新潟カウンセリング研修センター

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盆踊りのこころ

2020-08-14 08:17:21 | 私の声
 昨日8月13日、購読している新聞・日報抄に目が止まった。「母親が逆さにつるされていたら、矢も盾もたまらず助けねばと思うだろう。~」の言葉から始まっていた。その言葉に予感が走って読み進めると、やはり予感が的中。
 毎年全国あちらこちらで盛んに行われている盆踊りを観るに付け、私は心から喜べないでいる。動作は大きい、衣装は派手、資金をかけ準備する盆踊りは、どうも経済効果をねらっているように思えてならない。古く生まれた盆踊り、今日になるにつれ、盆踊りの心が伝わってきていない。伝えられる人がいなかったのであろう。

 ただ踊っているだけでは、つまらない。派手を好まない人々は、離れて行くであろう。カウンセリングを学び始めて間もなく、師に教わった盆踊りの由来は、私から消えることは無い。8月のお盆を迎えると、ひときは私を潤してくれる。おそらくどの人にも響くものに違いない。誰もが、気づかないうちにやってしまっている、罪に目覚めたところに!?
 まさに、カウンセリングのこころ、といいたい。

 過日,学びに通ってきている方々に、伝承させていただいた。近々、地方創生のマネージャーとして訪れるところで、伝えさせていただく予定になっている。聞きたいと。

 由来を失っている盆踊りは、抜け殻だ。空しい。消滅の道をたどるであろう。