教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

不気味だからこそ

2010年06月27日 | 生き物
上郷森の家まわりを歩くのが毎回楽しいのは
美しいものが見られるからだけではなく



不思議な生き物に出会えるからです。
観察して調べる喜びは増すばかり♪
特にクモ類や蛾類は近づくのを避けていたこともあって
何を見ても新鮮に感じます。このクモだって・・・

見た目どおりの名をもつこのゴミグモは
脱皮殻や食べかすのゴミを巣につけて隠れ蓑に
しています。真ん中にいるのがわかりますか?
この森では結構見かけます。

草陰をのぞけば



泥でできた蜂の巣が♪
これはヒメベッコウバチの使用済みの巣のようです。
クモ類を麻痺させ巣に持ち帰り卵を産みつけるそうですが
巣を作っているところを見たいものです。

雨降る中、遠くからでも目立ったのはこちら



ビロウドハマキという蛾です。
上下どっちが頭?びくつきながら近づくと
下の方で触角が動いていました。
案外かわいい目をしていますね。

かわいい目をもつ者といえば



先日出会ったヒゲコメツキ。
このオスは触角を風になびかせ動き回っていました。
こんなかわいい顔をして肉食なのだそうです。

近くにミノムシがいたのですが



蓑のお尻側になぜ蛹・・?
しかもこの蛹、羽化できたのではなく
何者かに食べられてしまっているようです。

キモっ!などと言いつつも、つい接写で連写!
きれいなものよりも、初めて見る不気味なもののほうに
魅力を感じます。自然と蜘蛛の画像がたまってきました。


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