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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

たちまちに住み着いて

2010-04-19 23:44:06 | ちょっと立ち話
植えてもいないのに一寸の隙間にも根を張ってどんどん勢力を広げています。

         
         ナガミノヒナゲシ:ケシ科地中海地方原産
         最初に発見されたのは1961年、東京世田谷です。
         以来たちまちのうちに日本全土に広がりました。


塀際や街路樹の根元、小さな土があればどこにでも芽を出すようです。
花が咲き続けているように見えますが一日花です。

         
         ナガミノヒナゲシに負けず繁茂しているのがカラスノエンドウ。
         ピンクが点々…


ニワトコの花、見つけました

         
         広いお庭の塀の中、高々とそびえていたので、よく通る道
         だけど、一度も花に気付いた事がなくて…。当然緑から赤
         に色づく宝石のような実を見たこともありません。見たい
         と思っていた実なので、秋が楽しみ


赤い宝石のような実、といえばさくらんぼ。
実家に置いてある鉢植えのさくらんぼの木に花が咲いています。

         
         実も可愛いけど、花もゆかしい花です。4年前、山形に
         さくらんぼ狩に行った時に、さくらんぼ園のおじいさんから
         貰った鉢です。実は一度もなったことがないのですが、花を
         楽しんでいます。そろそろ土に下ろしましょうか。

ラスト花見は上田城

2010-04-18 23:37:50 | 
長野県上田市の上田城跡の千本桜が満開と聞いて出かけてきました。

         
         東虎口の北櫓と南櫓(向かって右側が北櫓、左側は南櫓)
         お城やお寺と桜はよく似合う。


二の丸橋詰めの石垣の上に一本、高くそびえる桜が。
昔は石垣がグルリと堀をめぐって、桜も並んでいたのでしょう。

         
         本丸(今は跡だけ)を囲む本丸堀の両サイドに桜の並木。


同じく本丸堀の桜。

         
         雲ひとつない青空、久々に青空に映える桜を仰ぎ見ました。
         やっぱり桜には青空が似合う。スカッとした気分。


本丸堀の桜、はらはらと花びらを散らし、緑の水面に花筏を浮かべていました。

         
         東虎口南櫓と櫓門

本当は福島県三春の滝桜を見に行く予定でしたが、ネットで日々開花状況を見ていましたが
 14日に開花して以来今だ2分咲きのまま、しかも昨日は雪との情報に三春は諦めました。

東京も、早く開花したものの、満開まで10日もかかり、雨や風の日が多く、花見時を
 逸した花が多く、消化不良の思いでいましたから、汗ばむような青空のもとで眺めた満開の
 桜に、溜飲を下げたラスト花見となりました。

日本桜草

2010-04-17 22:45:59 | 季節のことば
母とIMO-TOの合作、日本桜草が咲きそろいました。

 

             
             桜貝

         
         大田白


凱歌

         
         風車


童子梅

         
         天晴れ


松の雪

         
         大須磨


山下白雨

         
         余った苗は庭に。あちこちから芽を出しています。

             
             綾絞り

壁のように一面に!

2010-04-16 23:03:15 | ちょっと立ち話
紅色のフェンスです。

        
        ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作):マンサク科中国原産
        垣根として植えられていて、この時期は毎年派手な壁となる、ご近所の道です。

        
        学名は革紐のような花びらと言う意味からつけられているそうです。

        
        カロライナジャスミンもフェンスに絡みついて黄色い壁を作っています。

        
        マチン科… 原産は北米南部~グアテマラ
        ほのかな香りがあるらしい…あまり匂いは感じられないけど

おまけ
        
        清川妙先生の古典講座で山の上ホテルへ。
        ホテルに向かう坂道はマロニエ並木、早くも紅色の花がちらほら。
        雨雲に覆われた空の下、早々花を咲かせたものの、冷たい雨にびっくり
        したのではないでしょうか。赤いランプが点滅するように震えていました。

        今日は一段と寒い 夜の雨は霙のようでした

植木鉢の中の春

2010-04-15 23:55:46 | 季節のことば
どこの家の植木鉢にも色とりどりの春が溢れています。

         
         塀際にプリムラ・マラコイデス。プランターからあふれ出ています。


黄色いオキザリスもびっしり。

         
         西洋雲間草。山野草の雲間草は岩の隙間などに咲く白い可憐な花。
         園芸種の雲間草はかわいいけれどドライでお茶目なイメージ。
         イベリスと寄せ植え、押しくらまんじゅう。


八重咲きのピンクマーガレット。

         
         コピア・グレートパープル。バコパの新品種でバコパより花が
         かなり大きい。


プリムラ・ポリアンサス、まだ頑張っています。

         
         見たことのない花 必死にラベルを読んだ ところ、
         セリオステモンと書かれてありました。ミカン科…納得
         オーストラリア原産だそうです。蕾はピンク、花は薄い薄いピンク。

         目に映るどの鉢やプランターにも春の花がいっぱい、でも、今日は
         冷たい雨 冬に逆戻りの一日でした。
         

これもバラ、あれもバラ

2010-04-14 23:56:23 | 季節のことば
梅、桜、桃、苺、杏、梨、林檎、花梨…みんなバラ科です。

         
         近所の小さな公園にある、大きな姫リンゴの木。


大きく広げた枝いっぱいに白い花が咲きました。

         
         蕾んでいるときはピンク、開くほどに真っ白に。
         ほんのりピンクを帯びた花びらは、林檎の甘酸っぱい香りを
         髣髴とさせて爽やか。


濃いピンクの姫リンゴの花もあり、

         
         花も少し大きめ、ピンクを残して開く花はちょっぴり色っぽい。


カリンの花もただ今まっ盛り。

         
         どの木も花の数だけ実がなったら、すごいけど…。


そしてさるお宅の庭で見つけたこの花は…?

         
         もう咲ききって散り始めているけれど、確かにバラ科の花。
         スモモでしょうか? プルーン(西洋スモモ)かもしれません

         今を盛りと咲き誇る花たち、バラ科小町の勢揃いです。

並んだ♪チューリップ

2010-04-13 22:47:39 | 季節のことば
母の庭に今年もチューリップが咲き揃いました。

         
         新潟にいるIMO-TOが毎年種類を増やして送ってきます。
         種類が増えて咲く時期もまちまち。今年は特にばらばらと
         咲きだしたようです。


チューリップ:ユリ科トルコ、中近東原産
花の形がトルコ人がかぶっているツリパン(tulipan)に似ている
事からチューリップと呼ばれるようになりました。

         
         トルコからヨーロッパに渡った後、オランダで品種改良が
         さかんに行われ、フランス・イギリスの貴族の間で人気と
         なり、17世紀のはじめには投機の対象になり、チューリップ
         バブルを引き起こしたのは有名な話。


日本に入ってきたのは江戸時代後期、鬱金香(うっこんこう)と
呼ばれていました。

鬱金香のにほひのもとにわづかなる 眩暈をおぼえ昼もおもひぬ  北原白秋

         
         この黄色いミニのチューリップはクリサンサと言い、アフガニスタンの
         北部で発見された原種だそうです。
         

昼間、陽がさすと思いっきり開くチューリップ、夕方になると
蕾のように花びらを閉じます。

いのちの火守れるごとくチューリップ 花ひらきつつまた夕べ閉ず  福田栄一

         
         色も形もたくさん増えて、チューリップとは思えないチューリップも
         楽しいけれど、やっぱり花壇に咲いている親指姫のおうちのような
         チューリップがほっとする。

         散ってゆく恋ならどうぞ でもせめて このチューリップよりゆっくりと  俵 万智

         メルヘンチックで懐かしいチューリップだけれど、散りゆくチューリップを
         切ない想いで眺めている万智ちゃんもいるのね。
         

たけのこ尽くし

2010-04-12 23:16:05 | 美味しい♪
今年初めての皮付き生タケノコでタケノコ尽くしです。
大きな声では言えませんが、母の料理教室で作ったのでありまして

         
         まずは定番のタケノコご飯。

         
         菜の花と白和えに。あっさりとしていて美味しかった

         
         鰹節で炊いた土佐煮

              
              味噌汁はアサリ。エビしんじょと春蕪の炊き合わせ、
              鰆の西京味噌漬けなどもメニューにあり。
              デザートは酒まんじゅうです。

              春たけなわの昼膳でした。

やさしい嘘と贈り物

2010-04-11 22:25:55 | ちょっと立ち話
久しぶりに銀座で映画鑑賞。

          
          「やさしい嘘と贈り物」原題は「Lovely Still」(原題の方がいいナ)
          ―孤独な老いに訪れたある愛の奇跡―
          このあるというところにわけがあるのです。
          アメリカのある小さな街、孤独な老人・ロバートはある日突然
          メアリーに会った。食事をして、ソリすべりをして、クリスマス
          パーティに行って…
          少年のようにメアリーの心を掴もうとするロバートが初々しい。


ロバートを演じるのはマーティン・ランドー、78歳。「エド・ウッド」でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
メアリーを演じるのはエレン・バースティン、77歳。「アリスの恋」でアカデミー賞主演女優賞を受賞。
監督はニック・ファクラー、24歳。初監督作品だそうです。

    
    過去を振り返ってもどうにもならない、未来には何が起こるかわからない、だから今を楽しみましょ。
                  
                  この歳になったからこそ自然の美しさがわかるの。
        
        私はこの映画の評を読むんでいたので、大体の筋はわかっていたし、ラストも
        予想できましたが、一緒に行った夫は全く何の予備知識もなく見にきたので、
        そもそもの設定が理解できなかったようです。
        ロバートはアルツハイマーで妻も子供のことも覚えていないというのは
        後で、すごく後でわかることですから。

        予備知識ありとなし、どっちがいいのかなあ?

             
             銀座の桜。春の日差しとともに花びらが、道行く人たちに降りかかる
             やさしい銀座の真昼でした。
             

晴ればれ桃色

2010-04-09 22:14:46 | 季節のことば
やっとあたたかな日差し、桃色の花が華やかです。

         
         ピンクと白の花が同居。こういう咲き方(現象)をキメラと
         いうのだそうです。サツキなどにもありますね。


花桃は花を観賞するための園芸種で八重咲き。
びっしりと咲く濃いピンクの花は華麗で豪華。

         
         白と淡いピンクの花は優しく明るさを添える。


隣には濃い紅色の緋桃。

         
         たけなわの春の色、気分がホカホカあったかい。
         風はまだ少し寒さを含んでいるような日でした。


桃色といえば、海棠も花盛り。

         
         蕾の紅色と開花した花の薄ピンクのグラデーションが
         可愛らしく、長い花柄が花を俯かせて初々しい。

         桃色吐息に囲まれて、春は華やかに日を過ごす。
         心浮き立つ桃色の花。