ドン・キホーテ

バーガンディーとかカーキとか、秋色のメイクに使うテクニック撮影のためにアイシャドウとかアイライナー
が必要になりました。１０００円そこそこのもんなら、借りたり返したりにかかる時間と手間と送料を考えると
買ったほうがいいので近所のドンキに歩いていきました。


驚安の殿堂ドン・キホーテで買物

ふだんあまり行かないので、どこに化粧品があってどんな陳列をしてるのか、さっぱりわかりませんでした。
風車に挑むドン・キホーテの気分です。ロシナンテもいないし、サンチョ・パンサもいません。


ゴージャスサングリアみ～っけ♪

しばらく売場を行ったり来たりして、ＬＢのゴージャスサングリアとヴィセのジェルライナーを手に取りました。
ふだんあまり買わないので、これでよいかどうか穴のあくほど見つめていたら、お化粧に興味あるんだけど
最後の一線を越えるかどうか逡巡している中年のおじさんっぽく思われちゃうかもしれないので、何でもない
素振りでレジに並びます。

「あっち行ってください！」

カタコトの日本語でいきなり店員さんにそう言われて、客に向かってあっち行けとは何事かと思いましたが、
話してわかる相手じゃなさそうなので諦めて、よく見るとそのレジは爆買い専用の免税品カウンターでした。
つまり免税にならない日本人は通常のレジに並べという意味の「あっち行ってください！」なのだと解釈して
聞いてみました。

「どこ？」
「どこでもいい！」

もうちょっと言い方があるだろうと思いながら、迷路のようなドンキの中をさまよって別のレジに並びました。
免税カウンターを国内と思ってはいけない。お・も・て・な・し・お・も・て・な・し・こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・
お・く・べ・き・か！　合掌。


うらみ念法「お・も・て・な・し」！！

ほんとは別におこってないし、うらんでないんですが、ふだんあまり行かない場所でふだんあまり買わない
ものを買っておもしろかったので、つい話を盛ってしまいました。


魔太郎がくる!!

誤解のないように補足しておくと、店員さんの「あっち行ってください！」 と 「どこでもいい！」 は実話です。
このとき買った化粧品は来月のクロワッサンに載ってます。