新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

より私になる歩み・きのう・今日・明日へ

2019-06-28 08:12:59 | 私の声
夜の庭は月が無数降りてきているように明るい。黄光を放っているのは、一夜・一夜でしぼんで往く宵待草だ。夜に開花するところから、月見草と呼びたいのだが、別にあると言う。庭の草木に遊ばせてもらっていると、時間がたちまち過ぎて、大慌てすること数えきれない。そっと、茂みを覗いて見たら、ねじり花が陽の光を欲しそうだった。さっそく移住させたのだが、気にいってくれるか?。ラッパ状の赤さのノウゼンカズラは、蟻に好まれている。近寄らないようにするも、蟻の知恵にはかなわないでいる。
刻々と変化し続けている事実を、観念ではなく庭の一本一本の草木に見させていただいている。吾が身の細胞の一つ一つの刻々と変化し続けていることは、この目で見えないが容易に推測できる。

カウンセリングに学ばせていただいてきている身、事実に値遇わせていただきたい。身の変化に意識の変化が、とおくおよばないゆえ、自覚にならせていただける私になりたい、が課題なのである。呼びかけられた言葉が声になり、より私にならせていただきたい。切実に。