京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

田中一光ポスター展

2012-02-28 21:04:44 | ギャラリー
友人のお薦め、最終日に間に合いました。

         
         田中一光氏は1930年奈良市に生まれた。テキスタイルデザイナー
         としてスタートして以来、店舗の空間や環境のデザイン、マーク、ロゴ、
         パッケージ、劇場や美術館のアートディレクション等、多彩な分野で活躍、
         海外でも高いを評価を得ていました。1994年には紫綬褒章を受章。        

         
         没後10年を記念してポスターの代表作150点が展示された。

         
         写楽二百年[9つの円形による写楽大首]
         1995-毎日新聞社         

         
         HANAMATURI…何のポスターなのか?
         EUROPALLA'89 JAPAN IN BELGIUM…ユーロパリアジャパン事務局
         新作ポスター12人展
         安藤忠雄 建築の地平

       
       カタログの一ページにズラ~リ。
       エジプトフェアや富山県置県百年はわかりますが、ほかのは…
       でも目を引く、きれいな色と直線の強さが訴えかけてくる。

         
         教えてくれた友人の一押し。私も気に入ったポスターの一作。
         生地である奈良飛火野の鹿をデザインした「JAPAN」
         静かな情趣と鹿の柔らかな曲線に優しい目線を感じる。

         田中一光という名前を知りませんでした。氏のポスターの中の
         1枚や2枚は目にしたこともあるような気もします。ポスターと
         いうのは絵とはまた違う創造力が必要とされるのでしょう。
         
         ポスターは芸術だなあと感動したことでした。