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キュウリなんか1本まるごと食べても15kcalかそこらしかないから川で泳いだり潜ったりする河童がいくら
キュウリなんか食べてもやせ細るばかりだろうとキュウリを見るたびに思います。実際、河童は痩せていて
あばら骨が浮いているイメージがありますね。身長が人間と同じくらいだったら基礎代謝も同じぐらいだと
考えて、水泳や潜水を活発に行うには1日3000kcalは摂取したほうがいい(もっと多いかもしれないほどだ)
から、キュウリ200本は食べることがわかります。
河童の1日も人間と同じ24時間ですから、200本のキュウリを食べるには起きてる時間が16時間だとしても
1時間に12本から13本は食べないといけません。もっとも、河童だって人間の尻子玉を抜いたりキュウリを
確保するために盗みを働いたり、もっと効率よくキュウリを手に入れるために秘密のキュウリ栽培をしたり
忙しいでしょうから、いたずらや労働に8時間ほど費やすとしましょう。残り8時間で200本のキュウリを
食べるには1時間に24本から26本はキュウリ食べないといけない。そうしないと河童は死んでしまいます。
2分か3分に1本は食べる計算です。
ゆえに河童は寝てるかキュウリを食べてるか、いたずらや労働をしているか。河童をあまり見かけないのは
彼らが陸上に出てくるのが1日の3分の1程度で、あとの3分の2は水中で寝てるかキュウリ食べ続けてる
せいなのでしょう。水中ではマヨネーズもドレッシングも使えませんから、青いままのキュウリをポリポリ
くちばしでかじります。青いキュウリばかり食べるので河童は皮膚が青いんでしょうね。きっと寝ぐらには
キュウリがぎっしり詰まっています。常時1000本くらいは、どこの家庭にもありそう。
もっとも、河童はキュウリばかり食べているわけではなく、魚を捕って食べたりもしていそうです。皮膚が
緑色してるのは伊達じゃなくて、葉緑体で光合成してるかもしれません。甲羅干しのふりして光合成してる
河童を想像してごらん。魚なんか獲らなくても、キュウリなんか食べなくても、尻子玉なんか抜かなくても
生きられる善良な河童の世界が見えます。であれば魚獲りもキュウリ栽培も尻子玉抜きも、河童にとっては
遊びにすぎません。生きるために、食うために長時間あくせく低賃金労働を75歳まで余儀なくされる人間は
なんとつまらない生き物だろうかと、キュウリを見るたび思ってしまいます。
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