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バキュン! ってところを、わざと撮ったわけではありません。そうではなくて、ダイソンの掃除機の
タイアップをやったとき、手元の青く光る部分をあとでハメ込み合成しなきゃいけないので手元だけ
撮ってもらったつもりが、合成しやすいように画角どおりの距離で撮影されていて、うっかり自分の
まぬけな姿が見切れていたのです。油断も隙もない社会です。
ロケバスで移動していたら、だれが何のつもりで撮ったのか自分が見切れており、撮られるつもりの
顔じゃないぶん、あほみたい……しかし他人の目にはきっと、これが本当のサカタなのでしょう。うん、
いいことに気がついた。撮られる気がない見切れ写真をかき集めたら、自分のリアルな日常の顔が
浮かび上がってくるのではないか? ぞっとするような暗部までもが……。
これはサッカーの長友佑都がまだ日本のチームに在籍しているとき、インタビュー前に練習を見学
してる様子だと思いますが、緊張感まったくありませんね。現場にいるとき、サカタはいつもこういう
ボケーッとした感じなんでしょうか? どうせそうなんでしょうね。そういえば人から「脱力系編集者」
と呼ばれて、なんかカッコよくね? と思ったことがありますが、カッコ悪いほうの意味だったとは。
ドラゴン道場に行ったとき、練習する人が所狭しとひしめいているので、ボケーッと中にいると衝突
しちゃうと思ってカメラマンさんにだけ中に入ってもらって外から覗いてるサカタです。カメラマンさん
だって危険なんですけどね。自分は安全地帯に身を置いて人を千尋の谷に落とす鬼の心を秘めた
ぼんやり仮面の中年がそこに。
ニャンという手つきをしているのでしょうか……撮影中に、猫又のような姿をさらす中年がそこにいる
のをカメラが捉えていました。自分でも気づかないうちに、怪異のとりこになっていたようですね。全然
かわいくないのが、ニャンとも残念だこと。
これは山登りのページを作ったとき、いつのまにか背後から撮られていた写真です。いちばん左で
青い帽子かぶって背中を向けてるのがサカタですね。丹沢だったかな……まったく何も考えてない
ことが姿勢に現われています。作ったページの内容より、下山したあと飲んだビールのおいしさを
いまも鮮明に記憶しています。案内してくれた人は交通事故で亡くなりました。
時代劇専門チャンネルの会議室でプロデューサーさんの撮影をセッティングしてるとき、テスト? で
撮られた写真です。こういうの大体どっか行っちゃうんですが、デジタルになってからはフィルムより、
ちょっと残りやすくなったでしょうか。2000年代より前のものは複製されにくいから。
意外と楽しそうに仕事してますね。これはクロワッサンにいるときだと思いますが、ターザンの現場
でも、こんな顔でぼく仕事してますかね? 怖い、答を聞くのが……これだから撮られるつもりない
写真の語る事実は怖ろしいのです。まあ、あとでターザンの写真も出てきますから、見比べないで
くださいね。
ヨガ教室のレッスン風景をカメラマンさんに撮影してもらっているあいだ、することがないので自分も
レッスンに参加したのですが、後日そのときの写真を選んでいたら、教室の鏡に映ってるサカタだよ
を発見してしまいました。これ雑誌に載ったんじゃなかったかな? どれがサカタか、わかりますか。
わかんないですよね。
いまはもうない築地の魚市場をロケハンしたときの写真が出てきました。撮ろうと思ったって二度と
撮れない写真だと思うと、うっかり見切れるのも悪くないものです。豊洲じゃこういう写真にならない
ですからね。「築地は守る、豊洲は生かす」でしたっけ小池百合子がついた嘘。
その築地で実際に撮影したときも見切れてました。このときは編集者というより荷物持ちみたいな
感じでしたから、原稿をお願いしているフリーランスの実質・編集の人がいつのまにか撮っていた
写真です。ロケハンのときのもたぶんそう。
犬を追い駆けて湖のほとりでキャンプしたときの写真が出てきました。ここから再びターザンですが、
よかった楽しそうで。
イヤイヤしてるわけではありません。駄々をこねているわけでもなく、背中をストレッチする器具を
撮影中、どんなもんか試してるところを撮られました。仕事熱心がゆえに使用感を確かめてるのに
サボタージュしてるようにしか見えない……どうせいつも、そんな目でばかり見られているとしたら、
どうせそんな目で見てるならこっちにも考えがありますよ。
これは部位別トレーニング特集のときの見切れマンですかね。なんで中央がサカタなんでしょう?
わざとじゃないし、このまま掲載してるわけでもないので安心してください。消えてますよ。
これは脱げるカラダ特集のときの見切れマンですかね。部位別トレーニング特集のときより何だか
窮屈そうですね。会社における編集者の待遇がこの期間どんどん悪化してることを象徴するかの
ごとき、衝撃的な見切れ方です。
さらに窮屈そうな見切れマンですね。いまのところ現存する見切れ写真はこれが最後です。今後は
見切れマンも観測されなくなって、いつか絶滅するのではないかと危惧されてるとか、いないとか。
いないかな~
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