京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

冬木立

2015-01-13 22:26:43 | 季節のことば
からからと日は吹き暮し冬木立  正岡子規

              
              針金細工のような木々が日が落ちると黒ずんだシルエットになる。
              枝の間を吹き抜ける風は冷たい。

        
        深緑のカーテンに覆われていたトタンの塀、葉がすっかり枯れてしまったら、
        錆びたトタンとともに、黄色のカラスウリの実がいっぱい現れた。こんなに
        実をつけていたんだァ!夏には白いレースの花を次々咲かせていたものネ。

              
              もの皆枯れた中で、水仙の花が凛と背筋を伸ばしている。

              
              僅かにうなだれつつも毅然と胸を張っているように見える。

        
        ベランダガーデンでは日が当たるとオキザリスのパーシーカラーがねじれた蕾
        を一斉に巻き戻す。

              
              可愛くて、ついついカメラを向けてしまう。何度UPしたかな

              あたたかな日が差さないと開かないので、微かに微かに寒さが
              和らいでいる兆しを感じさせてくれる。