新潟カウンセリング研修センター

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新型コロナウイルス感染症に直面して

2021-01-30 10:59:06 | 私の声
この度の新型コロナ感染症に直面して、人は何を学んだんだろうか。日常いろいろなものが起こっているが、世界的な規模で起こっているものが、人ごととして済まされない事態になっている。
「災難にあふ時節には災難にあふが善くて候」
は良寛ののことばだ。
「コロナ『禍』」のことばがマスコミなどでよく見聞きする。
見聞きした人たちに、なんの疑問にもならずに浸透し、使われている。
「新型コロナウイルス感染症」は、もはや邪険に扱われてしまっている。
マスコミの弊害を想うと共に、聞いたその人の聞きようにかかっている。
どちらにも、鵜呑みの体質?
カウンセリングの学びに託されている心だ。「尊重」
普段鈍感になっている心身に関心をよせ、気づかせていただくのだ。
新しい自分に出会える。人生が変われる瞬間が起こる。一人では出会えない。
「コロナ『禍』」がどう聞こえているのか。どう聞かせていただける自分になれるか。

カウンセリング関係において、変化が起こるのである。
日常の関わりでは、お互いに不幸にしあっている。
絶対の「尊重」が在る関係に、恵まれることだ。
カウンセリングは、受けるのが恥ずかしいなど、なんと取り違えている人の多いことか。
自分自身の変容・成長を期待し、人生を豊かに充実させたいと切実になった人の学びの場・ご縁にほかならない。

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