立秋を過ぎて少し風が爽やかになったような気がします。
水辺では行く夏を惜しむかのようにトンボたちが飛びまわっていました。
花盛りのウバユリを見ていたら
大きなヤンマが目の前でホバリング
このヤンマは水の中というより岸辺で産卵する習性があるようで
こんな場所にも産卵していました。
青味がかった眼に黄緑色の胸。ルリボシヤンマ、それともヤブヤンマ?
オスはちっともとまってくれないのでとうとうピントが合いませんでした。
ふんわり飛んですぐとまってくれるこのオオアオイトトンボのようなら
よいのですが
薄暗いところを飛んでいたこのトンボも動きっぱなし。
以前羽化したばかりの姿を撮影したことがるタカネトンボのようです。
違う池ではオニヤンマが次の世代を残していました。
水の中の落ち葉などに体をほぼ垂直に立て、腹端部をちょんとふれて
産卵しているよう。驚くほど長時間激しい動作を続け、必死に卵を産んで
いる姿に感動しました。
池周りの木の幹にいたこの昆虫。最初は迫力ある美しい蛾だな~と
思いましたがよく見れば触角や翅がちがうような・・。
調べてみたらムラサキトビケラというトビケラでした。
幼虫時代は水の中で他の水生昆虫を食べて育つのだとか。
風が変わり見られる生き物が変わり風景も変わってきて・・・季節が
確実に進んでいるのを感じます。