京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

雪景色

2012-02-29 21:21:34 | 季節のことば
深夜から降り始めて…

              
              我が家の辺りでは昼過ぎまで大きな雪ひらが縦横無尽に舞い続く。
              

              
              屋根にも車にも布団をかけたように積もっていく。

        
        視界はまるで白いベール、まさに霏霏と降る様相。雪国は大変なんだなあ、と
        今更ながら察する。

              
              小さな子供とママが雪の中、雪だるまを作っている様子を
              部屋の中から、若さってすばらしい!と眺めていましたが、
              夕方見てみると、ダルマさんではなく、兎ちゃんでした。
              目は赤い洗濯ばさみ、グッドアイディア

        
        雪が止んでから、様子を見がてらポストまで。紅梅の雪が融けて涙のしずくがポタポタ。

        
        白い梅に積もる雪、花か雪か、いにしえより歌詠みの心を揺り動かす。

         雪の色を奪いて咲ける梅の花 いま盛りなり見む人もがな    万葉集
          (雪の色を奪ったように真っ白な梅の花は今花盛りです。一緒に眺める人が
           いればなあ)

         梅の花降り覆う雪を包み持ち 君に見せむと取れば消(け)につつ  万葉集
          (梅の花を覆っている雪を袖に包んで、あの人に見せようと手に取ったら消えちゃったわ)