勢力が台頭したのです。

2008年に入社して『ターザン』に配属された社員が、まだ内定学生だった2007年の年の瀬に、
前の編集長による「最後の忘年会」いや、会社にスジを通すため苦肉の策として名称を変えた
「ターザン500号記念・感謝の夕べ」に呼ばれて顔を出していたとか。

新人くんは「感謝の夕べ」つまり「最後の忘年会」が楽しくて楽しくて、忘れられなかった。
それなのに『ターザン』の一員となった2008年末には、忘年会が完全廃止になってしまった。
なんてことだ、会社に入った意味がないじゃないか!

これではいかんと思って1年間、懸命にロビー活動をしたけれど、2009年の暮れは編集部で
「職場飲み」会になってしまった。なんかちがう。オフィスで飲みたいわけじゃない。

渡部は(あっ名前書いちゃった)、2010年の12月こそ『ターザン』の忘年会を復活させたいと
心に固く誓ったまま秋まで忘れていた。編集長に直訴して、完全会費制で編集部の関係者だけ、
お客さんは呼ばない忘年会を幹事ワタベでやっていいことになったのが、2010年11月。

時間がない。会場がない。ノウハウがない。

ワタベは焦った。先輩(というニックネームのベテランの編集者)に頼って会場を確保し、
日時を設定し、みんなに知らせた。仕事が忙しいこの時期に、気軽に引き受けた忘年会の
幹事がこんなに大変なものだったなんて。ああもう、仕事も終わらないし、忘年会の準備も
やってもやっても終わらないよ!

2010年12月21日、『ターザン』編集部から徒歩3分の銀座「スワンカフェ」を借り切って
じつに3年ぶりの「忘年会」が開催されたのでした。「ひとり飲み派」のぼくも、さすがに
参加しないではいられませんでしたとさ。めでたし、めでたし。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NZ | トップ | 盗み撮り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サカタだよ」カテゴリの最新記事