脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

何を我慢するのか

2020年08月11日 | 個人事業主
将来の幸福を考えて我慢する。
これを基本に考えると
■売上が低いけど我慢する⇒将来、売上が上がるハズ
■段取りが悪いけど我慢する⇒我慢する引き換えに、売上が高い、仕事量が安定している等がある
と、「何かプラス条件がある」という事になります。

「昔、世話になったから我慢する」もあると思いますが、これは「世話になっただけなら、切り捨てる(諦める)勇気も必要」です。
「人間関係を悪くしたくない」と考えるのなら「悪くするとデメリットが大きい」まで考えねばなりません。
「恨まれたくない」「悪口を言われたくない」程度なら、メリットと天秤にかけるべきです。

創業当初「味方を増やさなくてもいいから、敵を作らない」という考えで事業を行っていました。
これは、とても難しいと気づきました。
いや、容易にできる人もいると思いますよ。「私は」難しいのです。

事業を維持、上昇させる上で「無益」と判断すれば、恨まれたとしても切り捨てる(諦める)
「10年以上の付き合いだから」等は無視。
逆に「有益」と判断すれば、付き合いが浅くても「我慢して」付き合う。
目の前の売上ではなく「将来の利益」が判断基準ですけど。

だから「恨まれる事を我慢する」
万が一、私が取引を止めた事で、相手の事業がうまくいかなくても、倒産、閉業となっても、それを苦に自死したとしても。
(そんなに影響力は大きくないですけどね)

ドラマ、半沢直樹で、銀行の融資が打ち切られ自殺した主人公の父親。
申し訳ないですけど、同情はできません。
それが銀行の判断であり、事業の魅力だったからです。
(詐欺まがいだったら、話は別ですけど)

その家族から一生恨まれても、銀行マンとしてやり続ける覚悟。
こちらのほうが賛同できます。

ちっぽけな個人経営でも、大きな覚悟は必要。
それに必要な「我慢」です。
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