教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

11月最初の教室 季節の進む森

2023年11月07日 | 教室風景

朝の森は白く霞んでなま暖かく、さらに突然の雨。
急に晴れたり曇ったり、折り畳み傘が活躍しました。


森はガビチョウたちの歌でにぎやか!
美声ですが大音量で数も多い。どんどん増えている感じがします。


ケヤキの色がすっかり秋色に。
周辺の植物の緑色もくすんで春夏好きにはちょっと寂しい。。


毎秋楽しみにしているリンドウの花。
昨年に比べ数が減ったように見えますが、周りの植物の草丈が
まだ高いから確認できないだけなのかもしれません。


さ~っと雨が降り出した途端、キタキチョウが目の前にとまりました。

11月最初の教室日でした。


雨はいっときだけ。皆さんが家を出る頃にはやんでいたようでよかった♪
11月というのに動くと汗をかくほどの陽気でのびのびと描けました。


私を含めマスクしている方も多いですがほぼコロナ前に戻りました。
お仲間どうしお茶したり美術館や絵の具屋さんに行く楽しみが復活♪
皆さん芸術の秋を満喫しておられます。


未明から朝方の雨で嬉しくなったのかカエルのコロコロ声が聞こえました。
シュレーゲルアオガエル、もしかしてモリアオガエル?


会えたトンボはこのオオアオイトトンボ


ホソミイトトンボ


そしてアキアカネでした。いくら気温が高いと言っても11月。
10月末までいたリスアカネやウスバキトンボには会えませんでした。


あまり見かけることのないヤブカラシの実や


シオデの実が熟していました。


エノキに絡みついたオニドコロの葉をふと見ると
大雑把に綴られた巣が。ダイミョウセセリの幼虫のものです。


10月までは元気に飛んでいたダイミョウセセリ

その幼虫はヤマノイモやオニドコロなどの葉を綴って巣をつくり
そこから出て食事したり、その中で蛹になったりするそう。

大体巣の中にいるので幼虫はめったに撮影できないのですが


この日は巣の近くのオニドコロのツルにいました!
こんな風に正面顔を拝めたのは初めてで嬉しい~♪
モチモチとして半透明で会うたびに求肥を思い浮かべます。
これから地面に降りて幼虫のまま落ち葉の中などで冬を越すそう。

これから冬が来るというのに、もう来年の羽化の頃が楽しみです。




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